この通信もこれで最後となります。すでに世界中で異常気象が拡大しています。テレビではあまり取り上げられませんが、インターネットなどで調べればわかることです。この通信が伝えていることが本当なのかは、いずれわかることとなるでしょう。ただ、今までとはケタのちがう台風やハリケーン、そして地震や火山の噴火が起こるでしょう。
この通信の目的は、これからの生き方や社会の在り方を一人でも多くの人に知ってもらうことです。異常気象によって食料や資源が入手しずらくなります。今までのようにお金を出せばいつでも手に入れることができなくなります。逆に言えば、今までの生活スタイルが夢のようだったのです。夢はいつか終わります。
現実を直視し、少ない食料や資源をいかに有効に使っていくか、また分かち合っていくかが大きな課題となるでしょう。そのためには人を思いやる和の心をしっかり持っていないとできないのです。このことを何度も伝えてきましたが、目覚めている人は少数でしょう。一人でも多くの人が目覚めてくれることを願ってこの通信を書いているのです。
和の心を持つとは、やはり感謝です。「ありがとう」をいつも口に出して言うことであり、マイナスな言葉は使わないということです。そして「どういたしまして」と言うことも。この二つの言葉をみんなが使っていけば、争いはなくなっていくでしょう。今、あおり運転やいじめ、そしてＤＶなど暴力や争いがとても増えています。「ありがとう」と「どういたしまして」を言っていたらこのようなトラブルは起こらなかったでしょう。
感謝と謙虚さがないために起こるのです。自分がすべて正しい、自分の損得だけを考える、さらには自分さえよければと自分中心の考えを持っている人が多いのです。このままではさらに争いは増えていくでしょう。それをくい止めるために自然災害が多発しているのです。我欲が強い人ほど災害に遭遇するのです。千葉で三度も台風に見舞われたのは、偶然ではありません。千葉の人が特別我欲が強いわけではありませんが、そのことを知らしめるためでしょう。
我欲が強い人は、そのことを思い知らされることでしょう。病気や事故、そして災害などで。そのことで自分の我欲に気づき、改善するように努力する人はよくなっていくでしょうが、変わらない人はさらなる災難にあうことになるでしょう。場合によっては命取りになるかもしれません。これが神による選別なのです。
すでにそれは始まっています。そのことをどこまで信じるかは人それぞれですが、何かを信じることができるのであれば、まずは自分の心を見つめてみるとよいでしょう。自分はいつも何を一番考えているのか、自分のことなのか、ひとのことなのか、どちらが多いのかを。自分のことばかり考えていることが我欲の強い人なのです。少しでも人のことを思いやることで我欲は少なくなっていきます。
人とのことを思いやるとは、元気でいるとか、さみしい思いをしていないかとか、病気はよくなったとか、さらには金銭的に困っていないかとかなど、人のことを気づかうことなのです。手紙やハガキ、そしてメールなどで確認してみるとよいでしょう。
２０２２年は、多くの人が生きていくために何をしなければならないのかを真剣に考え始めるでしょう。食料や資源をいかに効率よく使い、そして少ない物をいかに分け合うのかを。そうしないと生きていけないからです。人は食べないと生きていけません。今のような飽食の時代は終わりです。
少なくてもしっかり生きていけることを立証する時が来たのです。本来人はそれほど食べなくても十分に生きていけるのです。１日１～２食で十分なのです。３食しっかり食べているから糖尿病や高血圧、高脂血症になるのです。
要は食べすぎているのです。人の欲には際限がありません。美味しい物を腹一杯食べたいという欲は、人の一番おろかな欲でもあるのです。禅宗の僧侶は、１日２食で少量のご飯と野菜、そして汁と漬物だけで修業をしています。本来はそのぐらいでいいのです。
そしてもう一つ、２０２２年頃には多くの人がとても殺伐としてきます。そのためささいなことでもトラブルが起こりやすくなるのです。トラブルに巻き込まれないようにするには、やはり感謝と謙虚さをしっかり持つことでしょう。「ありがとう」と「どういたしまして」は人の心をなごませてくれます。イラついている人の心を穏やかにしてくれるのです。どんなことがあっても、この二つの言葉をしっかりと言うようにするとよいでしょう。人の心をなごませることが、これからの時代にはとても必要になってきます。物やお金が少ないと人の心は殺伐としてくるのです。
２０２２年頃からおよそ１５年の間に、世の中は大きく変わっていくでしょう。逆に言えば、変わらざるおえないのです。しかし、変わるにも二通りあります。一つはすでにお伝えした２０年後であり、もう一つは荒廃した状態です。多くの人が飢えに苦しみ、盗みや殺人が当たり前のように日常化しているのです。まるで映画のような状態になるのです。どちらになるかはこれからの数年間、特にこの１年間で決まってくるのです。
感謝と謙虚さを一人でも多くの人が持てるか、それとも我欲を持ち続けるか、それは一人一人の意識の持ち方で変わってくるのです。現在は２０１９年の１１月５日です。
来年の今、どれだけの多くの人が我欲を少なくしていられるかで、決まってくるでしょう。１１月６日は旧暦で１０月１０日です。この日はすべてのエネルギーが一番強くなる時です。エネルギーが強くなると、人の本性が表に出てきます。普段思っていることが言葉や行動に現れてくるのです。
本性が現れることで、その人の進む道がハッキリしてきます。自己愛に突き進むか、利他愛に進むか。そのことでその人の人生は大きく変わるでしょう。自己愛に進む人は破滅の道へ、利他愛に進む人は残される道へと進むでしょう。このことが神による選別なのです。もちろん明日以降から１年後までの間に変えることができます。しかし、それ以降は変えることができないでしょう。そのことをしっかりと認識して下さい。この通信をこれでもって終了とさせていただきます。
この通信はいずれ本になるでしょう。そして２０年後に本当にそうなったのかが検証されるでしょう。私はおそらく２０年後も生きていると思います。私自身が検証するでしょう。できればこの通信のように明るい未来が現実化していることを願っています。しかし、荒廃した状態であっても私は人のために心と体を癒す仕事を続けていたいと思います。いずれにしても、これから一人でも多くの人を助けていくことには変わらないと思っています。できれば一人でも多くの人が目覚めて、新しい世の中を作っていってくれたらどれだけ嬉しいことか。私の役目は人の心と体と魂を調和させることにあります。ご縁があればお尋ね下さい。
