大元の神は今、大きな御決断を下されました。我欲を捨てきれない人は容赦なく抹殺すると。我欲をゼロにすることはできませんが、少しでも人のために何かしらの行動を起こしている人以外を。その選別が年内に完了するのです。自分のことばかり考えて、人を押しのけても自分の我欲を通そうとする人は残されないのです。
すでにその選別は大方終わっているのですが、まだ少しでも人のために何かしらをすることを始めようとする人は残されるのです。ゴミを拾う、席をゆずる、挨拶をする、話を聞いてあげる、荷物を持ってあげる、お裾分けをする、そして募金をするなど、ごく身近なことなのです。多くの人がこのようなことを普段からやっていけば、争いごとはなくなり、戦争もなくなるのです。自分のことだけ、自分の国のことだけを考えるから争いごとや戦争が起こるのです。戦争反対といくらさけんでも戦争はなくなりません。一人一人が人のことを思いやれば、戦争はなくなるのです。ロシアがウクライナに侵攻して10カ月近くになりますが、泥沼化して一向に終わる気配はありません。双方に多くの死者が出ているのに、どちらも一歩も引きません。おそらく、最終的にはロシアが核を使うことになるでしょう。今はそのタイミングを見計らっているのです。ロシアにとって都合のよい口実が見つかれば、いつでもボタンを押すでしょう。もし、その核が原子力発電所に危害を加えることになれば、ヨーロッパ全土が放射能で汚染されることになるでしょう。
これもある意味で大元の神の御意志なのです。この数百年間、ヨーロッパの国々とロシアはアフリカやアジア、中東、そして南米の国々を植民地化し、多くの有色人種を虐殺してきました。特にイギリス、フランス、ポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、そしてロシアが。それらの国々の繁栄は、虐殺された人々の上に成り立っているのです。因果応報なる言葉があります。良くも悪くも行ったことはいずれ返ってくるのです。人の場合は比較的早く返ってきますが、遅いと前世の行いが今世に返ってくることもあります。国の場合は何百年も経ってから返ってくるのです。まさに、今がその時なのです。イギリスは今、EUを離脱し、エリザベス女王が亡くなり、そして首相が定まらない状態になっています。七つの海を制覇し、大英帝国を樹立しておよそ400年経ちますが、その間に多くの有色人種を虐殺してきたのです。今まさにその因果めぐる時がやってきたのです。
これからイギリスはあらゆる面において没落していくでしょう。イギリスはこの夏、大干ばつとなり、水不足にあえぎました。おそらくこの冬は大寒波に見舞われて、多くの人が凍死することになるでしょう。さらに、食糧不足で貧困層の人たちが暴動や略奪を起こし、場合によっては放火やテロも頻繁に発生することになります。多くの宮殿や教会が打ち壊されるでしょう。なぜなら、大英帝国の象徴でもあるからです。イギリスだけではありません。スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、そしてドイツでも同じようなことが起こるでしょう。過去の因果が連鎖的に返ってくるのです。そして、それに追い打ちをかけることになるのが、ロシアの核使用になるかもしれないのです。いずれにしても、ヨーロッパは大きく衰退していくでしょう。
ヨーロッパだけではありません。中国はチベットやウイグル自治区の少数民族を虐殺してきました。北朝鮮は自国の人民を犠牲にして核兵器を作ってきました。さらに、アメリカはネイティブアメリカンや黒人を虐殺や奴隷化して発展してきました。カナダやオーストラリア、ニュージーランド、そしてイスラエルはパレスチナの人々の土地を奪い、事あるごとに攻撃してきました。これらの国々も因果を受ける時がきたのです。日本はどうなのか、明治政府が樹立して中国や朝鮮半島、そして台湾や太平洋の小国を侵略してきました。しかし、先の大戦で多くの人が亡くなり、終戦間際には多くの都市が焼け野原となり、広島と長崎に原爆が投下されました。これこそが日本の禊(ミソギ)だったのです。日本は比較的早い段階で因果応報はなされたのです。なぜなら、これからの新しい時代を築いていくためには、日本人の精神性と活躍が必要だからです。
しかし、今の日本人の多くは我欲に走り、感謝や謙虚さを失くしています。このままでは日本人の本当の役目が果たせないままなのです。それを呼び起こすために、阪神淡路大震災や東日本大震災、さらにはさまざまな自然災害が引き起こされているのです。災害時は人々が助け合っていくことの大切さを実感できるからです。しかし、しばらくすると忘れてしまうため、いよいよもっと強烈な災害が起ころうとしているのです。火山の噴火や巨大地震が。いつ、どこで起こるかはわかりませんが、近いうちにそれは起こることになるでしょう。一人でも多くの人が日々、感謝と謙虚さを実践していけば、大難は小難になっていくのです。
日本人が多くの神とつながることで神の力を授かり、そして神の手足となって動いていくのです。日本にはなぜこれほど多くの神がおみえになるのか、日本人が特別な存在だからです。人類が誕生したのはおよそ5000万年前ですが、ある程度の知能と理性を持つようになったのは、300万年前になります。そして現在のような文明を持つようになったのが、100万年前になるのです。この頃から多くの魂が別の星から転生するようになってきたのです。しかし、今と同じように戦争をしては絶滅の危機に瀕し、原始の時代から何度もやり直してきたのです。おろかな過ちをくり返さないように今から5万年前に、はるか遠くの星から宇宙人によって移住させられたのが縄文人なのです。平和を好み、争うことをしないように遺伝子を組み換えられてきたのです。そして縄文人たちを導くために多くの神もいっしょにやって来たのです。しかし、大陸からの移住者によって迫害され、北は北海道に、南は沖縄に避難し、虐げられてきたのです。
今、アイヌの人や沖縄の人たちの生き方が注目され始めています。いつも身近に神を感じ、信じる生き方をしているからです。これらの人々は縄文人の生き方を今も引き継いでいるのです。特にアイヌの人たちは、すべての存在に神が宿っていると考え、生き物をいただく時はいつも神に感謝してからいただくのです。そのような考え方がこれからは必要になっていくのです。アイヌや沖縄の人たちは長い間虐げられてきましたが、やっとその生き方が見直されてきたのです。北海道に最近できた、ウポポイ(民族共生象徴空間)が脚光を浴びています。アイヌ文化復興のナショナルセンターとして、アイヌ文化を継承する拠点としての役割をはたしているのです。「ウポポイ」とは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味しています。歌うこととは単なる歌ではなく、生きていくための賛歌でもあるのです。それは人間だけでなく、熊や鹿、鮭やリス、そしてすべての生き物と共に生きていく悦びの詩でもあるのです。私たちが失ってしまった自然と共存していく生き方を、アイヌの人たちはしっかりと受け継いでいるのです。アイヌとは人間と言う意味ですが、すべての生き物に神が宿っていることから、自然の神を「カムイ」と呼んでいました。アイヌはカムイの一部なのです。