今の政治は結局の所、一部の権力者が自分の権力を広げ維持するためのものであり、一人一人の国民の平和な暮らしを守るものではないのです。特に一部の特権階級と大会社と政治家、さらに一部の官僚たちが、己の利益をいかに増やすかを考えて行っていることが政治なのです。そのことをしっかりと認識する必要があります。
口先ではよいことを言いますが、実際にやっていることは自分の利益になることを一生懸命やっているのです。特に与党の人たちは。国民のためにという言葉に惑わされてはいけません。国民のことを本当に考えているのなら、まず自分たちの給与を減らし、政党助成金もなくすことです。さらに議員の数も大幅に減らすべきでしょう。今の半分ぐらいで十分にやっていけます。
政治とは一部の人が、自分の権力を維持するための道具であることをしっかりと認識すべきでしょう。では、その政治から解き放されるにはどうしたらよいのか、それは政(マツリゴト)にすればよいのです。本来の姿に戻すことがこれからの時代に求められているのです。
20年後の政治は、まさしく政(マツリゴト)になるでしょう。今のような政治家は不要になります。なぜなら神を敬い、神の意に沿った生活をすることが政なので。ただ、多くの人を束ねる人の存在は必要です。それは選挙によって選ばれるのではなく、みんなの推薦で選ばれるのです。
それが今の在り方と根本的に違ってくるのです。自分から名乗り出るのではなく、人々がこの人になってもらいたいという形で選ばれるのです。したがって、ある程度の規模でしかできません。つまり、その人の人物像をある程度知っていないとできないからです。したがって今のような中央集権ではなく、各地域ごとの自治をしていくことになります。おそらくは今の市町村単位で。
20年後はおそらく各地域ごとで、行政が行われることになるでしょう。国としての役割はあくまでも各地域をまとめ、支援することが主体となり、また外国との交流や災害時の支援を担うことになるでしょう。あくまでも地域の自治が主体になるのです。
それは江戸時代の藩制度に近いもとなるでしょう。ただ大きく違うのは、地域をまとめるのは殿様や政治家ではなく、そこに住む人たちから選ばれた人であり、決して強い権力を与えられるのではなく、地域の人たちといっしょに働き、いっしょに考えて行く人です。ある意味で、村の長のような存在になるでしょう。
政治とは本来、神の意に沿って生きることです。神の意とは感謝する心をいつも忘れずに、人のことを思いやり、そして自然と共存していくことなのです。今はすべて真逆になっているため、本来の政治とはほど遠くなっているのです。神の意を借りた権力者たちが、己の権力と利を貪るために政治を利用しているだけなのです。
しかし、そのこともいつまでも続かないでしょう。これから真実がどんどん明るみに出てきます。それはすでに始まっています。これから一気に進むでしょう。その結果、今の多くの政治家は抹消されるでしょう。これは日本だけでなく、世界的に。おそらく後数年で、多くの政治家が引退を余儀なくされるでしょう。場合によっては、刑に服することにもなります。もちろんそれにつながっている一部の特権階級の人たちも。
政治が本当の意味で広まるのは、人々が大きな意識改革をしてからです。今の状態ではいつまでも変わることはありません。意識改革をするためには、大きな災害や戦争がないと変わらないのです。過去の歴史を振り返ってみてもわかるように、明治維新や先の大戦などそれまでとは正反対の価値観や考え方が生まれて来ました。それだけインパクトのあることが起こらないと、人の意識は変わらないのです。
なぜなら、今の状態でそこそこに生きていけるからです。明治維新の時は、外国からの圧力によって日本という国自体の存続が危ぶまれたのです。そのため今までの国政の在り方を見つめ直し、まったく違うものに作り替えたのです。先の大戦では、アメリカによって強制的に意識改革を強いられました。さて今度はどのようになるのか。できたら国民一人一人の自主性の元に意識改革がなされることが望ましいのですが、なかなかできるものではありません。そのために大きな災害や戦争が起こるのかもしれません。その時、いかに意識改革をするのかをしっかり考えておかないと、明るい未来はありません。
明るい未来を創るために、この通信があるのです。何もしないで未来が明るくなるわけではありません。一人一人がどうあるべきかをしっかり考え、そしてそれを実践してこそ明るい未来がやってくるのです。今、何ができるのかをしっかりと考えてみてください。この通信はそのことを導く道しるべでもあるのです。何度か読み返していただければ幸いです。