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新時代通信No10 【魂と霊】

21年08月10日

この通信は神や目に見えない存在を信じ、地球がこれから大きく変わるために、「和」の精神を持って周りの人を思いやり、助け合っていける人にお伝えしています。目に見えない存在にはいろいろあります。神や守護霊、魂、そして幽霊や動物霊、妖怪や怨霊などがあります。今一度、整理してみます。
 
人の本性は魂です、肉体から離れた状態を霊と言います。つまり肉体に宿っている時は、感情である心によって魂は支配されているのです。したがって強い思いを持つと魂にその感情が刻み込まれてしまうのです。怒りや憎しみ、恨みや恐れなど。肉体から離れてもその感情は魂についていて、その状態を霊と言うのです。つまり、マイナスな思いがまとわりついた魂を霊と言うのです。ただ、純粋に肉体を離れた魂を霊とも言います。マイナスな思いがついた場合、霊の前に何かしらの言葉がつきます。怨霊や生霊、幽霊や動物霊などがあります。また、人の強いマイナスな思いは時々体から放出されることがあります。毒気を吐くと言う言葉があるように、実際に一つのエネルギー体として口から出てくるのです。それらが寄り集まって何百年、何千年かけて凝縮されたものが妖怪や動物霊なのです。キツネやタヌキの霊ではなく、その性格を言い当てているのです。
 
キツネはずるがしこいと言いますが、実は臆病者で神経質なので不安やヒステリックな感情が凝縮されているのです。タヌキは我欲、ヘビは執念深さ、ネコは恨みという形で。人がこのような感情を持つと、波長が合って引き寄せてしまい、さらにその感情が増大してしまうのです。「逆鱗:ゲキリン」という言葉があります。中国の故事で、龍のあごの下の逆さのウロコに触れると怒ってその人を殺してしまうという意味があります。気の荒い龍もいるのです。また、妖怪も同じように人の想念が凝縮されたものです。動物霊とちがって、どちらかというと少し滑稽で、ばかばかしいところがあります。ゲゲゲの鬼太郎に出てくるネズミ男や砂かけババア、アズキ洗いなどがいます。やはり同じような思いを持った人に取りつきます。まさしく波長が合うのです。
 
そして俗に言う幽霊や未成仏霊は、肉体を離れた魂が生前のマイナスな思いや執着が強すぎて、この世に居座っているのです。特にマイナスな思いが強い方を幽霊、物や土地、お金に執着している場合は未浄化霊と言います。また、事故や病気で突然死んでしまい、自分が死んだことがわからなくていつまでもこの世をさまよっている魂を浮遊霊と言います。まだ他にも土地に執着した霊を地縛霊、強い恨みを持った因縁霊などさまざまな霊がいます。そしてさらには、それらの霊を操る悪魔やサタン、そしてルシフアーなどもいます。これらの存在は霊界の非常に波長の低い所にいて、この世と行き来しているのです。
 
なぜ神はこれらの存在をお創りになったのか。本来は必要のない存在でしたが、人の魂が成長するためには悪の存在が必要だったのです。善だけでは善の意味、価値がわからないのです。比較して初めてわかるのです。しかし、悪の存在が大勢を占めるようになってきたため、その役目を終わらせる時が来たのです。
霊界はその波長の高低によって幾重にもわかれています。一番下がいわゆる地獄界や魔界です。生前、とても強いマイナスな思いをもったままこの世を去ると、その思いの波長に合った世界にいくのです。その霊たちはそこを地獄とは思っていません。生前の思い、特に我欲を満たすことを際限なく続けているので、逆に天国だと思っています。しかし、いつまでも満たされない欲を追い続けているので、結局はさらに下の魔界に入り込み、その支配者たちに道具として使われるのです。それが怨霊や死霊なのです。その状態になるとほとんど上に上がることはできません。これらの霊は時々この世にやって来ては人を苦しめます。人が苦しむことを喜んでいるのです。しかし、それらの霊もそろそろ消滅されていきます。地球が今、銀河の中心に接近してその中心から強力なエネルギー、つまり神の愛を受け取っているので、その力で宇宙のモズクとなるのです。魂は不滅ではありません。いつまでも波長が低いと神の力で消されるのです。
 
霊界はさらに亡くなってからすぐに行く、いわゆるお花畑のような世界があります。ここで今世の人生を振り返り、反省して次の進路を決めるのです。もう一度生まれ変わるのか、または霊界に残っていろいろなことを学ぶのかを。生前の魂の波長のレベルにあった世界に行き、多くのことを学び、また転生します。このことがおよそ40万年続けてきましたが、そろそろ終わろうとしています。なぜなら一向に進化しない人の魂に神もそろそろ堪忍袋の緒が切れたのです。このままではさらに地獄界に落ちる魂が増えるばかりで、そろそろ終止符を打つことになりました。そのためにまず、地獄界と魔界の消滅を実践されました。そのため今、その世界にいた存在が人間界に入り込み、人に憑依しているのです。これも神による選別です。マイナスの心を強く持っている人に憑依し、よりマイナスになり自滅していきます。しばらく続くでしょう。そして、次はこれからの時代に沿った生き方をできるかどうかが試されているのです。
 
すでに地獄界と魔界はなくなりました。ただそこにいた存在は今、人間界に乱入して来ています。それらの存在に取りつかれないようにするためには、感謝と謙虚さしかないのです。心のスキを狙ってきます。少しでもスキを見せれば入り込んできます。日々精進していないと邪気の餌食になるでしょう。神はそれを見ています。どちらを選ぶかはその人しだいです。神には善悪はありません。どちらを選んでもそれを受け入れてくれます。ただ、いわゆる悪を選べばおそらく魂は消滅させられるでしょう。二度と生まれ変わることはありません。どちらを選ぶかは本人の自由です。もう後はありません。よく考えてみて下さい。
 
神は一つの区切りをつけたいのです。どちらであってもいいのです。ただ、人の子としていろいろな体験をする機会を与えて下さったことに感謝しましょう。ただそれだけなのです。そして神の子として生まれて来た以上は、それなりのことをしなくてはなりません。それは神の愛を受けとめ、そしてそれを周りの人に広めていくことなのです。それが思いやりであり、助け合いなのです。人として生まれて来た以上、そのことを実践しないと生まれて来た意味がないのです。できなければ人としての存在価値はなくなり抹消されるのです。そのことをしっかりと認識して下さい。
 
私たちが見えている世界は、実在するすべての世界のわずか1割程度です。逆に言えば、目に見えない世界が9割近くあるのです。たとえ見えなくても存在していることを信じ、そして我々の世界と深くつながっていることを認識することが必要です。目に見えない世界が本当の世界であり、そして不滅なのです。

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