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波動力通信No43【虫】

24年06月19日

虫は、さまざまな働きをしていますが、中でも他の動物のエサになったり、植物の繁殖に深く関わっています。虫は一見、変哲もない行動をとりますが、実はある種の素粒子を放出しているのです。つまり、素粒子を放出することで、他の動物や植物にエネルギーを与えているのです。そのことで多くの動植物は、繁殖できるようになるのです。

 

多くの虫は、短い生涯を終えますが、セミのように何年も生きる虫もいます。虫はひたすら子孫を残すことに専念するため、食べ物を見つけては食べています。アリやハチのように、大きな巣をつくる虫もいますが、その多くは卵をあちこちに産みつけていきます。産み付けられた卵がすべてふ化するわけではありませんが、その多くはふ化して成虫になっていきます。成虫になるまでに、多くの虫は他の動物のエサとして食べられていきますが、生き残った成虫には強力な素粒子を放出する力が備わっているのです。つまり、成虫になるまでに何度も危険な目に会うため、生き残るための生命力がとても強くなっていくのです。人の体のエネルギー体の一つである、メンタル体が虫にもあって、サバイバルをしていくことでメンタル体が強化されていくのです。その結果、ある種の素粒子を多く放出することができるようになるのです。

 

人も、逆境の中で生活していると、メンタル体が強化されていきます。逆に、何不自由ない生活をしていると、メンタル体は弱くなってしまうのです。その結果、生き抜く力が低下してしまうのです。近年、自殺する子どもや若者が増加しています。物質的にはとても豊かになってきたため、辛い思いや苦しい思いを体験することが少なくなってきました。そのため、メンタル体が弱くなってしまい、辛いことや苦しいことがあると耐えられなくなって自死してしまうのです。虫はいつも生きるか死ぬかの状態で生きています。必然的にメンタル体が強くなっていくのです。虫には人のような感情はありません。つまり、アストラル体を持っていないのです。虫にも魂はありますが、エネルギー体はコーザル体とメンタル体とエーテル体だけなのです。人はまさに感情の生き物でもあるのです。魚類はわずかなアストラル体を持っています。鳥類や爬虫類はもう少し多くなり、人以外の哺乳類になるとさらに多くなってきますが、人の10分の1程度となります。

 

強靭なメンタル体を持っている虫は、時にはとんでもない力を発揮します。バッタやイナゴが異常繁殖して、農作物をすべて食べ尽くしたり、ハチやアリが台風や地震を予知して大移動したりします。実は先日、店の中に置いてある観葉植物の鉢に、小さなアリが外から入ってきて、懸命に卵を搬入しているのです。幅1センチほどの状態を30センチもの列を作っていたのです。殺すわけにもいかないので、鉢を外に出して水をたくさんかけて退散してもらいました。まさに、緊急避難をしていたのでしょう。さらに、その二日後、店の玄関ドアを朝開けると、ドアの下にたくさんのコバエのような虫が密集していたのです。これほどにたくさんの虫が入って来たのは、今までにないことでした。そして、本日6月18日は、全国的に大雨が降る状態になっているのです。私の住んでいる地域も、朝から大雨になる予定で、虫たちはそれを予知して、私の店に避難してきたのでしょう。虫の行動に異常が見られた時は、一つのサインとして受け取るようにしてください。

 

虫には感情はありませんが、生き抜く強い意志を持っています。その象徴となるのが、ミツバチがスズメバチに巣を攻撃されそうになると、一斉にスズメバチにむらがって針を刺そうとします。針を刺すとミツバチは数時間後に死んでしまうのです。巣の幼虫や女王バチを守るために、自らの命を犠牲にしてまで守り抜こうとするのです。ある意味で、先の大戦の特攻隊員や、江戸時代の藩主のために自らの命を捧げる武士のようでもあるのです。虫の中でも特にハチやアリは、メンタル体がとても強いので、ハチミツには多くの素粒子が含まれているのです。そのため、ハチミツは体を元気にしてくれるのです。また、アリを炒って食べる習慣が中国では昔からあって、ある意味での滋養強壮剤として食べられてきました。

 

多くの人は虫をきらいますが、虫がいなくなったら多くの生き物は絶滅してしまいます。農作物を害虫から守るために殺虫剤を使いますが、受粉などを担ってくれる有益な虫も殺してしまいます。さらに、土壌に含まれている多くの微生物も殺してしまっているのです。実は微生物もメンタル体を持っていて、多くの素粒子を作り出しているのです。その素粒子を植物はある意味での栄養素として使っているのです。雑草は荒れ地でもたくましく育ちます。それは土壌に含まれている微生物が多くの素粒子を作り出しているため、雑草は十分なエネルギーを得ることができているからです。逆に、除草剤や殺虫剤を蒔いた畑は、微生物が死滅してしまうため、作物は十分に育たなくなるので、肥料を必要とするのです。ただ、化学肥料は作物を大きくしますが、作物の生命力を高めることはできません。そのため、傷みが早くなってしまうのです。

 

農作物は今、化学肥料が主体に使われていますが、見た目はよくても生命力が弱くなっているのです。そしてそれを食べている我々人間も必然的に弱くなっているのです。このような状態があと30年も続くと、人類は子孫を残せなくなり、絶滅の危機にさらされるようになるのです。これから少子高齢化が一気に加速していくでしょう。少しでも自然農法で作った作物を食べていくようにしないといけないのです。

 

現在、地球上にはおよそ100万種の昆虫がいるとされています。しかし、人間による自然破壊によってどんどん絶滅する種が増えています。一つの昆虫に関わっている植物や動物は、およそ100種類あるとされているので、このまま自然破壊が進めば、当然ながら多くの植物や動物も絶滅していくのです。安易に殺虫剤などで虫を殺してしまうのはひかえなければなりません。特に、畑や田んぼに殺虫剤を使用することをどこまで少なくするかが、大きな課題となるのです。

 

最近、虫を食糧危機に対する切り札とする動きが出てきています。コオロギを養殖して、粉末にしていろいろな食べ物に混ぜることで、タンパク質を補おうとしているのです。日本では昔から、イナゴやハチの子などがタンパク源として食べられてきました。コオロギに限らず、さまざまな虫を食べることがこれからの課題となっていくでしょう。いずれにしても、牛や豚、鶏などの家畜を育てるには、莫大なエネルギーを必要とするため、これからの時代にはそぐわなくなっていきます。身近な虫を食べるのも一つの選択肢となるでしょう。

 

虫を極端にいやがる人がいますが、虫たちがいかに私たちに恩恵を与えているのかを、しっかり知れば、少しずつ嫌悪感はうすらいでいくはずです。子どもの頃から虫に触れる機会を与えてあげることが必要です。自然の中で過ごすことを少しでも多くしていくことがよいでしょう。

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