この通信では神の道をお伝えします。神の道とは神とつながるためのもの、神の意に沿う生き方をするためのもの。それが本当の神道です。先回お伝えしたように、私たちは眠っている時に神や目に見えない存在とつながるのです。それはある意味で、自我がない状態だからです。自我が強いと神とつながらなくなるのです。
以前にもお伝えしましたが、神社などの神殿に祀られている鏡は、神様の象徴とされています。鏡を見る時に自我をなくして見ると、そこに映る自分の顔が神だと言うのです。つまり、カガミからガを取るとカミになるのです。そのことを多くの人はしりません。宮司も神官も。昔の人はちゃんと知っていたので、鏡を祀ってきたのです。夢の中ではさまざまなお告げやメッセージが伝えられますが、中には邪気からのものもあり、人をおとしめたり、そそのかしたりすることもありました。そこで、本当に神からのメッセージなのかを確認するために、夢の内容を多くの人と共有することで検証をするようにしたのです。そして多くの人が認めたものが神話となって語り継がれるようになったのです。口頭で。さらにそれらの神話を丹念につなぎ合わせていったのが古事記や日本書紀なのです。
しかし、個々の神話は時代や場所も異なり、さらには時の権力者の権威を高める目的もあったので、古事記や日本書紀の内容はかなりちぐはぐなっているのです。場合によってはまったく関係のない神様が夫婦だったり、兄弟だったりします。アマテラスとスサノウが兄弟であると言われていますが、まったく関係ないのです。これらの真実はまた改めてお伝えしますが、多くの神々の出生や出来事の多くに偽りがあるのです。このようなことが日本の神道を混乱させ、荒廃させているのです。今一度、日本の神々の真実を知る時がきました。神々の真実を知らないと、本当の意味で神とつながることができないのです。おそらくこの通信のナンバー73から108にかけて、日本の神々についての真実をお伝えしていくことになります。日本の神々の多くは今、とても憂いています。日本人の多くが神とのつながりから遠ざかり、神を信じなくなっているからです。そのような状態では、神も力を貸しようがないのです。神々は何とか多くの人を助けようとしたいのです。しかし、神を信じてくれないと助けようがないのです
日本の神々をこれほどまでに弱体化させたのは、やはり戦後のアメリカの画策によるものです。戦後GHQによって日本の教育も大きく変えられました。それまでは学校でも日本の神話や神々について教えてきました。それは明治政府による天皇制を権威づけるものではありましたが、それでも神を信じ日本の国の成り立ちを知ることで愛国心と精神性が養われてきたのです。お隣の国、韓国では神話を学ばない国は滅びると言われています。まさしくGHQの目的はそこにあったのです。日本人の心のよりどころである神話を学ばせないようにしたのです。そのため日本人の多くは心のよりどころを失い、精神的にとても弱くなってしまったのです。うつ病や引きこもり、さらには自殺者が多くなってきたのはその現われです。正しい神話を学び、そしてそれぞれの神々のお役目や由来を知ることで精神性が高まっていくのです。
日本の神々は多くの役割を持っています。なぜこれほどまでに多くの神が日本に存在するのか、それは日本が世界を取りまとめていく役目を持っているからです。太古の昔から日本は世界の中心的な役割を果たしてきたのです。およそ10万年前に天皇(スメラミコト)が誕生しました。それまでもすでに存在していたのですが、より強い力を持つようになったのです。強い力とは支配力や権力ではなく、神とつながる力が増したのです。神の力をお借りして、世界をまとめるお役目を授かったのです。それまで幾度もくり返されてきた争いによって地球は何度もリセットされて原始の時代からやり直してきました。これ以上同じ過ちを犯さないように、日本の天皇(スメラミコト)に大きな力を神は授けたのです。その力とは、言葉です。言葉には神が宿ると言われています。日本には言霊と言う文化があります。それは言葉の一文字一文字に神が宿っていて、その言葉を使うことで神の力を発揮することができるのです。その力を授かった天皇(スメラミコト)は多くの子弟を世界に派遣させ、各地でその風土や人種に合った言葉を作り出し、言葉の力によって平和な世を作ろうとしたのです。それを神代文字と言います。
今から10万年前に世界に派遣された天皇(スメラミコト)の子弟は16人、それぞれの子弟がそれぞれの言葉を持ってその地域の人々に言葉を教え、文化と神への信仰を説いていったのです。それを象徴しているのが皇室の紋章である十六菊花で、真ん中の小さな丸が日本を表しているのです。このことは多くの人は知りません。日本が世界の古代文明の基礎を作ったなどとは、だれも信じないでしょう。しかし、これは歴然とした事実なのです。今現在、わかっているだけで神代文字は基本的には48種類あります。それは今でも引き継がれて書かれています。日本で神代文字の第一人者が安藤姸雪先生です。元々書道家の家に生まれ、今から35年前に昭和天皇のご依頼で神代文字と出合い、以後神代文字をこの世に復活させたきたのです。神代文字はカタカナのアイウエオの50音をいろいろな形に表しているのです。現在わかっているだけで48種類あり、その多くが世界の言語の元になっているのです。英語のアルファベットやハングル文字、アラビア文字、さらには漢字も。おそらく他の国の文字も、この神代文字が元になっているのです。また、世界に残っている古代遺跡に刻まれている文字も、神代文字が元になっています。そのことが今、少しずつ解明されています。
神代文字を創られたのが神なのです。一文字一文字に神が宿っていて、書いたり読んだりするとその神の力を授かることができるのです。しかし、それはごく一部の人にしか出来なくて、昔は天皇(スメラミコト)や神官にしか書くことが許されませんでした。時代が大きく変わろうとしている今、神は多くの人に神代文字を書かせることをお許しになったのです。神代文字を修練することで神とつながることができるようになるのです。それも多くの神と。50音が48種類で2400もの神がおられるのです。もちろん他にもっと多くの神がみえるのですが、ひとまずこの2400の神とつながることで一人でも多くの日本人が神の道を実践していけるようになるのです。神代文字の一文字一文字に宿っている神が、日本の神話に出てくる神となっているのです。そのことについても改めて伝えていきます。
日本は神の国と言われます、まさしく言霊の国でもあるのです。言葉によって日本を、そして世界をまとめ平和な世にしていくことが日本人のお役目であり、責務なのです。これこそが初めて明かされる真実なのです。すべての人が神代文字を修練することはできません。それを補うのがこの通信なのです。この通信を読むことで神の力を授かることができるようになるのです。