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れいこん通信

れいこん通信No12 人として

19年08月22日

2018年12月のれいこん通信は「人として」のお話です。

早いもので今年も残りわずかとなってきました。
毎年この時期になると、同じようなセリフが出てきます。
しかし今回は平成最後の年末、さらには今まで長い間続いてきた物、金、自己が優先の時代も終わりとなる節目時でもあります。
めったにない変革の時でもあることを、一人でも多くの方に自覚していただければ幸いと思っています。

人がなぜこの世に生まれてくるのか、多くの人は知りません。
なぜなら宇宙の仕組みを知らないからです。
宇宙のしくみとは、すべてを愛することです。
すべてを愛することとは感謝することです。
感謝することとはすべてを受け入れることです。
受け入れるということは我欲をなくすことです。我欲とは思いです。
ああしたい、こうしたいという思いです。
しかし人は思い、そして我欲があるからこそ発展してきたのです。
我欲が発展の原動力であったわけです。
でも、我欲には際限がありません。
キリがないのです。
この我欲をどのようにしたら少なくできるのかを、体験するために生まれてきたのです。
いろいろな状況下で、いかに我欲を少なくできるかを体験するために生まれてきたのです。しかし、一度の人生では十分体験できないので、何度も生まれ変わります。
およそ数十回。そこでいろいろなことを体験して、我欲を少なくすることを学ぶのです。

なぜ我欲を小さくすることを体験するのか。
我欲を小さくするということは、人を思いやることなのです。
人にゆずったり、人に気をかけることが思いやることなのです。
我欲は己を優先し、思いやりは人を優先することです。
まずは人にゆずることで、我欲は小さくなっていきます。我欲が小さくなれば、人と争うことはありません。
人と人が仲良く暮らしていけるのです。そのことを学ぶために生まれてきているのです。
しかし、多くの人はそれがなかなかできません。我欲にとらわれてしまっているのです。
そのため、自分さえ良ければという思いが強くなっていくのです。
その思いが大きくなると戦争などになるのです。一人一人が思いやり、つまりは人を優先することを実践することで、平和になっていくのです。そのことを一人でも多くの人が自覚してもらいたいものです。今、世の中が大きく変わろうとしています。
今までのような己が優先の考えから、人が優先の考えに。ただ、その変化に対応できる人と、出来ない人がはっきり別れます。できない人はとても苦しい状態になっていくでしょう。

苦しい状態とは人それぞれに異なりますが、己の我欲が満たされないためにストレスが大きくなり、肉体的にも精神的にも不安定になっていくのです。
そのためいろいろな病気にかかったり、感情的になって人と争い、取り返しがつかないことが起こったり、さらには今まで築いてきたものを失ったりします。
特にお金に関わることでは、大きな損害を受けるかもしれません。なぜなら、これからの経済は大きく傾くからです。今の経済はすべて借金で成り立っています。
日本もどの国も。
いつまでも借金を背負っていると実際の経済が見えなくなり、とんでもない方向に向かってしまうからです。
すでにそれは始まっています。日本だけでなく主な国すべてが。
一つの国が倒れれば、あとはドミノ倒しのように連鎖し、お金の価値は急落するでしょう。
それはいつ起きてもおかしくないのです。そうなった時、多くの人が資産を失うでしょう。
特に株など実体のないお金が。いつそうなるかはわかりませんが、その日は近いでしょう。
思いが強すぎるとすべてのものを失うのです。その時になって初めて気づくのです。
しかし、気づいてからでは遅いでしょう。

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