微生物は大きく分けて酸素を必要とする物と、酸素を必要としない物があります。酸素を必要としない微生物は、地球が誕生してからおよそ2億年した頃から誕生し、酸素の代わりに二酸化炭素や一酸化炭素をエネルギー源としていたのです。これらの微生物は今なおも生息していて、私たちにさまざまな恩恵をもたらしているのです。
酸素を必要としない微生物の代表的な物が、さまざまな発酵をする微生物です。麹菌や酵母菌、さらには納豆菌やビールやワインを作り出す微生物なのです。これらの微生物は、酸素の代わりに糖類をエネルギー源にして増殖し、さまざまな物を作りだして私たちにその恩恵をもたらしているのです。もちろん、そのような微生物を人類は活用してきたのですが、他にも酸素を必要としない微生物が生息しているのです。その代表的な存在が、腸内細菌なのです。腸内細菌の多くが酸素を必要としない細菌で、人が消化できない食物をエネルギー源にしているのですが、さらに多くの栄養素を生み出しているのです。微生物がいかに私たちに貢献しているのかをしっかりと認識しなければなりません。
微生物は私たちの皮膚にも多く付着していて、病原菌やウイルスが増殖しないように働いているのです。このような微生物を常在菌と呼んでいますが、人にもよりますが、およそ10000種類の常在菌が皮膚に付着しています。たえず勢力争いをしていて、外部から侵入しようとする病原菌やウイルスをシャットアウトしているのです。しかし、疲労やストレス、さらに老化などによって体調がくずれてしまうと、常在菌もその力が低下してしまい、バリア機能が低下して病原菌などの侵入を許してしまうのです。また、常在菌にまぎれて病原菌やウイルスは皮膚に付着しています。健康な状態であれば、それらの増殖を常在菌が抑制しているのですが、さまざまな要因で常在菌の力が低下すると、抑制力も低下するため、一気に増殖してしまうのでうす。その代表的な物が帯状疱疹を引き起こすヘルペスウイルスなのです。このウイルスは水ぼうそうも引き起こします。
コロナの出現によって、手の消毒が盛んに行われるようになりましたが、このことで多くの常在菌も除菌や滅菌がされているのです。また、室内を消毒するために定期的に消毒剤が散布されたりして、それを吸い込むことも多くなってきました。体内にも多くの常在菌が棲んでいるため、その影響を受けているのです。このような状態がいつまでも続くと、常在菌が弱ってしまい、病原菌やウイルスが侵入しやすくなってしまうのです。人に悪さをするのはコロナだけではありませせん。多くの病原菌やウイルスが私たちの体をいつも狙っているため、過剰な消毒を続けていくと、結果的に病原菌やウイルスに感染しやすくなっていくのです。
どのようにして病原菌やウイルスと付き合っていけばよいのか。その一つが、過度な消毒や除菌はしないこと、石鹸で軽く洗う程度にして、消毒剤は1日に1~2回程度とすること。二つ目は、素手で農薬や化学肥料が使われていない土に、月に数回触れること。三つ目は、和の発酵食品を毎日しっかり食べること。そして、むやみに抗生物質を服用しないようにすることです。
微生物はある種の意志を持っています。それは、微生物が生き生きする環境を作ろうとする人に、好意的になっていくのです。つまり、化学肥料や農薬を使わない農業を行う人に、積極的に協力していくのです。その結果、味が美味しくなり、実や根、葉も大きくなっていくのです。現在流通している野菜や果物は、ほとんどが化学肥料や農薬が使われています。そのため、見た目はよいのですが、味はコクや旨味がうすく、鮮度も長持ちしません。いわゆる自然農法は微生物を活性化する農法でもあるのです。微生物がしっかり働けば、雑草もそれほど多くは生えてきません。なぜなら、野菜や果物がしっかり育つようにしてくれるからです。それが好意的になるということなのです。さらに、水をそれほど必要としなくなります。空気中の水分を自らの力で吸収しようとするからです。微生物が植物の能力を高めるようにしてくれるのです。したがって、よほどの干ばつにならない限りは、枯れることはないのです。
微生物は互いに仲間とコミュニケーションを取っています。いわゆる波長によって。一種の振動によって連絡を取り合い、互いの状態を確認しながら増殖しているのです。それが腸内でも行われていて、免疫細胞と連携してさまざまな異物に対して抗体を作らせたり、免疫細胞を動かしているのです。また、農地では多くの害虫が繁殖しないように、いつも監視しているのです。害虫が増えると、ある種の微生物が害虫に寄生して、その動きを止めてしまうのです。そのことを上手く使えば、農薬は不要となっていくのです。微生物を大切にしていけば、人のためにしっかり働いてくれるのです。
人の体も同じで、腸内細菌を保護することを意識していけば、免疫力は上がり、精神的にも安定していくのです。逆に、食品添加物や農薬まみれの野菜や果物、穀物ばかりを食べていると、免疫力は低下し、精神は不安定になっていくのです。今、多くの人がそのような状態になっているのです。そのため、ガンやリウマチ、うつ病や不安症が多くなっているのです。腸内細菌を大切にしていけば、多くの病気は治っていくのです。さらに、微生物は電磁波にとても弱いため、IHコンロや電子レンジで調理すると簡単に死滅してしまうのです。また、長時間スマホやパソコン、テレビなどに触れていても微生物は弱ってしまいます。長時間の使用はなるべくさけるとよいでしょう。
微生物はいくつものウイルスが結合してできたのですが、アンドロメダ銀河で創られたウイルスは、およそ1兆種の微生物を創るようにプログラミングされているのです。したがって、人類が見つけ出した微生物は、まだほんの一握りすぎないのです。微生物はあらゆる所に存在し、そしてあらゆる仕事をしているのです。それは、地球に生息する生き物すべてが円滑に営むことができるようにさせているのです。その微生物を人類はさまざまな汚染物質で死滅させているのです。その代表的な物が抗生物質であり、ホルモン剤や抗ガン剤なのです。さらには、石油で作られたさまざまな化学物質も微生物を死滅させているのです。これ以上進むと、微生物の働きが途切れてしまい、多くの生き物が死滅していくのです。それを阻止するために、大元の神が人類を削減し始めたのです。人類よりも、他の生き物の生存が大切だからなのです。
現在の化石燃料を主体とした生活様式を変えなければ、人類の削減は止まらないのです。トルコ、シリアで発生した巨大地震は、まさにこれからさらに激化するであろう自然災害や異常気象の前触れなのです。これは序章にしかすぎないことをしっかりと認識すべきでしょう。