神界7からは直接、神からのメッセージではなく、それぞれの神の本当の素性とお役目を箇条書きにしてお伝えしていきます。さらに、文章量も神によってかなりのばらつきがありますが、詳しくはこの通信の元となる「新時代通信」を読むようにしてください。神はとても多才でユニークな存在でもあるのです。
【宇迦之御霊神】(うかのみたまのかみ)
この神様は稲荷神社と関係ありません。ウは嬉しいのウ、カは哀しいのカ、つまり人の喜怒哀楽を育てる神様なのです。人の御霊、つまり魂がさまざまな感情を体験することで、成長をいざなう神なのです。人はいろいろなことを体験するために生まれてきたので、嬉しいことだけでなく、苦しいことや悲しいこと、辛いことも経験するのです。その時に、一つの感情にとらわれ過ぎないように支えてくれるのがこの神様なのです。神社は本来、感謝を伝えに行く場であることがおわかりになったでしょうか。さまざまな神様が私たちを守ってくれているのです。だから感謝を伝えに行くのです。ご利益をお願いに行く場ではないのです。近年、ますますご利益をあおるようになってきた神社仏閣は、これからすたれていくでしょう。
【足名椎命・手名椎命】(あしなづちのみこと・てなづちのみこと)
足名椎命と手名椎命は須佐之男命の妻である櫛名田姫神の両親となっていますが、これもでたらめです。この神々は足と手がなにあるように、手足にまつわる神様なのです。つまり、手足を守る神なのです。体の中でも、生きていくためには手足はとても重要なもので、手足がケガや病気にならないように守ってくれる神様なのです。名は無い、椎(づち)はヅが辛い状態で、チが治で治すなのです。つまり、手足のケガや病気を治す神様なのです。大昔の人はそれを知っていたので、手足にケガをしたり病気になった時は、この神様に治していただくように祈願したのです。それが本当のこの神様の御役目なのです。
【多紀理姫神】(たきりひめのかみ)
宗像三女神(むなかたさんじょしん)と呼ばれている、長女の多紀理姫神は、大国主命の妻とされていますが、これもでたらめです。この神様の御役目は多くの人の心を癒し、そして優しい心を持たせるようにする神様なのです。この神様の元となったムーの時代の人は、やはり神に仕える巫女だったのですが、アトランティスの攻撃を受けて多くの人が憎しみの心を持つようになったため、少しでも穏やかな心が持てるように人々に接していたのです。その思いが神となってより強い力となり、多くの人の心を癒すようになったのです。大国主命とはまったく関係がなく、三姉妹の長女もでたらめなのです。宗像神社は九州の福岡にありますが、大陸からの侵攻を防ぐために祀られたと言われています。当時の天皇は朝鮮半島の王族の末裔で、戦乱に敗れて日本に避難してきたため、また戦乱に巻き込まれるのを恐れて、この地に自分たちを守ってくれる神を祀ったのです。それはまったくのお門違いで、この三女の神々はそのようなことをするための神ではないのです。それぞれの御役目をしっかりと認識する必要があります。
【市寸島姫神】(いちきしまひめのかみ)
次女の市寸島姫神は弁才天の元になった神と言われていますが、これもでたらめで、何の関係もないのです。この神様の本来の御役目は、人々に勇気と優しさを与える神様なのです。この神様の元となったムーの人は巫女ではありませんでしたが、いつも人々に勇気と優しさの大切さを訴えていたのです。やはり当時はアトランティスによる攻撃が多くなり、多くの人が亡くなりました。戦うことをしらないムーの人たちはただ怯えるばかりだったので、神を信じていれば大丈夫だと多くの人を励ましたのです。その思いが神となってそのまま伝えることになったのです。したがって弁財天とは何の関係もないのです。弁才天は元々インドの神をモチーフにしているため、日本の神々とはその系統が異なるのです。神様もいろいろな系統や素性があるのです。
【多岐都姫神】(たぎつひめのかみ)
三女の多岐都姫神は、その素性はあまり明かされていません。この神の元となったのはムーの民ではなく、さらに古い時代に生きていた人の魂が神になったのです。およそ10万年前にスメラミコトに仕えていたやはり巫女の一人で、スメラミコトが御創りになった神々の御世話をしていました。そのため、それらの神とのつながりも強く、現津神の中でも国津神に近い存在なのです。したがて、三姉妹と言うのは真っ赤な嘘で、ある意味でその存在をおとしめる悪意があったのです。それだけ強い御力をお持ちになっている神なのです。この神様の本来の御役目はスメラミコトをお守りし、人々にスメラミコトを敬うことの大切さを知らしめることなのです。すでにお伝えしていますが、2000年ほど前に大陸からやって来た王族がスメラミコトと姻戚関係を結んで、日本を統治していったのです。スメラミコトの存在はある意味で邪魔だったのです。そのためこの神も当然ながら邪魔者扱いされたのです。この神こそ今、とても重要な御役目を果たす時なのです。多岐都姫神が祀ってある神社に多くの人が行くことで、この神の御力を授かることが急務となっているのです。
多岐都姫神の本当の名は、タは他であり、ギは義であり、ツは繋げることなのです。つまり、多くの人を心から信頼できる関係にしてつなげる神なのです。これほど今求められる神はいません。多くの人が自己中心的になり、自分さえよければいいと考えている人が多い時代だからこそ、この神の存在がとても必要なのです。しかし、その存在とその御役目を知っている人はほとんどいません。一人でも多くの人がこの神の本当の御役目を知っていただくことを願うばかりです。この神様を祀っている神社はさほど多くはありませんが、全国にあるのでぜひ行ってみられるとよいでしょう。そして、「どうか、多くの人が他の人を思いやることができますように」と祈ってください。さらに、「スメラミコト様、どうか日本国をお守りください。そして一人でも多くの人が目覚めるように御力をお貸しください」と祈ってください。きっと多岐都姫神が取りついでくれるでしょう。
多くの神は、その本当の御役目を知られていません。そのため、人々はご利益ばかりを求めにやってきます。神は人々の感謝の念がエネルギー源となっているのです。逆に、ご利益ばかり求められるとその御力は低下してしまうのです。そのことを多くの人は知りません。ましてや宮司や僧侶もほとんど知らないのです。逆に、宮司や僧侶はご利益を吹聴し、金儲けばかりを考えているのです。いずれは神罰が下されることでしょう。神罰とは、その名誉や地位が剥奪されて、世間から信用をなくすことになるでしょう。真摯に神仏に仕える宮司や僧侶だけが残されることでしょう。おそらく、10分の1まで宮司や僧侶は減ることになります。それだけ、多くの人が神仏を心から信じていないのです。