漢方コラム

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医薬食同源シリーズ

医薬食同源シリーズ 在来種

19年08月23日

スーパーに陳列してある野菜は、どれも形がそろって見た目もよいのですが、自然本来の野菜ではなくなっていることをご存知でしたか。

 

現在、市場に出回っている野菜のほとんどは、ハイブリッド品種(別名F1)と言い、高度な交配技術によって、早く成長し、収穫量も多く、見た目にもきれいで均一になるように作られた品種です。しかし、人間の都合の良いように品種改良されたため、その多くは一代限りで種が採れないか、採れても次世代はまともに育たない性質を併せ持っています。簡単言えば、種なしスイカのようなもの。そんな野菜ばかり食べていると、人間も種なしになるのではないかと。不妊症の一要因にもなっています。

 

ハイブリッド品種に対して、従来からある野菜を在来種、または固定種と呼んでいます。京都や能登の伝統野菜が有名です。

在来種は見た目も不揃いで、収穫量もハイブリッド品種と比べて劣りますが、野菜本来の味と栄養素を持っていまいます。

何よりも子孫を残すエネルギー(氣)をたっぷりと含んでいます。また、ハイブリッド品種は見た目と収穫量を追求しすぎたばかりに、ひ弱になってしまい、在来種と比べてより多くの肥料と農薬を必要とするようになってしまいました。

 

真の健康なからだを養うには、真の食べ物が必要です。加工食品と食品添加物が氾濫しているご時世、せめて本当の野菜を食べるように心がけてみませんか。そのためには、家庭菜園が一番。スーパーで売られている野菜、そしてホームセンターで売られている野菜の種、苗のほとんどがハイブリッド品種です。下記のお店で、在来種の野菜の種を通信販売しているので、ご利用ください。

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