1) 早寝、早起きして、朝日を見ることを心がける。
2) 下半身を冷やさないように着る物に気をつける。特に足を。
3) 冷たい物を飲んだり食べたりするのはひかえる。
4) 甘い物はひかえて、しっかりご飯を食べる。
5) 適度な運動をして、しっかり筋肉をつける。
6) 洋食よりも和食を中心とし、和の発酵食品をしっかり食べる。
7) 夏場に冷房に当たりすぎないこと。特に朝までクーラーをかけない。
8) 鉄分の多いホウレン草やカイワレ、そして海藻類をしっかり食べる。
9) 長時間スマホやパソコン、テレビを見ないようにする。
10)安易に痛み止めを飲まないようにする。
以上の項目を少しずつ実践し、ホルモンバランスを調える漢方薬を飲むとよいでしょう。
女性の生理は毎月やってきます。月経と言われるゆえんは、月の周期と関係しているからです。月の引力が女性ホルモンに大きな影響を与えているのです。
しかし、生活様式の変化やスマホなどの電磁波の影響で、多くの女性の生理が乱れています。
生理が乱れると精神的にも不安定になります。ヒステリックになったり、不安が強くなったりします。
また生理痛の多くはストレスや冷えから起こります。安易に痛み止めばかり飲んでいると、ますます子宮が冷えてしまい、痛み止めが手放せなくなって悪循環になってしまいます。
生理不順や生理痛が強いということは、妊娠しづらいということでもあります。
10代からしっかりと改善しておかないと、いざ結婚してもなかなか妊娠することができません。
漢方ではむかしから生理不順や生理痛を改善する薬が使われてきました。
体質や症状に応じて薬を使い分けますが、冷えが強い人は霊鹿参(れいろくさん)をベースに使います。また、生理が乱れやすい人にはエッキ錠を使います。この二つを合わせて使うこともあります。
今、多くの女性が生理不順や生理痛で悩んでいます。日々の生活をしっかり見つめ直さないと、良くなりません。
単純に薬を飲めば治るというものではないことを、しっかり認識してください。