この通信は「魂の誕生」をお伝えします。肉体は魂を入れるための器だとお伝えしました。器と言ってもたんなる器ではありません。言うなれば未熟児を保護するための保育器のようなものなのです。保育器がしっかりしていないと、魂は十分に成長できないのです。そして保育器の状態をよくするのが心の状態なのです。
魂はある意味で一つの生命体なのです。生命体である以上、それなりの栄養や成長に応じた環境が必要になってくるのです。魂の栄養は心の感情なのです。喜怒哀楽をどれだけ多く感じられるかで、魂の成長は異なってくるのです。特にマイナスな感情を強く持ち続けていると、魂の成長は止まってしまうのです。逆に、プラスの感情は魂を大きく成長させるのです。魂が成長するとは、魂の光子の数が増えることなのです。魂は風船のようなものの中に多くの光子が入ったものなのです。およそ10の10乗個から15乗個の光子が入っていて、活発に活動しているのです。さまざまな経験をすることで、プラスの感情をいだくと光子は増えていくのです。ちなみに映画を見てとても感動すると、人にもよりますが光子は100から200ぐらい増えます。富士山などに登って御来光を見ると1000ぐらい増えるのです。さらには、人に喜んでもらうと300ぐらい増えるのです。逆に、人を恨んだり憎んだりすると、光子の数は減ってしまうのです。その時の度合にもよりますが、1000から2000ぐらい、一気に減ってしまうのです。
人はいつも感情をいだくのですが、多くの喜怒哀楽を感じることでたえず光子の数が変わり、最終的にどれだけ数を増やせたかによって、その人生の価値が決まってくるのです。いろいろな人生があるのですが、さまざまな理由でマイナスな感情ばかりを持って生涯を終えると、その人の魂の光子は極端に減ってしまい、人として最低限必要な数が維持できなくなってしまうのです。人としての魂を維持するには、光子が10の8乗個以上ないといけないのです。それ以下になってしまうと、動物と同じになってしまうのです。犬や猫の魂の中にある光子はおよそ10の5乗個なのです。汚い言葉ですが犬畜生とは、まさに犬と同程度の魂を持った人のことを指しているのです。さらに光子の数が減ってしまうと、人ではなく獣になってしまうのです。人であって人でなくなってしまうのです。マイナスの感情を持ち続けることはとても恐ろしいことなのです。
魂の光子をいかに増やしていくかが、成長するということなのです。そのためには日々感謝と謙虚さを実践していくことが、最大の方法なのです。魂を成長させるために何度も生まれ変わってさまざまな体験をするのです。しかし、本来の姿から遠ざかってしまっている人があまりにも多くなってきました。生まれ変わることで少しずつ魂を成長させないといけないのに、最近は逆に後退する人が多くなってきたのです。このままでは人であって人でない人が増えるばかりになると、大元の神は憂うようになってきたのです。実はこのようなことが人類の誕生以来、何度もくり返されてきたのです。そのつど大元の神は断腸の思いでリセットして、人類を原始の時代からやり直しさせたのです。しかし、もうこれが最後なのです。何度もリセットされません。ラストチャンスを我々人類はどのようにするのかが問われているのです。
魂がその光子の数を増やしていくと、ある領域に入っていくのです。それが霊界の一番上なのです。この上が神界となるのです。霊界の一番上の状態で光子はおよそ10の40乗個となっています。生きている時は10の10乗個から15乗個なので、かなりの数に増えているのです。それは、霊界でもたえず他の霊たちのためにいろいろと働くことで結果的に光子の数が増えていくのです。その霊にもよりますが、およそ100年から1000年かけて霊界の最上部まで上がると、神界に入っていくのです。神界に入ると光子はおよそ10の50乗個となり、さらに上に上るようにお勤めをしていくのです。ちなみに一番身近な神様である現津神の光子は10の50乗個、国津神は10の100乗個、そして天津神になると10の1000乗個となります。仏様の多くも10の50乗個となるのです。このちがいが次元のちがいとなるのです。
動物霊などの邪気は光子でできてはいません。暗黒物質であるダークマターでできているのです。ダークマターも素粒子でできているのですが、光子を作っている素粒子とはまったく異なるもので、すべての光を吸収してしまいます。宇宙の80%はダークマターでできていると言われています。どうしてこんなに多くのダークマターが存在するのか、それは今までに存在して来た多くの人類のような存在が作り出してきたマイナスの感情からできているのです。マイナスな感情で作られたエネルーギー体は半永久的に存在し、いつまでも宇宙空間にただよっているのです。そしていくつも重なり合って動物霊や妖怪、そして邪神となっていくのです。地球にはこれらの存在が多く集まってきているのです。なぜなら、人間がマイナスな感情を多く作り出すので、その存在たちのエネルギー源になるからです。そしてより人間がマイナスな感情を持つように仕向けるのです。それがまさしく「悪魔のささやき」なのです。このようなことが何千年、何万年もくり返されてきたのですが、そろそろ終止符を打たれる時がきたようです。
宇宙に存在するダークマターは今、急激に減少し始めいます。大元の神の力によって、ダークマターは一掃されつつあるのです。強力な光子によってダークマターが次々に消滅しているのです。地球では、大元の神の力を授かった神々が動物霊や妖怪、邪神にいつまでも人間界でさ迷っている霊たちを消滅し始めているのです。その勢いはこれからますます強くなっていくでしょう。そして、マイナスの感情を強く持っている人も神罰を受けることになります。これ以上地球を、そして宇宙をダークマターで汚さないようにさせるためです。マイナスな感情は我欲から生じます。我欲をいかに少なくするかが大きな課題となるのです。今の状態で十分幸せであると感じ、そして周りの人を思いやり助けて行くことが我欲を少なくすることにつながっていくのです。そのことを実践するかしないかで、神の裁きが下されるかどうかが決まってくるのです。裁きはすでに始まっています。これから急速に下されていくことでしょう。
私たちは魂を成長させるためにこの世に生まれてきたのです。成長どころか後退するようなことをいつまでもしている人は、これからは抹消されていくのです。大元の神のご意志は固く、容赦はありません。少しでも人のためになることを日々実践していきましょう。そして感謝と謙虚さをいつもこころがけ、神を信じることをしていきましょう。人は魂が本体であり、肉体はその器でしかないのです。そして心は器である肉体を良くも悪くもするスパイスなのです。適量に入れれば美味しくなるし、多く入れすぎると辛かったり、苦くなってしますのです。体は心のスパイスによって良くも悪くもなり、それが魂の光子の増減につながっていくのです。いかに程よく美味しいスパイスを使うかが、料理人である人の意志にかかっているのです。