松果体とは脳の中心部にあるグリンピース大の松ぼっくりのような形をした臓器です。
メラトニンという睡眠に関連したホルモンを作っていて、体内時計を調節しています。
松果体が作り出すメラトニンは、セロトニンというホルモンを原料にして作ります。
セロトニンは精神を安定させたり、体に活力を出させ、太陽(特に朝日)の光を浴びることで活性化します。
うつ病の方や不眠症の方に「朝日を浴びるとよいですよ」といわれるのはこのためです。
松果体は第三の目ともいわれています。
昔の人は松果体がとても神秘的な力を持っていることを知っていました。
そのため松果体をいろいろなシンボルとして使いました。王の冠や杖に使ったり、ピラミッドや遺跡の壁画にも多く描かれています。
第三の目の役割は、霊との接触です。人とは異なる波長の霊を見る力があるのです。
また、人の心や魂の状態を見ることもできるのです。
大昔の人は松果体がとても発達していたので、ほとんどしゃべらなくても相手の心を読むことができたのです。
いわゆるテレパシーというものです。
しかし文明が発達するにつれて、人は我欲が強くなり、自分の心を読まれたくないと思うようになっていったので、松果体はあまり使われなくなり退化していったのです。
しかし、時々この松果体が昔の人のように発達した状態で生まれてくる人がいます。
その人たちは人の心が読めたり、霊が見えたりします。そして高次元の存在とつながることができるのです。
今、この松果体が活発に働く人が増えています。その人たちは物事の本質を見抜くことができます。