多くの現津神は、ムーの時代や縄文時代に生きていた人で、その多くは巫女や神官をしていました。人々に神から伝えられたことをわかりやすいように伝えたり、生きていくための術を教えていたのです。また、自然をいかに大切にしていくべきか、他の生き物とどのように共存していくかも伝えていたのです。
【伊邪那岐神】(いざなぎのかみ)
「我は伊邪那岐神なり。我は日本国古来の天皇(スメラミコト)に仕えていた者なり。スメラミコトは大元の神から多くのことを伝え聞くことを旨とし、民が平和に暮らせるように大元の神に祈る役目も果たしていたなり。我は、さらにスメラミコトより伝えられたことを多くの民に伝えていたなり。その多くは民がどのように生きていくべきか、自然とどのように関わるのか、そして神とどのようにつながっていくのかを中心に伝えたなり。されど、大陸からの移住者によって多くの民は迫害を受け、住処を奪われて北と南に逃げ延びたなり。我は残された民を守るために神に祈り続けたなり。その結果、我は日本古来の民を導く現津神となったなり。我は日本国や多くの神を生み出すことはしておらぬ。ましてや伊邪那美神とは何の関係もあらず。大陸からの移住者たちが我の本当の役目を隠すために、あらぬ話を作り上げたのであるなり。
我の役目はスメラミコトより伝えられし御言葉を、民にわかりやすいように伝えることなり。されどこの1万年の間、スメラミコトはある意味で封印されていたなり。スメラミコトに成りすました輩が君臨して来たなり。この者たちには大元の神から伝えられてくる御言葉を聞き取ることはできぬなり。しかし、やっと真の天皇(スメラミコト)が出現するようになったなり。およそ100年前より我の役目を果たせるようになったなり。されど、今の民は我が伝えることを受け取ることができる者はほとんどなく、我の役目を果たすことができぬなり。我の伝えんことを受け取れる者を早急に育てるがよい。そのためには我欲を捨て、感謝と謙虚さを日々実践するしかあらず。時間はあまりあらず、急ぐがよい。」
【日本武尊】(やまとたけるのみこと)
「我は倭建命(やまとたけるのみこと)なり。我は日本国と言う名ができる前から、いるなり。我の正式名は倭建命なり。我は太古の人々に生きていくための知恵を授けたなり。されど、今では途絶えていまい、生かされることはなし。されど、これからまた我の教えが必要となる時が来たなり。なぜなら、大元の神の力によって太古と同じような状態に戻されるためなり。過度な文明は人の欲望を駆り立てるだけで、悪しきものなり。人は最低限の物さえあれば十分に生きていけるなり。互いに分かち合い助け合いをしていけば十分に暮らしていけるなり。今一度そのことをしかと心得るなり。我の教えを得るには、それを今も引き継いでいるわずかな者たちに教えを乞うがよい。北の民と南の民に。特に北の民が今でも我の教えをしかと引き継いでいるなり。我は、戦にかまけた者にあらず。我の名を辱めて祀ることは許し難し。我は倭建命なり。北の民とは、アイヌの民なり。南の民とは沖縄の民なり。どちらも、元は我がはるか昔に導いていた民の末裔なり。アイヌの民は、今でも我の教えをしかと守っているなり。」
【櫛名田姫神】(くしなだひめのかみ)
「我は櫛名田姫神なり。我の役目は神と人をつなぐことなり。されど神とつながるためには、我欲を捨て去らねばならぬ。そのためには日々感謝をするしかあらず。物や金にいつまでもしがみついている者は神とつながることはできぬ。これからの時代は神とつながることができぬ者は生きていけぬなり。すでにそれは始まっているなり。疫病に大雨、灼熱地獄に大地の大揺れ、さらには火の雨降りてその身を滅ぼしていくなり。まだまだ続くなり。早く我欲を捨て去らねば、大方の者は消え去るなり。大元の神の御意思は固く、容赦なきものと思うがよい。我は神と人をつなぐ神なり。」
【邇邇芸神】(ににぎのかみ)
「我は邇邇芸神なり。我が生きせし頃より、この国はあまりにも変わり果ててしまったなり。我の頃は、スメラミコトの御意思に従って民は平和に暮らしていたなり。されど今は、我欲に満ちた者たちが善良なる民を食いものにして、地獄に陥れているなり。この国おも食いものにしているなり。この国はスメラミコトと多くの神によって創られしものなり。そしてこれからの世界を創っていく国でもあるなり。その国を、そして民を潰そうとしている輩をこれ以上ほおっておくわけにはいかぬ。我はこれから多くの神と、そして龍神と共にこの国に害を及ぼす輩を成敗するなり。大陸から渡って来た我欲の餓鬼なる物たちは、我の生きせし頃よりこの国の民を食いものにしてきたなり。スメラミコトの名を偽り、我が物顔でこの国をいいようにしてきたなり。特にこの2000年余りは、スメラミコトをすみに追いやり、天皇と偽って君臨して来たなり。最近になってやっとスメラミコトに戻られることとなりし。されど、あらゆる所に大陸からの餓鬼の末裔がいるなり。それらの輩をことごとく成敗するなり。さらには、餓鬼の巣窟となる集団も成敗するなり。しかと心得るがよい。」
【綿津見神】(わたつみのかみ)
「我は綿津見神なり。我は多くの海の生き物を創り出した神の代表なり。我はこの地球が誕生してからしばらくして魚座からやってきたなり。我よりもはるか昔からやって来た者たちが、大方の海の生き物を創り出したなり。我はそれをまとめてバランスを整えたなり。されど、人類はそのバランスを大いに乱しているなり。このままでは我らが創り出した生き物が滅びるなり。しいては人類も滅びるなり。それを見逃すわけにはいかぬなり。人類は滅びても、この地球にとっては何ら差支えはなきなり。しかし、多くの海の生き物が滅びれば地球の多くの生き物も滅びるなり。それを許すわけにはいかぬなり。我は今、海の流れを変えているなり。そのことで多くの雨が降る所と、灼熱地獄と化した所が生じているなり。さらにそれは際立っていくなり。人類が海の生き物を大切にするまでそれは続くなり。場合によっては、人類は滅びるやもしれぬ。時間はあまりなきなり。早急に海を大切にするがよい。我は綿津見神なり。海の生き物を守るかみなり。」
神の中には、綿津見神のように、宇宙人が次元を落してなる場合もあるのです。神は6次元から9次元の存在ですが、10次元以上の存在を宇宙人と呼んでいます。テレビや映画に出てくる宇宙人は、正確には地球外生命体で、私たちと同じ3次元か、4次元で暮らしています。多くの宇宙人がすべての生き物を創り出し、さらには魂も創り出しているのです。そして、宇宙人は自分たちが創り出した生き物を管理するために、次元を落して神となって、いつも見守っているのです。しかし、自分たちが創り出した生き物が危害を受けることになれば、それらを守るために、時には実力行使をして、危害を加える物を駆逐するのです。