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新時代通信No195【魂の誕生15】

22年03月11日

この通信は「魂の誕生」をお伝えします。魂の意志が目覚めると、人は希望を持つようになります。なぜなら生きていく本当の目的を知るからです。何のために生きるのか、何のために生まれてきたのかをはっきりと認識できるからです。残念ながら多くの人はそれがわからないから希望が持てないのです。

 

希望があればどんなに辛いことがあっても耐えることができるのです。ましてや、自らの命を絶つことはないのです。しかし、現実には若者や中高年の自殺者が絶えません。希望がないから絶望して自らの命を絶ってしまうのです。希望を持つように言われても、考えて持てるものではないのです。いろいろなことを体験し、そして考えていく中で希望は見えてくるのです。また、自分のことばかり考えていると希望は見えてきません。少しでも人のことを考えたり、何かをすることで希望は見えてくるのです。ある意味で自分のことばかり考えてしまうから、希望が見えなくなるのです。希望とは、自分の存在を認めてもらうための方法でもあるのです。人は他の人にその存在を認めてもらうことで生きる価値を見出すのです。逆に言えば、人から無視されることが一番辛いのです。人に自分の存在価値を認めてもらうためには、それなりの行動をしないといけないのです。何もしないで認めてもらうことはできません。そのことをしっかりと認識しないといけないのです。

 

希望とは生きていくための原動力であり、魂の意志を具現化するための手段なのです。希望がないと人は生きていく張りを持つことができません。ただ漫然と生きていは心はわびしくなるのです。すると生きていくことがいやになってしまうのです。そうすると物や娯楽に走ってしまうのです。パチンコや競輪、競馬などのギャンブルにのめり込む人は、まさにそういう人なのです。生きているのがいやで、それを紛らすためにギャンブルにはまってしまうのです。また、子どもたちや若者はゲームにはまってしまうのです。このままでは多くの人がわびしい人生を生涯過ごすことになってしまうのです。子どもの頃からそのような状態であれば、長い人生を最まで生きることはできなくなってしまうでしょう。子どもたちに少しでも希望を持たせるやめには、やはり多くのことを体験させてあげるのです。できれば自然を通して。自然の中でさまざまな体験をすることで何かを発見し、それに興味を持つようになって学んでいくのです。学ぶことの楽しさを知ることが希望につながっていくのです。学校で学ぶことはあまり楽しいことはありません。自然体験を通して自主的に学ぶことの楽しさを知ることが希望につながるのです。

 

小さい頃から自然体験をさせることで自主的に学ぶ習慣が身に付くようになれば、希望をしっかりと持てるようになるのです。少しでも野外で子どもたちを遊ばせるようにしてください。時には山登りやキャンプ、そして川や海など遊ばせるのもよいでしょう。公園や畑を散歩するのもよいでしょう。テーマパークや遊園地よりもはるかに子どもにとってはよい刺激になるのです。休みの日もゲームばかりしている子どもたちが多くなってきましたが、親や大人が子どもたちを野外に連れ出して自然の中で遊ぶ楽しさを教えてあげてほしいのです。そのことが希望を見つけることにつながっていくのです。

 

大人も希望を持てることができます。仕事などで希望を持つことが一番なのですが、なかなかそのような人はいないのが現状です。であれば、仕事以外で希望を持つことをするのです。たとえば青少年の育成や、町の活性化に参加するとか、福祉関係のボランティア活動に参加するとか、さらには社会貢献をする団体に参加するとか、ある意味での奉仕活動に参加するのです。そこには基本的には利害関係はなく、あくまでも人のために無償で働くことで、自分の存在価値を見出していくのです。社会的に必要とされていることを自覚できるのです。ちょっとしたことから始めていけばよいのです。さまざまな活動があるので、いろいろと参加して自分に合った活動を探せばよいのです。きっとこれだと思う活動が見つかるはずです。ちなみに奉仕活動とボランティア活動は少し異なります。奉仕活動はどちらかと言うと義務的なところがありますが、ボランティア活動はあくまでも自主性を基本にしています。いずれにしても人のために無償で活動することにはかわりありません。

 

最近ではいくつものNPO法人が作られて、ボランティア活動の幅も広がってきました。さまざまな団体がありますが、中には営利を重きに置いているところもあるので、しっかりと内容を確認してから参加するとよいでしょう。私もいずれはNPO法人を設立するつもりです。自然と人々が共生する生き方をコンセプトにし、自給自足を目指して若者からお年寄りまでが参加し、それぞれの特性を活かしたコミュニティー、ある種の村を作り、農業や林業を基本に伝統工芸を取り入れ、さらに味噌や醤油などの加工食品を作って販売し自立できるように支援する団体なのです。さらに、不登校の子どもや知的障害のある子どもたちに生きていくために必要な知識と、今まで教えられてきたこととは異なる歴史や社会、そして神話や人類の誕生に宇宙の成り立ちなどを教える寺子屋を併設し、生きた勉強をしていきます。また、再生可能エネルギーや微生物を活用した農法を実践して、普及させることも考えています。それぞれの専門分野の人が集まり始めているのです。この通信が本として出版され、ある程度売れるようになった時点で、その収益をこのNPO法人の運営資金に充てようと考えています。

 

私はあくまでも町のくすり屋にすぎません。ただ、さまざまな人との交流があるので、その人たちをつなぎ合わせ、さらにはこれからの時代にどのように適合していけばよいのかを導く役目をしたいと考えています。その構想は着々と進んでいます。その前にこの通信を何とか世に出すことが最優先課題となっているのです。このようなことが私の魂の意志でもあるのです。この意志に気付くまでには多くの時間と体験と、そして失敗を積んできました。時には体をこわしたり、時には寝られない日々も続きました。しかし、あきらめることなく何とかここまで来ることができたのは、やはり目に見えない存在のおかげだと確信しています。だれでも失敗することで多くのことを学びます。本を読んだだけではわからないことが山ほどあるのです。いかに多くのことを体験し、そして失敗をいかに多く体験するかで魂の意志が見えてくるのです。まだまだ発展途上ではありますが、さらに前に進んでいきたいと思っているのです。

 

私事に話が脱線してしまいましたが、魂の意志をどのように具現化するのかを、一つの例として挙げさせていただきました。少し話が大きくなって参考にはならないかもしれませんが、まずは小さなことから始めてください。それが少しずつ大きくなっていくのです。あきらめないで継続することが大切なのです。だれでもきっと今世の目的を見つけ、そしてそれに向かって進むことができるのです。

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