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道しるべ通信No.4【大きな峠】

21年05月22日

コロナの感染は、国内では歯止めがかからなくなってきました。変異株が主流となり、感染率も重症化率も数倍強くなってきました。おそらく1年前と同じか、それ以上の状態になるでしょう。学校も職場も一時的に休校や出社停止となり、ロックダウンに近い状態となるでしょう。そして、ワクチンによる副作用がじょじょに現れてくるでしょう。

 

コロナの感染は本来なら夏に向けて減少していくのですが、新型、特にその変異株は今までの常識は通用しないようです。そしてさらに特徴的なのが変異の速さです。おそらく過去にないほどの速さで変異を続けていて、いつそれが終わるのが見通しも立っていません。ワクチンを接種してもその効果が現れるには半月から1ケ月はかかりますが、その間に変異してしまう可能性もあるためワクチンの有効性は疑問視されることになります。ヨーロッパの一部の国やイスラエルでは、ワクチンによって感染者は著しく減少した言っていますが、あと1~2ケ月もすれば変異株によってまた感染が拡大するでしょう。そしてワクチンを多く接種した国ほど変異株の出現が多くなり、収拾がつかなくなっていくでしょう。それはコロナも生き残るために変異するので、ワクチンを多く打つほど変異して生き残ろうとするからです。

 

コロナの拡大によって多くの業種が壊滅的な打撃を受けるでしょう。飲食業、ホテル・旅館業、観光業、旅行業、小売業全般、さらに芸能や音楽、演劇など、そしてスポーツ界も。食料品や一部の飲食店、製造業は何とか持ちこたえていきますが、先が見えないことで厳しい状態となっていくでしょう。とても暗いことばかりをお伝えしていますが、その可能性が高い以上、心がまえをしておく必要があるからです。本当になってしまってあわてふためいていては、すぐに対応できないからです。最悪のことを想定してそなえておくことが必要なのです。そのためには一人で抱え込むことはしないで、心が通じ合う人とのつながりをしっかりと作っておくことです。何かあれば的確なアドバイスをしてくれる人をちゃんと見つけておくとよいでしょう。

 

コロナは今まで以上に広がっていきます。そしてワクチンを接種した人たちは一時的にはよくなるかもしれませんが、半年後、1年後、さらには数年後に副作用が発症するかもしれません。今打たれているコロナのワクチンは、人の遺伝子を組み換えてウイルスの抗原となるタンパク質を人の体で作らせ、それに対する抗体ができることによって感染を予防しようとしていますが、一度組み換えられた遺伝子は生涯コロナウイルスの抗原タンパク質を作り続けます。その結果、それに対する抗体も過剰に作るため免疫システムがくずれてしまい、他のウイルスや細菌に感染しやすくなってしまうのです。そのことをしっかりと認識してほいものです。

 

ワクチンはさまざまな病原菌やウイルスから身を守るために必要とされますが、近年多くのワクチンが開発され本当に必要でないワクチンも接種するように義務化されつつあります。子宮頸がんワクチンのように多くの副作用で苦しむ女性を生み出したものもあります。おそらく本当に必要なワクチンは2~3割程度でしょう。インフルエンザワクチンもその有効性は不明な点が多いのが現状です。

 

コロナによってさまざまなところに影響が広まっていきます。経済も教育も政治も大きく変わらざるおえなくなっていきます。今までと同じことをしていては立ち行かなくなるのです。しかし、多くの人は今までのやり方を続けようとします。しかし、それができなくなると怒りや不安をあらわにしていきます。人によっては暴力的になったり、ヒステリックになったり、うつ的になったりと精神的に追い込まれていくのです。その結果、殺傷事件や暴力事件、また自殺や引きこもり、不登校などが増えていくのです。いかに今までのやり方を手放し、新しいやり方、生き方を身に付けるかが大きな課題となります。今までの物やお金、そして我欲に満ちた生き方から人を思いやり助け合い、そして感謝と謙虚さを持った生き方をいかに実践していくかが問われるでしょう。

 

人それぞれの立場や環境がちがうので、具体的にはどうすればよいのかはいちがいに言えませんが、まずは自分さえよければいいという考えを捨てて、家族や周りの人たちのことをよく考えてあげることです。そして少しでもその人たちに何かできることはないかと考えることです。自分のことばかり考えていることが我欲なのです。美味しい物をいっぱい食べたい、高級なバッグや時計、そして服をいっぱい買いたい、いい車に乗りたいなど物やお金に関わることばかり考えていては自滅していくでしょう。また、仕事や商売の先行きが不安でどうしようとばかり考えるのも我欲です。毎日何ができるのかを懸命に考え、実践していくことで活路は開いていきます。心配ばかりして、何もしなければやはり自滅していくでしょう。

 

コロナは単なる感染症ではありません。今までの考え方や生き方を捨てさせ、新しい考え方生き方に目覚めさせるためのショック療法なのです。コロナによって目覚めるか、目覚めないかは人それぞれです。しかし、目覚めなければ容赦ない状況に追い込まれていくでしょう。その分岐点であり峠がこの夏となるでしょう。秋にははっきりと明暗が分かれてきます。少なくとも立秋(8月7日)までには新しい生き方に切り替えていけるとよいでしょう。どこまでやればよいのかわからない人もいるでしょう。その目安は日々不平不満を言わないようにし、感謝を表す言葉「ありがとう」と謙虚さを表す言葉「どういたしまして」をより多く口に出して言えるかどうかにかかっています。不平不満を表す代表的な言葉が「いやだ、めんどうくさい、私だけ、できない」などがあります。なにげなく口から出ている人が多いので気をつけてください。

 

これから必要とされて行く人は、人に対する思いやりと感謝の思いをいつも口に出せる人です。いくら思っていても口に出さなければ相手に伝わりません。ちょっとした心づかいを口に出すのです。そうすれば相手の心とつながっていくでしょう。殺伐とした世の中であるがゆえに、ちょっとした思いやりが必要なのです。決して大それたことをするわけではありません。今日からでも始めてみて下さい。そして少しでも多くの人の心を温かくしてあげて下さい。きっとこれからの大峠を乗り越えることができるはずです。峠は目には見えませんが、これから夏にかけてやってきます。自然災害や経済的な困窮と言う形で。だれも避けて通ることはできないでしょう。さらにコロナの感染とワクチンの副作用も重なってきます。まさしく八方ふさがりになるのです。このような状態がおそらく来年の秋頃まで続くので、多くの人がとても苦しい思いをすることになります。自分のことばかり考えている人はおそらく、峠を乗り越えることはできないでしょう。それはある意味での淘汰となるのです。どのような状態になるのかはさまざまなので、ここでお伝えすることはできませんが、はっきりしていることはかなり苦しい状況に追い込まれるということです。今以上に。

 

 

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