最古の文明と言われているシュメール文明は、およそ6000年前にその栄華を誇ったとされています。現在のイラクやクウエートで栄えたとされています。エジプト文明よりも古く、インダス文明の基礎となったとされています。この文明は、謎に包まれた部分が多いのですが、当時は現在も使われているさまざまな尺度がすでに使われていたのです。
シュメール人がどこからやって来たのか、どうして高度な文明を築くことができたのか、そして、どうして滅びたのかは謎のままです。すでにお伝えしていますが、世界の代表的な文明の基礎を作ったのは、日本の古代天皇(スメラミコト)の子弟なのです。およそ30万年前にプレアデスから宇宙人がやって来て、我欲にまみれた人類を正すために、人々を正しい道に導く存在を創ったのです。プレアデスの宇宙人と人類の間に、ハイブリッドの人類を誕生させたのです。その存在を天皇(スメラミコト)と言い、文字や文明を人々に教えていったのです。当初の天皇(スメラミコト)は龍の姿をしていて、寿命も数万年あり、プレアデスの宇宙人と交信していたのです。そして、多くの子弟を世界中に送り出して、文字や文明を伝えて平和な社会を作るようにさせたのです。しかし、人の我欲には際限がないため、せっかく豊かになる文明を伝えても、結局は戦争を引き起こして滅亡していったのです。
そのようなことが幾度もくり返され、高度な文明を持つようになると戦争で滅亡して原始の時代から再出発していたのですが、シュメール文明が興る前までは長い間原始的な状態が続いていたのです。そこで再度、日本の天皇(スメラミコト)がその子弟を現在のイラクに派遣したのです。なぜ、この地なのか、わざわざ遠い地に派遣しなくても、日本で高度な文明を興せばいいのではなかったのかとお思いになるでしょう。実は、日本が高度な文明を興すのはこれからなのです。ある意味でこのおよそ6000年は準備段階だったのです。文明にもいろいろありますが、物質的なものではなく、精神的なものなのです。精神世界を高めるためには、まずは物質面を高めて、暮らしに余裕が生まれなければなりません。そのため、この6000年は物質面を豊かにする文明が栄えてきたのです。
現在のイラクを文明開化の地としてスタートさせたのは、イラクと日本の位置関係がちょうど地軸を基準にして90度の位置関係にあるのです。イラクは東経45度、日本は東経135度なのです。正確にはイラクのバクダットと日本の明石がその位置となるのです。つまり、バクダットを起点にして、22,5度ずつ西と東に代表的な文明が交互に栄えてきたのです。それもおよそ800年ごとに。シュメール文明の次が西に22.5度移動して前インダス文明が、次に東へ22.5度移動してインダス文明が、そして西に22.5度移動してメソポタミア文明が、さらに東に22.5度移動してガンジス文明が、同じように西でギリシャ・ローマ文明、東で中国の唐の文明、そして現在が西のヨーロッパを中心とした文明が栄えてきたのです。しかし、どの文明も800年の周期があり、繁栄期をすぎると衰退していくのです。そして、たえず西と東の文明は入れ替わっているのです。今まさに、イギリス、アメリカを中心とした文明は終焉を迎えようとしているのです。
とても難しい内容なのですが、6000年前から西洋と東洋の文明が800年ごとに繁栄と衰退をくり返しているのです。そして、それは正確に緯度が22.5度ずつずれているのです。そして今、いよいよ東洋での文明が開化する時が来たのです。30年ほど前に発生した阪神淡路大震災は、まさにこれから日本が世界の文明の中心となるノロシでもあったのです。そのためには、西洋の文明に感化されている日本を一度リセットしなければならなかったのです。東日本大震災はその第二弾となったのです。そしていよいよ第三弾が始まったのです。日本が世界をリードしていくのは、経済や軍事面ではなく、精神世界なのです。人を思いやり、和を大切にし、自然と調和していく生き方を広めていくのです。6000年も前からこのことは計画されて来たのです。
この6000年間の周期はさらに4回あって、その半分は分離と二元性を主体とし、父なる周期と呼ばれています。現在のように一部の権力者が多くの人を支配する社会なのです。もう半分は統合と一元性を主体とし、母なる周期と言われています。多くの人が平等で横並びの社会なのです。この二つの波が12000年ごとに入れ替わっているのです。そして、今まさに父なる周期から、母なる周期に入れ替わる時が来たのです。そして、母なる周期を広めて行くのが日本であり、日本人なのです。このような周期ははるか昔からくり返されてきて、およそ24000年周期で一巡して、人類は少しずつ進化してきたのです。このような周期が始まったのは、およそ100万年前からとなるのです。これこそがガイアの法則なのです。
私たちは何のために生まれて来たのかを、もっと真剣に深く考えなければなりません。偶然に生まれて来た人は一人としていないのです。すべての人は、それぞれに目的を果たすために生まれて来たのです。しかし、その目的を知るためには、かなりの苦しみを体験しなければなりません。苦しみが多いほど、何のために生まれて来たのかを深く考えられるようになるのです。残念ながら、多くの人は流されていきているので、深く考えることをしないのです。24000年周期のサイクルは、ある意味でさまざまなことを体験して、何が一番大切なことなのかを知るための壮大なる実験場なのです。それを創ったのは、まさに大元の神の元で働いている宇宙人や神仏なのです。ある意味での映画の撮影場なのです。監督が大元の神であり、助監督やスタッフが神仏であり、俳優やエキストラが私たちなのです。どれだけすばらしい映画ができるかは、俳優やエキストラにかかっているのです。
総監督である大元の神は今、そろそろ新しいジャンルの映画を創りたくなって来たようです。そのため、今までのスターたちの総入れ替えしようとしています。戦後の映画をリードした俳優が次々と亡くなっています。まさに同じような現象が社会で起こっているのです。日本映画の巨匠、黒澤明監督の時代は終わったのです。しかし、その作品は後世に残されるでしょう。これから始まる新しい時代は、多くの人が話し合っていかなければなりません。スターやヒーローは不在の映画を創るのです。アメリカ映画の多くはスターやヒーローが主役になりますが、日本映画の多くは、ごくありふれた一般の人が主役になることが多いのです。また、「鬼滅の刃」や「ワンピース」のように、多くの仲間が助け合っていく映画も多いのです。まさにこれからの時代を反映しているのです。
新しい時代はすでに始まっています。そのことを一人でも多くの人がしっかりと認識しなければなりません。いつまでも今までの感覚でいると、淘汰されていくのです。いや、もう淘汰は始まっています。