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波動力通信No40【海流】

24年06月17日

海水はさまざまな流れをしています。日本では黒潮や親潮と呼ばれたりしています。黒潮は南から日本列島の太平洋側を上ってくる温かい海流で、魚のエサとなる多くのプランクトンを含んでいます。親潮は北から下ってくる冷たい海流で、黒潮ほどのプランクトンは含んでいません。多くの魚はこれらの海流に乗ってやってきます。

 

波動と海流がどのように関係しているのか、海流は地球の自転と海水温の寒暖差によって生じます。地球は時速1700㎞ほどの速さで回っているため、その回転力によって海流が生じます。さらに、赤道付近と北極や南極の間では、寒暖差によって温かい海水は冷たい海水へと流れています。さまざまな要因によって海流は複雑に入り組んで流れているのですが、海水にはまだ発見されていない素粒子が多く含まれていて、素粒子の衝突によって大きなエネルギーが生じているのです。そのエネルギーが新たな海流を生み出すのです。海流は人工衛星などである程度どのように流れているかはわかるのですが、細かいことまではわかりません。しかし、経験豊富な漁師や船乗りは、潮の流れをよく知っています。特に魚を獲るためには、潮の流れを知っていないと獲れないのです。近年、日本近海での漁獲量が激減しています。また、北海道で温かい海に生息するマンボウなどが獲れたり、ブリが獲れたりしています。明らかに海流が変化しているのです。

 

海流の変化は、CO2による地球温暖化によるものだとも言われていますが、実は太陽系が天の川銀河の中心部に最接近したため、銀河の中心部から強力なエネルギーを浴びることで生じているのです。銀河の中心部から放出されるエネルギーが、海水に含まれている素粒子の活動を活発にさせるため、多くのエネルギーが新たに誕生して海流を変えていくのです。エルニーニョ現象やラニーニャ現象が近年活発になっているのもこのためなのです。海流が変化することで、大陸の気候も影響を受けて、異常高温や異常低温、大雨や干ばつ、台風やハリケーンの多発、さらには竜巻が多くなっているのです。これからさらにこのような異常気象は多くなっていくのです。また、今までのような漁業はできなくなっていくでしょう。

 

海流の変化によって魚だけでなく、海苔やアサリ、カキ、ワカメなどの海産物もかなりの影響を受けるようになってきました。どれも不漁が続いていて、深刻な状態になりつつあります。必然的にどれも値上がるばかりで、今後どのようになるのか予測できない状態にあるのです。場合によっては、国産の海苔が市場から消えてしまうかもしれません。アサリはすでに外国産の物が市場の9割となり、いずれは国産物は市場から消えることとなります。海苔も同じような経過をたどっているのです。もちろん海流だけが原因ではありませんが、日本の食卓に欠かせない海苔が、外国産で占められるようになるのは時間の問題なのです。

 

海流の変化は農作物にも大きな影響を与えます。黒潮によって太平洋側の関東あたりまでの沿岸部は、比較的温暖であるため、ミカンやさまざまな農作物が豊富に収穫できて来たのですが、黒潮の蛇行が顕著になってきたため、以前のような温暖な気候ではなくなってきて、冷害による影響が出始めているのです。

 

海流の変化はこれからますます進んで行きますが、一番影響を受けるのがヨーロッパなのです。フランスのパリは、北海道の最北端である稚内よりも高い緯度にあるのですが、メキシコ湾で温められた暖流が流れてくることで、日本の関東と同じぐらいの気候になっているのです。今、この暖流の流れが大きく変わりつつあるため、これからヨーロッパは、ある意味で氷河期に入っていくのです。1400年頃から1800年頃まで、ヨーロッパと北米は小氷河期だったのですが、それ以上の状態になる可能性が高いのです。当然ながらそうなれば、農作物はかなりの被害を受けるようになり、家畜もエサが不足して十分に育たなくなるでしょう。昔とくらべて暖房設備は向上していますが、燃料となる天然ガスや石油、石炭は輸入に頼っている国が多いため、奪い合いとなり、値段は高騰して、十分な量を確保できなくなるでしょう。ウクライナとロシアの戦争が長引けば、さらなる高騰を招き、凍死する人が激増するでしょう。

 

日本も同じです。温暖化によって日本は亜熱帯化すると言われていますが、これから少しずつ寒冷化していきます。そのことで米などの農作物にも、かなりの影響が出てくるでしょう。ガス料金や電気料金はどんどん値上がりし、生活はかなり厳しくなっていくでしょう。年金暮らしの高齢者は、光熱費を抑えるために暖房を節約するため、場合によっては凍死してしまうかもしれません。さらに、寒さで免疫力が低下する人が多くなるため、さまざまな感染症にかかるようになるでしょう。寒さと飢えによって、多くの人が亡くなることになるでしょう。

 

このような寒冷化は、おそらく100年ぐらい続くことになります。その間に、ヨーロッパや北米、中国、ロシア、朝鮮半島では多くの人が寒さと飢えで亡くなることになるでしょう。場合によっては、人口が10分の1ぐらいにまで減ってしまう国も出てくるでしょう。国としての機能を維持することができなくなるかもしれません。特に、イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、そしてアイルランドが寒冷化するでしょう。

 

すでにお伝えしたように、世界の文明はおよそ800年ごとに西と東に分かれて栄えてきたのです。今まさに、イギリスを中心として栄えてきた文明が終わろうとしているのです。そのとどめを刺すのが寒冷化なのです。EUからの離脱、エリザベス女王の死去、皇太子兄弟の決裂、そしてチャールズ国王のガンと、次々とその権威は崩れ始めているのです。皇太子の妃もガンを患い、公務に出られない状態にあります。イギリスのシンボルとしてのロイヤルファミリーは次々と亡くなっていくことでしょう。

 

海流の変化が一番顕著に現れるのが、北極圏なのです。今、北極の氷が急速に溶けだしていることがよく報道されています。そのため、シロクマがエサであるアザラシやアシカを捕らえることができなくて、餓死寸前の状態になっています。温暖化によることが原因だと言われていますが、やはり海流の変化によるのです。また、世界各地でクジラやイルカが大量に浅瀬に乗り上げて死んでしまうことが起こっています。やはり海流の変化によってエサである魚やオキアミの場所が変わってしまい、普段行かないような場所に迷い込んでしまうのです。そのため、浅瀬に乗り上げて死んでしまうのです。あらゆることに影響がでているのです。

 

海は生き物を育む場であり、陸地の生き物もさまざまな形で養っているのです。その海が、ある意味で人類を大きく変えようとしているのです。プラスチックや石油などによる海洋汚染をこれ以上させないように、人類を削減しようとしているのです。母なる海が今、大いなる浄化を始めるようになったのです。

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