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新次元通信No2【地球】

25年03月04日

5年先の地球はどうなっているのか、だれでも知りたいことだと思います。大きく変わっているのは、温暖化ではなく、寒冷化しているのです。特に、ヨーロッパや北米は、小氷河期のような状態になっているのです。日本や東南アジア、インドに中国はさほど変わりはないのですが、アフリカや中東、南米もかなり気温が低くなっています。

 

ヨーロッパや北米が寒冷化するのは、海流が大幅に変化するためです。ヨーロッパは、メキシコ湾流のおかげで、暖流が流れ込むことで、北海道よりも緯度が高い地域でも、東京ぐらいの気候がもたらされてきたのです。フランスのパリは、北海道の最北端の稚内よりも緯度は高いのです。この頃になると、世界中の海流の流れが大きく変化しているのです。すでにその兆候は現れているのですが、これから一気に加速していくのです。一番の要因は、温暖化によって北極と南極の氷が溶けて、海水温が変化するため、海流が大きく変わってしまうのです。さらに、磁極の急速な変化も関係しています。現在、北磁極はどんどん南下しています。5年後には、北磁極がシベリア中部まで南下し、方位磁石やGPSにかなりの影響を与える状態になっているのです。海洋汚染や海洋資源の乱獲も加わって、海流が大幅に変わってしまっているのです。

 

ヨーロッパや北米は、現在よりも気温が10度以上下がるため、農作物にもかなりの被害が出るようになり、葉物野菜やブドウなどの果物はほとんど栽培できなくなります。さらに、牧草も十分に育たなくなるため、牛や羊などの家畜も充分育たなくなります。唯一、ジャガイモと小麦、そしてシカやアヒルなどが食糧源となっているのです。また、暖房に大量の化石燃料を使うため、燃料費が膨れ上がり、一般庶民は冬になると凍死する人がかなり増えるようになるのです。そのため、ヨーロッパや北米は、人口が急激に減少していくのです。また、食糧の強奪や奪い合いで殺傷事件も多発し、さらに人口は減っていくのです。アメリカのニューヨークや、フランスのパリ、イギリスのロンドンなどはスラム街に変貌しているのです。都市部ほど、食糧を入手することが困難になっているからです。ちなみに、日本の東京や名古屋、大阪も、かなりの人口減少が進み、多くの高層マンションがゴースト化しています。インフラ整備が後手となり、停電や断水が頻繁に生じるようになっているからです。すでに、その兆候は現れているのです。

 

ヨーロッパや北米はその繁栄はすたれ、貧困者が日々の生活に追われる状態となっています。一部の富裕層は海外に脱出し、一般庶民が苦しい生活を強いられているようになっています。そのため、国としての機能を十分に果たすことができなくなっていて、ある意味での小規模な集団で自治区を作っていくことになります。その傾向は世界的に広がり、日本も市町村レベルでのまとまりが強くなってきて、政府はかなり縮小されています。必然的に国会議員や官僚もかなりカットされているのです。特に、中央官庁は大幅に削減されて、各地方自治体が独自の政策を打ち出すようになっています。その先駆けとなるのが、過疎化が進む市町村なのです。多くの若い人たちが移住することで、高齢者を支えながら自給自足の社会を築き始めているのです。このような動きが、日本全国で広がり始めているのです。

 

5年後は、地球の生態系は大きく変わっています。海流だけでなく、上空の気流もかなり変化しています。現在のような流れとはかなり異なるようになり、さまざまな影響をもたらすようになっています。一番影響を受けるのが、降水量です。日本は元々雨の多い国ですが、今まで雨の多かった地域が少なくなったり、砂漠地帯に雨が多く降ったりするようになります。その結果、やはり作物の栽培に影響が出てきて、人の住む場所に変化が生じるようになっています。アマゾンなどの熱帯雨林地帯は乾燥地帯となり、砂漠地帯が森林地帯に変わりつつあるのです。多くの動植物が、その生態系を変えていくことになります。すでにその兆候は現れ始めています。世界各地の砂漠地帯で大雨が降ったり、熱帯雨林地帯が干ばつになったりして、コーヒー豆やカカオ豆などが不作となって価格が高騰しているのです。この傾向はますます強くなっていきます。

 

日本は比較的、このような影響は少ないのですが、それでも異常高温や雨不足が頻繁に生じるようになり、米や作物にかなりの影響が出てくようになります。現在、米不足や野菜の価格の高騰が続いていますが、慢性化していき、さらに厳しくなっていきます。特に、葉物野菜がスーパーなどで十分に出回らなくなっていき、多くの飲食店や外食チェーンが廃業していくことになります。すでに、ラーメン店や個人が経営している食堂が次々に廃業しています。これからさらに多くなっていくでしょう。野菜だけでなく、米も慢性的に不足して、価格もじわりじわりと上っていくため、一般の家庭はかなり経済的に厳しくなっていきます。その結果、野菜作りをする人が増えていきます。農地を借りて、少しでも自分たちが食べる野菜や米を作ろうとする人たちがどんどん増えていくのです。化学肥料も高騰していくので、自然農法で栽培する人が増えていきます。そして、自分たちで食べきれない物を直売所のような所で売って行くようになります。このようなスタイルが少しずつ広がっていくのです。

 

休耕田や耕作放棄地が脚光を浴びるようになり、多くの人が何かしらの形で農業に関わっていくようになります。都心部では畑があまりないので、やはり多くの人が地方に移住するようになっていきます。特に、小さな子どもを持っている、若い世帯の移住が多くなっていきます。しかし、高齢者はなかなか住み慣れた土地から離れることができないため、かなり厳しい状態に追い込まれていきます。介助や支援する若者が都市部から少なくなっていくため、介護施設や病院の医療スタッフは激減しているのです。その結果、孤独死する人や自死する人が多くなり、社会問題となっています。高齢者の人も、少しでも早く地方に移住することが迫られているのです。

 

さらに、地震などでインフラがかなり影響を受けているため、都市部では断水や停電が頻発し、さらには物流がかなり麻痺するようになるため、コンビニやスーパーに十分な品が届かなくなります。特に、生鮮食品は品薄状態が慢性化するため、十分な量が確保できなくなります。行政サービスでは対応しきれない状態になっているので、その点からも、地方の移住を早めなければならないのです。この通信が一人でも多くの人に読んでもらえることを願っています。しかし、5年後がこのような状態になっているとは、だれ一人信じないでしょう。一部の人はすでに移住を始めていますが、ごくわずかな人たちだけなので、多くの人はまったく考えていないのです。残念ながら、仕方ありません。したがって、5年後の日本の人口は半分ぐらいになっているのです。決して夢話ではないのです。何度もお伝えしていますが、すでにその兆候は現れ始めているのです。そのことをしっかりと受け止めるようにしてください。

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