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ガイア通信No19【海】

23年03月10日

海はすべての生き物の母としての役目を果たしています。海はどのようにして誕生したのか、そしてどのような役目を果たしているのか、さらには今、どのような状態なのかをお伝えします。海はある意味で地球の生命維持装置でもあるのですが、さらに宇宙のしくみを投影しているのです。しかし、その海が今、死滅しようとしているのです。

 

海が誕生したのは、およそ40億年前で、ある程度今のような状態になったのは35億年前になります。すでにお伝えしたように、水は隕石によって運ばれてきました。地球はいくつもの隕石が集まってできたと言われていますが、実は、現在の地球のおよそ半分ぐらいの大きさの巨大隕石がアンドロメダ銀河で創られて、現在の位置に定着したのです。すでにその時点で、多くの水を含んでいたのです。その水こそが海の元となったのです。すべての生き物を養い育てる要素がすべて整えられていたのです。宇宙人によって、あらかじめ創られてやってきたのです。さらに、多くの隕石がやってきて、現在のような大きさになったのです。隕石の衝突によって、地表部は高温状態となり、水は蒸発して水蒸気となっていましたが、地表部の気温が下がることで水の状態となって海ができたのです。

 

海の水は、さらに月が運んできた大量の水によって増えて、現在の状態になったのです。いくつもの段階を経て海は創られていったのですが、最初に創られた時に、現在海水に含まれている多様なミネラルや鉱物はすべて入れられていたのです。そのため、生き物が生きることができるようになっていたのです。ある意味で、細菌を培養するための培養液のような役目をしているのです。そのため、海水はすべての生き物を育てる役目を果たしているのです。塩はすべての生き物に不可欠な物です。なぜ塩が必要なのか、塩に含まれている塩化ナトリウムは、生き物の細胞をある意味で保存する働きをしているのです。塩によってさまざまな漬物が作られます。長期に保存ができる役目を果たしてくれるからです。つまり、塩は微生物の過剰な繁殖を抑えてくれるのです。すべての生き物は微生物やウイルスによってできています。しかし、その微生物やウイルスが暴走してしまうと、さまざまな病気になってしまうのです。それらの物が暴走しないようにしてくれるのが塩なのです。

 

塩はある意味でストッパーなのです。微生物やウイルスが暴走しなうようにするための留め金なのです。すべてはバランスです。ほどよいバランスを保つために塩が必要なのです。塩がなくなると、体の細胞はその秩序を失くして、暴走するのです。今は減塩ブームですが、塩を少なくするとガンが多くなるのです。確かに塩が多いと腎臓に負担をかけることになりますが、それ以上に体の制御機能が衰えてしまうのです。塩こそが生き物の体を制御する物なのです。過剰に塩の摂取をひかえれば、さまざまな病気になっていくでしょう。逆に、塩の摂取をひかえなければ、やはり同じようなことになります。いかに、バランスよく塩を摂取していくかが大きな課題となるでしょう。適度に塩を摂取することが必要ですが、天然塩や岩塩などであればさほど気にしなくてもよいでしょう。逆に、食卓塩や電気分解で作られた塩は極力ひかえるようにしてください。
海はさまざまな生き物を生み出す培養液のような存在ですが、もう一つ大切な役目を果たしています。それは、海流によって大陸の気温を調節しているのです。イギリスやフランスは緯度的には北海道よりも高い位置にあるのですが、暖流のおかげで比較的過ごしやすい状態になっています。逆に、赤道直下では北極や南極で冷やされた寒流が流れ込むため、やはり比較的涼しく過ごすことができるのです。海流はある意味で、大陸の気温を一定な状態に保つようにしているのです。しかし、温暖化の影響で北極や南極の氷が溶け出したことで海流の流れが変化し、さらに重油の流出事故なども重なって、海流が今までとはかなり異なるようになってきたのです。そのことで異常気象が頻繁に起こるようになってきたのです。

 

海流の変化によって、海に生息する生き物のたちにも影響が出てきています。海流に乗ってやってくる魚がこなくなり、漁業に影響をもたらしています。サンマやイカ、アジなどの不漁が続いたり、毎年獲れる魚が異なった所で獲れるようになっています。さらに、熱帯に生息している魚が日本沿岸で発見されたり、深海魚が浜に打ち上げられたりしています。昨年から深海魚のリュウグウノツカイやダイオウイカがよく見かけられるようになったのもそのためです。逆に、うなぎの稚魚である、シラスが近年不漁続きになっているのもそのせいなのです。アサリやカキ、ハマグリの不漁や海苔の不漁もそうなのです。このままでは海産物は著しく減少することになるのです。漁師や仲買人、さらにはスーパーや飲食店はかなりのダメージを受けるようになるでしょう。

 

おそらく、数年後には海産物の漁獲量は現在の20分の1以下となります。その結果、回転寿司や居酒屋、和食の飲食店にウナギ屋、さらには魚貝類にたずさわっているさまざまな業種は姿を消していくことになるでしょう。ただ、まったくいなくなるわけではないので、昔ながらの魚屋さんは残っていくことになるでしょう。いずれにしても海は今、大きく変わろうとしているのです。そして急激に。ある臨界点がもう目の前に近づいているのです。その一線を越えると、がらりと変わっていくため、今まで当たり前に獲れていた魚貝類が獲れなくなっていくのです。養殖魚も、海の質が急激に変わるため、多くが死滅することになるでしょう。早くて2年後、遅くても3年後にはその現象が現れて来ることになるでしょう。

 

海の満潮や干潮に影響を与えている月は今、その引力を大きく変えようとしています。月の内部も空洞になっていて、そこには多くの宇宙人が住んでいるのです。はるか昔から地球の状態を見守ってきたのです。宇宙人が創り出したさまざまな生き物がバランスよく成長し、循環しているかを監視しているのです。時々UFOに乗って、直接地球を見に来ているのです。現在のままでは温暖化によって海流が変わり、さまざまな生き物に大きな影響を与えることがわかってきたため、月の引力を強くすることで海流を操作しようとしているのです。月の引力が強くなると潮の満ち引きが大きくなり、満潮時には海水がより内陸までにおよんでくるのです。つまり、海辺が満潮時には数百メートル内陸まで海水が入ってくるようになるのです。台風などが重なれば、さらに内陸に海水が入ってくるのです。したがって、日本では主要都市や海岸部は住めなくなってしまうのです。おそらく、現在の海抜ゼロメートルの地域では、人は住めなくなるでしょう。少なくとも1メートル以上の所でないと安心できないのです。月の引力が高まることで海流も変化し、時間をかけて本来の状態に戻って行くことになります。それにはおよそ20年はかかることになるでしょう。その間は、残念ながら寿司やウナギ、刺身は気軽に食べることはできなくなります。ある意味で今が食べおさめとなるのです。和食に欠かせない魚貝類は、当分の間は食卓から消えることになるでしょう。

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