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波動力通信No34【花】

24年06月07日

花は草冠に化けると書きます。なぜ化けるのか、それは蝶が芋虫からきれいな姿に変わるのと同じようだからです。あまりきれいでない草から美しい物が咲くことから、花と書くようになりました。花はある意味で生命の誕生を現わしています。そこにはとても強い波動が作り出されているのです。花は波動を生み出す装置でもあるのです。

 

花が咲いた後、多くの植物は実をつけます。花が生み出した波動が形となった物が実なのです。したがって、実は波動が凝縮された物でもあるのです。実の中には種が宿っています。種こそが波動の本体でもあるのです。つまり、花は波動を作り出して、種と言う波動の塊を生み出すための装置なのです。花はどのようにして波動を作り出すのか、花には多くの虫や鳥が集まってきます。さらに、多くの光によって輝きます。輝くことで波動が作り出されるのです。太陽の光によって光り輝く時に、波動が作り出されるのです。太陽の光も波動なのですが、それを元にして種を作るための波動に作り変えるのが花の役目なのです。そのため、太陽の光を多く受け取ることができるように、咲き誇るのです。

 

花はまた、虫や鳥たちに蜜を与えたりします。蜜も波動が凝縮された物で、大きなパワーを持っているのです。ミツバチがわずかの間に多くの仕事ができるのは、蜜のパワーを食べているからです。花は人の目を楽しませてくれます。花が作り出す波動は愛の波動でもあるのです。愛の波動は人の心を癒し、なぐさめてくれるのです。そのため、人は花を大切にするのです。花にもいろいろありますが、人が手を加えて品種改良した花には、人の心を癒す力はあまりないのです。見た目はよいのですが、手を加えた分、パワーは落ちてしまうのです。逆に、野に咲く名もない花にこそ、人の心を癒す力がたくさんあるのです。山登りで出会う花には、大きな力が宿っているのです。

 

庭に花を植えたり、部屋に花を飾ることで人の心は癒されるのです。バラの花やカーネーションの花は、人の心を大きくゆさぶります。ゆさぶることで人が恋しくなるのです。そのため、愛の告白をする時に贈られることが多いのです。バラやカーネーションはアストラル体を動かす波動を多く作り出すため、感情が高ぶりやすくなるのです。他の花にもそのような力を持っているのです。花をプレゼントすることで、相手の心は高ぶり、好意を持ってくれるようになるのです。西洋の人は花を日常の中でよく使います。普段は自己主張が強いため、花を使うことで人間関係を円滑にさせようとしているのです。日本ではあまり花を贈ったりすることがないのは、普段から人間関係をスムーズにさせる配慮がなされているからです。自分の思ったことをはっきりとは言わず、少しあいまいな形で伝えることで、人間関係を円滑にさせているのです。外国の人から見れば、日本人はいいかげんに見えてしまうのですが、それが日本の文化であり、人との関係を円滑にさせる方法でもあるのです。しかし、戦後は欧米化が進み、自分の考えをはっきり言う風潮が定着してきました。そのため、人とのトラブルが生じやすくなっているのです。はっきりと伝えることは、時には必要ですが、時と場合によって使い分ける配慮が必要なのです。

 

花言葉と言う物がありますが、花が作り出す波動はそれぞれに異なるため、それに合わせた言葉が生み出されていったのです。だれが考えたのか、昔からさまざまな人が感じたことが伝えられ、花言葉として定着していったのです。その多くは欧米の人が考えたのですが、日本でも古くから花言葉に近い言葉が作られてきたのです。それは、俳句や短歌に表されていて、花の形や色を描写するために考え出されてきたのです。西洋の花言葉とは少し異なりますが、花の特性をさまざまな言葉で表現しています。一度、昔の有名な俳句や短歌をいろいろ調べてみるとよいでしょう。

 

花にはもう一つ大きな役目があります。太陽の波動を使って妖精を生み出すのです。妖精は蝶のような形をしていて、童話やアニメにも登場しますが、実際はとても小さくて、人の目には見えないくらいなのです。妖精は人の心を癒し、明るくさせる仕事をしているのです。子どもや心が純粋な人には時々見えたりするのです。映画やアニメに出てくる妖精は、実際に見える人の意見を参考に描かれていることが多いのです。妖精と同じような働きをしているのが精霊です。精霊は樹木などから生まれて、人に活力を与えてくれるのです。どちらも波動からできていて、人に何らかの影響を与えてくれるのです。童話や民話に妖精や精霊が出てくるのは、やはり昔の人も見える人がいたのです。おそらく、今よりも見える人が多くいたのでしょう。

 

花が豊かな環境に住んでいると、心が癒されておだやかになっていきます。ガーデニングをしている人は、とてもおだやかで明るい人が多いのは、妖精にいつも囲まれているからです。お花屋さんや園芸農家の人もそのような人が多いのです。花に囲まれた生活が、いかに心を豊かにしてくれるかを認識してください。

 

今、さまざまな要因で心がすさんでいる人が急増しています。そのため、うつ病になったり、不眠症になったり、不安神経症などで学校や仕事を長期に休む人が増えています。心療内科で薬をもらって対応している人がほとんどなのですが、部屋に花を飾るようにすると、治りが早くなっていくでしょう。そして、たまには多くの花が咲いている公園や施設に行くとよいでしょう。できたらバラや季節ごとに咲き誇る場所を探していくとよいでしょう。これからの季節はアジサイやヒマワリなどが見どころとなるでしょう。

 

体力に自信がある方は、高山植物を見に行くとよいでしょう。高山植物はこれから秋にかけてさまざまな花を咲かせます。可憐な花が多いのですが、厳しい環境で生育しているので、妖精を作り出す力はとても強いのです。小さい花が多いのですが、人の心を癒す力はとても強いのです。いくらかわいらしいからと言って、勝手に採取しないようにしてください。自宅に持ち帰っても、環境が異なるとそのほとんどは枯れてしまうので、あくまで見るだけとし、写真などですませるようにしてください。

 

花が豊かな生活をすることが、これからの時代を生きていく上でとても重要なことになっていきます。物はなくても、心が豊かであれば幸せを感じ取れる力は大きくなるのです。逆に、物がいくらあっても幸せを感じることはなかなかできないのです。ゴミ屋敷に住んでいる人は、物が多くあれば幸せになると信じています。しかし、いくら物があっても幸せを感じられないので、際限なく物は増えていくのです。そして、ゴミにうもれて住むようになっていくのです。今、そのような人が急増しています。片付けられないのではなく、幸せを感じる力が弱くなっているのです。その力を高めるために、花を飾るようにしましょう。

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