日本の政治家は定年制がないため、すでに70歳を超えた人もゴロゴロいます。さらに80歳を超えた人も、いつまでも居座っています。これほどまでに高齢者が国の行く末を司る政治をしている国はとても珍しいのです。特に閣僚クラスの平均年齢は65歳で、世界でも一番高齢となっているのです。ある意味で老人クラブなのです。
自民党の議員は派閥に所属していて、それぞれの派閥から閣僚を送り出して内閣が出来上がるのです。閣僚に選ばれるのは当選回数が多い議員からで、順番が出来上がっているのです。その人の能力は二の次なのです。そのため、詳しい見識もない人が閣僚になって、時々失言や珍行動をやらかすのです。多くの閣僚は、官僚が作った作文を棒読みし、目暗判を押すだけなのです。そして、しっかりと高額な給与と年金をもらえるシステムになっているのです。このような状態が戦後、ずっと続いているのです。そのため、いつまでたってその場しのぎの政策や政治しかできなくなっているのです。10年先、30年先、そして100年先を見据えた政治をすることはできないのです。そのため、日本の政治は三流以下と言われているのです。
政治は本来、国の行く末を見据えてさまざまな政策を作り、実行していくものなのです。残念ながら今の日本の政府にはそのような機能を持ち合わせていないのです。利権と票集めのことしか頭にないのです。そのため、重要な議案はいつも先延ばしにして、その場しのぎの対応ばかりしているのです。しかし、いよいよそのツケが回ってきて、にっちもさっちもいかなくなってきたのです。防衛問題や配偶者特別控除問題、年金、不登校、幼児虐待、DV、貧困、食糧自給率、空き家、過疎地、山林、人手不足、他にもさまざまな問題が一斉に噴出し始めているのです。高度成長期はあまり問題視されませんでしたが、長引く低迷の末、ここのところの物価上昇と円安によって、一気に問題は表面化してきたのです。
さらに、状況は悪化していくでしょう。政府はやはり場当たり的なことしかできなくて、無駄な補助金をばらまくだけなのです。そのツケはいずれ税金に重くのしかかっていくのです。このような状態がいつまでも続くことはもう、許されないところにきているのです。しかし、今の与党に取って代る野党はなく、このままズルズルと続いていくしかない状態にあるのです。この状態が続けば、まちがいなく多くの人の命が危険にさらされていくのです。ではどうすればよいのか、残念ながら今の段階では打つ手はないのです。本当に多くの人が、今の政治ではダメだと思い、一人一人がこれからの日本をどのようにしていきたいのかを真剣に考えなければならないのです。そのような機運が起こっていかないと、日本の政治は変わらないのです。その機運がいつ高まるのか、やはり経済がどん底まで落ちないことには高まらないのです。
とても厳しいことをお伝えしていますが、現実を直視しないと前に進むことはできないのです。マスコミは現実を正確に伝えることはしません。なぜなら、政府の力が働いているからです。真実が伝えられると、政府にとっては都合が悪いからです。テレビ業界とジャニーズの関係のようなものなのです。
日本の政治だけでなく、他の国の政治もある意味で似たようなものなのです。中国などの社会主義国は、ある意味での独裁政治なので論外ですが、アメリカなどの自由主義国の多くは、やはりさまざまな利権が絡んでいて、賄賂が横行しているのです。ノルウェーなどの北欧諸国は比較的そのようなことは少ない政治をしています。本当の政治が行われるような時代がいつになるのか、それはまさしく神のみぞ知ることなのです。
政治はいつの世も、支配者が多くの人を支配するために行われてきました。しかし、日本でははるか太古の昔、いわゆる政(まつりごと)が行われていたのです。それは、天皇(スメラミコト)が民の安寧を神にお願いし、そして神からさまざまなことを教えてもらっていたのです。それは、今から10万年前から行われてきたのです。そのような記録は一切残っていませんが、その痕跡が全国に残っているのです。いわゆる巨石群です。人工的に作ったとしか思えない巨石のオブジェの多くは、太古の人たちが神とつながるための儀式のために作ったものなのです。神とつながるためには、より高い場所が選ばれたのです。そのことが後の山岳信仰につながっていったのです。太古の人は、神とつながる能力を持っていて、必要に応じて神からさまざまな教えを乞うようにしていたのです。生きていくための術や、病気の治し方、食べ物の取り方や育て方、さらには自然と共生していく方法を。
そのお礼に、自分たちで作った作物や取った食べ物を神に捧げたのです。このことを祀(まつ)る、それが転じて政(まつりごと)と言うようになったのです。つまり、神から教えられた生き方をして、そのことを感謝していくことが政なのです。神から教えられたことを多くの人に伝える役目を果たしていたのがスメラミコトなのです。スメラミコトは元々はるか遠くの星からやって来た宇宙人の末裔なのです。神は宇宙人でもあるのです。そして人類はこの宇宙人によって創られたのです。しかし、別の宇宙人によって我欲を強く持つように創り替えられてしまい、争うようになり、さらに人が人を支配するようになって、一部の支配者が神と偽るようになって現在のような政治が行われるようになったのです。宗教もある意味で一部の支配者が、多くの人を支配するために作られたもので、神の名を語って多くの人々を洗脳しているのです。
はるか昔から、神の名の元に争いが行われてきました。今もそれはかわりません。さまざまな宗教がありますが、やはり、それは一部の支配者が多くの人を支配するために作られたものなのです。日本ではさまざまな宗教がありますが、その多くは信者から多くのお金を寄付させ、神を信じないと地獄に落ちると脅しています。昔からある仏教や神道は、ご利益や先祖供養、そして祈願成就をアピールして金儲けに躍起になっています。どれも本当に神仏の御力が働くわけではないのです。そもそも、神仏は人の我欲を満たすために存在しているのではありません。人が人として正しく生きていくことを導くために存在しているのです。ご利益は、やはり金儲けの手段にすぎないのです。
太古の政が行われるためには、目に見えない存在を日々信じ、私たちは生かされていることを自覚して行かなければならないのです。そのような生き方をしていけば、自ずと感謝と謙虚さが実践されていくのです。その結果、争いはなくなり、平和な暮らしができるようになるのです。これから、本当の政が復活するために、人が作った宗教に洗脳されている人たちは淘汰されていきます。その始まりがイスラエルとパレスチナの紛争なのです。これから激化し、多くの人が亡くなっていくでしょう。