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高次元通信

高次元通信No21【神界14】

24年07月12日

さまざまな神が今、大きく動き出しています。なぜなら、大元の神が人類を残すかどうかの最終決断を下そうとしているからです。このままでは人類は一掃されてしまいます。そうならないように、神々が一人でも多くの人を目覚めさせようとしているのです。100人の内、一人でも目覚めるなら、残される可能性が出てくるのです。

 

【天宇受売神】(あめのうずめのかみ)
この神は、天照大神が天岩戸に隠れてしまったのを、誘い出すために半裸で踊ったとされる神ですが、やはりこれも事実ではないのです。この神は人々に苦難を受け入れさせて、一回りも二回りも成長させることを後押しする神なのです。天宇とは神が与えた運であり、良いことも悪いこともあり、それを受け入れていくことで成長することを導く神なのです。それがどうして半裸の踊りをした神になってしまったのか、そのいきさつはわかりませんが、いかに古事記の内容がいいかげんかがわかっていただけると思います。ちなみにこの神は男性です。

 

【久久能智神】(くくのちのかみ)
この神は、気に宿る精霊だと言われています。しかし、その実体は精霊ではなく、人の寿命を久しく伸ばしてくれる神なのです。いつまでも元気で長生きできる知恵を授けてくれるのです。日本の平均寿命が世界でもトップレベルにあるのは、この神のおかげなのです。医療が充実していることもありますが、健康で長生きできる知恵を私たちはこの神からいろいろと授かっているのです。たとえば、発酵食品の作り方やキノコの栽培法、四季の過ごし方や自然との共生の仕方などさまざまなことが昔から教えられてきているのです。それが伝統となって今も引き継がれているのです。伝統はある意味でさまざまな神から授かった知恵でできているのです。その伝統をいかに絶やさないようにしていくかが大切なのです。

 

【塩椎神】(しおつちのかみ)
この神は、航海の神と言われていますが、海とは関係ありません。この神は塩と椎茸を使って飢饉や天災害によって食糧が不足した時に、人々が飢えをしのげるような知恵を授けてくれるのです。塩は保存食を作るために、椎茸はとても栄養価が高く簡単に手に入るからです。塩に椎茸を漬けるのではなく、塩を使った保存食を指しているのです。椎も椎茸だけでなく、他のキノコや山で取れる山菜や木の実を指しているのです。日本は発酵食品や塩による保存食の伝統が古く、今でもそれは引き継がれているのです。その多くはこの神が知恵を授けてくれたのです。

日本食が世界的にブームとなっています。発酵食品をこれだけ多彩に作る国は、他にはなく、さらに食材の本当の味をしっかり引き出す国もないのです。そして、味の決め手となる出しをこれほどまでに極めている国もないのです。これらの多くは、さまざまな神が授けてくれた智恵によって引き継がれているのです。

 

【泣沢女神】(なきさわめのかみ)
この神は、伊邪那岐命の涙から生まれた神とされています。これもまた事実ではなく、この神は人の心にたまってしまった苦しみや悲しみ、辛さや悔しさを大声で泣かせることで発散させる神なのです。人は泣くことで辛い思いを吐き出すことができます。ひとしきり泣くことでスッキリさせてくれるのです。そんな神もおみえになることを知っておくとよいでしょう。この神とよく似た神が【一言主大神】(ひとことぬしのおおかみ)で、一言の願い事を聞き入れてくれる神とされていますが、願い事を聞き入れるのではなく、一言を言わせることで胸のつかえを取り去ってくれる神なのです。いろいろな神がおみえになるのです。

 

【大山咋神】(おおやまくいのかみ)
この神は、山の化身であり、お酒が大好きな神と言われています。これも事実ではなく、この神は山の幸を与えてくれる神なのです。木の実や山菜、キノコや自然薯、鹿や猪に熊などを与えてくれるのです。そして人々がこれらを食べると美味しいと言って、舌鼓を打つことを喜んで見ているのです。咋とは舌鼓を打って物を食べる意味なのです。

 

【久延毘古神】(くえびこのかみ)
この神は、物知りの田んぼの神とされていますが、本当の御役目は人の命を引き延ばし、人生をしっかり振り返ることで来世の新たな課題を見出せるようにする神なのです。久しく命を延ばし、過去を振り返させることを助ける神なのです。毘はそばに付いて助けると言う意味なのです。

 

【奥津彦神】(おきつひこのかみ)
この神は、台所の神として、昔はどの家にもあったカマドにそのお札が貼られていました。しかし、その本当の御役目は火から家を守るのではなく、火が絶えないようにさせる神なのです。つまり、昔は火を起すことは大変なことだったのです。今のようにマッチやライター、火打石がない頃は木をこすり合わせて起こしていたので、一度ついた火をいかに消さないようにするかがとても大切だったのです。その火を消さないようにしてくれていた神なのです。それがいつの間にかカマドから火に家に飛び火しないようにさせる神に変わってしまったのです。本来の御役目を知っておくことは大切なことなのです。

 

【火之迦具土神】(ひのかぐつちのかみ)
この神は、母親である伊邪那美命に火傷をさせてしまった神と言われています。そのことで伊邪那美命は死んでしまい、黄泉国に行ったとされています。この神は本当の御役目は、火が燃えて多くの樹木が灰となり、土に還ることで新たな植物がしっかりと成長できるような環境をお創りになる神なのです。アマゾンなどでは今でも原生林で焼き畑農業が盛んに行われています。しかし、そのため森林はどんどん減少し、そこに生息する生き物たちは住処をなくしているのです。この神の御役目とは別に、住処をなくしてしまった生き物たちに、新たに住むことができる森林をお創りになられているのです。ある意味で反対のような御役目を果たしているように思えるのですが、樹木が燃えたあとをどのように活かしていくかを担当される神なのです。火をどのように扱うかで、私たちの生活は大きく変わります。戦争でも火は使われます。戦火によって人も建物もすべてを失ってしまうのです。この神はそうさせないようにいろいろと御働きになっているのです。

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