漢方コラム

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医食の真実シリーズ

医食の真実シリーズ 薬の本性

19年10月21日

薬は人の病気を治すために使われます。

しかし、今の薬の多くは治しているのではありません。

症状を抑えたり、たたいたりしているだけです。

そのため根本的に治しているわけではないので、どうしても副作用が出てきます。

その副作用を抑えるために、また新たな薬を飲むことになります。

悪循環をくり返すことで体は弱っていくのです。

 

このような悪循環を断ち切るためには、薬を最小限にすることです。

できたらやめることです。

慢性的な病気ほど、やめることをおすすめします。

高血圧、糖尿病、高脂血症、不眠、不安など今すぐ命に関わることのない病気や症状はやめるとよいでしょう。

自分の力で何とかできる病気です。

運動や食事、そして生活習慣を改善することで、十分に対応することができます。

安易に薬に頼ることはしない方がようでしょう。
薬は最小限にするものだという考えを、しっかり持つことです。

だれでも医者から言われると無条件に従うものですが、医者もすべての病気が治せるわけではありませし、薬がどのように効いているのかすべてを知っているわけではありません。

ましてや、長く飲むことで将来どのようになるかは知らないのです。

とりあえず、今の症状を抑えることだけを考えているのです。

5年先、10年先のことはわからないのです。

そのことをしっかりと認識しておくとよいでしょう。

 

薬は本来、病気を治すためのものです。

しかし、今の薬は新たな病気を作り出していることもあります。

ステロイドホルモン剤を長期に服用すれば、免疫力が低下し、肺炎などの感染症にかかりやすくなります。

抗生剤を多飲すれば、耐性菌が生じて新たな感染症にかかることもあります。

血圧を下げる薬を長期に飲めば、認知症になる確率が高まったりと、さまざまな病気が新たに作り出されるのです。

薬は飲まないことにこしたことはありません。

ただ、漢方薬は違います。

その人に合ったものであれば、大丈夫です。

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