メンタル体と言うエネルギーは、人の意志を動かすエネルギー体です。
意志とは人が生きていく上での信念です。
信念がなくても人は生きていけますが、苦しい時や辛い時に信念がないと人は挫折し、時には自らの命を絶ってしまいます。
では信念とは何か。それはその人の生き方や思想、そしてすべての考えの元になっているものです。
時には宗教であったり、主義であったり、掟であったりと人によって異なります。
しかしそれぞれの信念があることで、人は苦難に対して耐えて生きていけるのです。
今、多くの人が信念を持たなくなってきました。
それは宗教の存在が希薄になってきたことや、信念を育てる教育がなされないようになってきたためです。
日本では戦後の教育改革で、信念に関わる授業はほとんどなくなってしまったからです。
戦前までは神道を中心とした、人としての在り方の教育がなされ、それが信念を育んでいたのです。
しかし時の政府に悪用され、国のためにすべてを捧げるようにねつ造されたのです。
しかし本来の考え方は、とても尊い所があるのです。
神の子として生まれてきたことを誇りに思い、神の子として生きていくことを日々精進していくことを教えていたのです。
神の子として生きていくこととは、感謝し謙虚さをいつも持ち、人と和して共に助け合いながら生きていくということです。
特別なことをするのではなく、日々行っていけることを淡々と行うことを信条としていたのです。
それがいつの間にか、お国のためにというように歪曲させられてしまったのです。