菊理姫神(ククリヒメノカミ)は富山県の白山の御祭神として、全国の白山神社で祀られています。古事記ではわずかに登場するだけで、詳しいことは伝えられていません。ククリヒメノカミもムーの時代に巫女として生きていらしたのです。コノハナサクヤヒメノカミと同じように天津神からメッセージを受け取っていたのです。
ククリヒメノカミの特徴は、さまざまな天津神からメッセージを受け取ることができたのです。コノハナサクヤヒメノカミと同じように、元々は神だったので高次元の神からのメッセージを受け取ることができたのです。神の世界も多くの段階があって、大元の神から送られてくるメッセージはいくつもの神を介してくるのです。アマゾンの原住民に日本語で伝えようとすると、何人かの通訳が必要になるのと同じなのです。日本語を英語に、英語をポルトガル語に、ポルトガル語をさらにいくつかの通訳を通さないと通じないのです。ククリヒメノカミはそのいくつも介することをしなくても、大元の神からのメッセージを受け取ることができたのです。なぜなら、この神は大元の神から直接生まれた神だからです。
多くの神は、大元の神から生まれているのですが、人と同じように何世代にわたって生まれてきたのです。つまり、大元の神が御生みになった神からさらに多くの神が生まれ、さらにその神からまた多くの神が生まれてきているのです。およそ10万回くり返され、最後に生まれた神から人の魂が生まれたのです。ククリヒメノカミは大元の神から直に生まれた神なのです。そのため直接メッセージを受け取ることができるのです。メッセージだけでなく、時には大元の神の力を使うこともできるのです。ククリヒメノカミの由来はいろいろありますが、「物事を締めくくる」の「くくる」から来ているのです。つまり、一つの時代が終わろうとしている時に、その総仕上げをする御役目があるのです。「時代を締めくくる」神でもあるのです。
どのようにして時代を締めくくるのか、ククリヒメノカミは龍神と深くつながっています。龍神は自然災害を引き起こす存在でもあるのです。人類が我欲や傲慢さが強くなってきた時に、それを戒めるために自然災害を引き起こすのです。青龍は火山噴火や地震を、赤龍は異常高温や台風にハリケーンを、黒龍は紛争や戦争を引き起こして自滅させます。そしてこれらの龍神を統括するのが金龍であり、ククリヒメノカミは金龍と一心同体なのです。つまり、自然災害によって今までの時代を一掃するのです。今まさにそれが行われているのです。この通信は2022年7月25日に書いていますが、昨夜鹿児島の桜島で大きな噴火が発生しました。ヨーロッパやアメリカでは異常高温が続き、広大な山火事が頻発して消火活動が難航しています。そしてロシアとウクライナの泥沼化した紛争。まさにククリヒメノカミと龍神による締めくくりが行われているのです。これからさらに激化していくでしょう。日本では地震に台風、そして洪水が、さらにコロナ感染者がさらに増えていくでしょう。コロナは大元の神が采配されているのです。人類が目覚めるまで終息はすることはないでしょう。ちなみに今度の冬はインフルエンザとコロナが大流行することでしょう。場合によって同時に感染することもあり、高熱が長く続き、咳もひどくなって肺炎になる人が急増するでしょう。
「我は菊理姫神なり。我は今、龍神と共に時代を大きく変えんとしているなり。物と金に溺れ、自然を破壊することに邁進している人々をこれ以上見過ごすわけにはいかぬ。特に、これからの時代の手本となるべき大和の民は、他の民よりもいち早く目覚めなければならぬ。すでに二度の大地震を経てきているのに一向に変わらぬ以上、それ以上の災難を受けなければならぬであろう。桜島はそのノロシであるなり。これから博多、摂津、江戸、そして奥羽で大きな地震を引き起こすなり。さらに大雨によって河を氾濫させるなり。多くの民が住処を、そしてすべてを失うであろう。それでも目覚めならば、命も失うであろう。我は大元の神の力を授かっているなり。まずは大和の民をいち早く目覚めるようにせよとの命を受けているなり。一人でも多くの民を目覚めさせるために容赦はせぬ、我のメッセージをしかと受け取るがよい。」
ククリヒメノカミが龍神と共にいよいよ大きく動き出しました。過去にも時代を大きく変える時にこの神はその御力を発揮させるのです。すでに五回、その御力を発揮されてきました。この神がどうして白山信仰の御祭神になったのか、白山は富士山と共に日本列島の磁場を安定させる御役目をしているのです。この二つの山から放出される強力な波動が、列島に張り巡らされたレイライン(龍脈)を流れて地殻を安定させているのです。神社を結ぶさまざまなレイラインの存在が指摘されていますが、その多くは真実をわかっていません。代表的な神社が建てられている場所はレイラインの交差する場所で、昔の人々はその場所に大きなエネルギーがあることを感じ取ったのです。いわゆる聖地として。そこに神を祀るようになり、さらには神社仏閣が建造されるようになったのです。歴史のある神社仏閣に巨木が多いのは、エネルギーが強いためなのです。現在騒がれているレイライは、結果として神社を結ぶ線となったもので、あらかじめ結ぶためにそこに神社を建てたのではないのです。
白山は富士山とは異なる波動を放出しています。地殻を安定させる働きと、逆に地殻を大きく揺るがす働きも持っているのです。つまり、ククリヒメノカミがその働きをコントロールしているのです。大和の民がよき方向に向かっている時は安定させ、よくない方向に向かっている時は不安定にさせるのです。今まさにその時がきたのです。この神の力を知っていた昔の人々は、その御力が災害に向かないようにするために白山の御祭神にして崇めるようにしたのです。このことを多くの人は知りません。いくらこの神にご利益をお願いしても通じないのです。この神の本当の御役目を知ることが急務となっているのです。
ククリヒメノカミにお願いすることはただ一つ、「どうか日頃の悪行をお許しください。心を入れ替えて人のため、そして自然の調和を図るために身を粉にして働きます。」と伝えるしかないのです。それをちゃんと実行しているかどうかをこの神はいつも見ているのです。実行しているなら災害は起らず、口先だけであれば災害が起こされるのです。今からでも遅くはありません。ククリヒメノカミが祀ってある神社で、一人でも多くの人が日頃の行いを悔い改め、新たな思いを誓うのです。そうすれば災害は小さくなっていくでしょう。このままでは大きな災害で命を失う人が絶えなくなるでしょう。再度伝えます。ククリヒメノカミはご利益をお願いする神ではありません。謝罪と改心を伝える神なのです。古事記に登場するこの神の内容がいかにでたらめであるかが、十分におわかりになったかと思います。イザナギノカミとイザナミノカミの喧嘩を仲裁した神と言われていますが、まったくの作り話なのです。この神の真の御力を封印するために、このような作り話となったのです。他にもこのようなことが多々あるのです。