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波動力通信No27【パラレルワールド】

24年05月27日

パラレルワールドと言うと、SFの世界だと思っている方が多いと思いますが、量子力学ではその存在がすでに証明され始めているのです。そのため、最近パラレルワールドを題材にした映画やアニメが多く出てくるようになったのです。パラレルワールドとは、同じ宇宙がいくつも存在する世界なのです。

 

名前は聞いたことがあるけど、よくわからない方がほとんどでしょう。説明する私も正直な所、よくわかっていないのです。ただ、パラレルワールドを理解することは、すべての存在を理解することにつながるのです。基本的なことだけをこの紙面でお伝えするので、詳しくは、みなさんが独自に調べてみてください。宇宙が誕生する前は、暗黒の世界でした。ビッグバンが起こる前に、小さな爆発がいくつもあったのです。大きな爆発だからビッグバンと言うのですが、小さな爆発によっていくつもの小宇宙が誕生したのです。それは、10の100乗もの数で、それぞれがさらに爆発してさらに小さな宇宙を誕生させたのです。それらの小宇宙は、ビッグバンによってより爆発をくり返すようになり、無限の宇宙を生み出していったのです。私たちが見えている宇宙はその中の一つであり、見えていない宇宙がいくつも存在しているのです。

 

見えていない宇宙はどこに存在しているのか、次元が異なるのではなく、別の宇宙は光の速度で138億年以上離れた場所にあるため見えないのです。つまり、私たちの宇宙が誕生して138億年たっているのですが、その前に誕生した宇宙の光は、地球に届くには数億年かかってしまうために見えないのです。光を出すから見えるのですが、その光が届かないと見えないのです。存在するけど見えない世界なのです。それは霊や神仏も同じなのです。私たち人間が見ることのできる世界はごく一部で、見えない世界の方が圧倒的に多いのです。私たちが今見ている宇宙は138億年前に生じた光を見ていて、それより前にできた宇宙の光は、地球にまだ届いていないのです。後、数億年したら別の宇宙も見えるようになってくるでしょう。

 

無数にある宇宙では、私たちと同じように生き物が誕生して進化しているのです。そして、私たちとまったく同じ宇宙がいくつも存在しているのです。確率からしたらとんでもなく低い確立なのですが、数が多いため実現しているのです。すべては素粒子でできているのですが、素粒子の特性の一つに、距離に関係なく同一の現象を引き起こす性質があるのです。つまり、同じ素粒子からできている物体はたとえどんなに離れていても、同じような変化をするのです。138億光年以上離れていても、私たちと同じような宇宙は同じように進化し、そこに住んでいる生き物もすべて同じように暮らしているのです。したがって、私と言う人間が別の宇宙にも多く存在しているのです。とても理解しにくいかと思いますが、私も、この通信を読んでいる方も、そしてすべての人には、分身のような存在が多くいるのです。そして、日々同じようなことをして暮らしているのです。およそ100の自分と瓜二つの人が別の宇宙に存在しているのです。ただ、微妙なところが異なっているのです。それは、人生の大きな選択肢が異なっているのです。進学、就職、結婚、出産、離婚、そして死期などが微妙に異なっているのです。まさに、100通りの人生を歩んでいるのです。
このパラレルワールドはワームホールでつながっていて、時々別の宇宙を行き来しているのです。ワームホールとは、虫の穴と言う意味ですが、リンゴを虫がかじって穴をあけて、反対側まで貫通してしまう状態を表しています。つまり、時間軸を飛び越えていくトンネルのことで、大きなショックを受けたりすると一時的に別の宇宙の自分と、このワームホールを通じて入れ替わってしまうのです。なぜそのようなことがおこるのか、強いショックを受けて精神的に乱れてしまうと、その乱れを少しでも早く回復させるために、一時的な非難をさせる力が働くようになっているのです。これもパラレルワールドの特性なのです。自分が別の宇宙の自分と入れ替わったことは、ほとんどわかりません。ただ、何となく周りの人の対応がいつもとちがうかなと感じるぐらいなのです。そして、ショックが和らぐとまた元の宇宙に戻ってくるのです。一般的に、一生の間に数回は他の宇宙と一時的に入れ替わっているのです。

 

なぜこのようなことがおこっているのか、人の一生涯はあっという間に過ぎてしまうため、少しでも多くのことが体験できるようにさせるために、宇宙を創造した存在がパラレルワールドを創ったのです。つまり、人の人生はさまざまな選択をくり返しながら生きていきます。どの学校に進学するのか、どの会社に就職するのか、だれと結婚するのか、さまざまな選択肢があるのですが、選ばれなかった人生を別の宇宙で体験していくのです。そのことで、人生を数倍生きることになるのです。もちろん、一つの宇宙では一つの人生しか体験できませんが、100通りの人生が体験できることで、最終的にはそれぞれの宇宙で体験したことが一つに集約されるのです。それは、アカシックレコードと呼ばれる、宇宙のすべての出来事を記憶する保管庫に集約されるのです。ちなみに、パラレルワールドに存在しているそれぞれの分身の人の魂はどうなっているのか、実は魂も分身化しているのです。つまり、肉体も魂も同じ存在がおよそ100体存在しているのです。

 

ここまで来ると、頭がかなり混乱している方がと思いますが、もう少しお付き合いしてください。パラレルワールドは確かに存在しているのですが、多くの人はその存在を実感することはできません。ただ、唯一実感できることがあります。事故や大病で九死に一生を得た時など、人生観が大きく変わる時があります。この時こそ、別の宇宙に一時的に行って、異なった人生を体験することで、人生観が変わるのです。ある意味でのリフレッシュ効果があるのです。事故や大病だけでなく、精神的に大きくダメージを受けた時や、大きなショックを受けた時にも入れ替わることがあるのです。まさに、一時避難的な意味もあるのです。パラレルワールドは、そのような役目を果たすために創られたと言えることもできるのです。

 

私たちの世界はすべて素粒子でできています。素粒子は一つ一つの特性を持っています。それがいくつも集まると、一つの人格を持つようになるのです。それが魂であり、神仏でもあるのです。人の魂と神仏のちがいは、それを創る光子の数の違いなのです。ある意味で、人の魂は最低限の光子を持った存在なのです。確かに他の動物や植物にも魂はあります。しかし、ある程度の光子の数を増やすには限度があります。人の魂は、神仏にもなることができる可能性を持っているのです。人は、神仏に近づくために生まれて来たのです。南無阿弥陀仏を懸命に唱えても、極楽浄土に行くことはできません。すべては日々の実践しかないのです。日々、感謝と謙虚さを実践し、人のために何かしらのことを実践していくことが魂の成長をうながし、神仏に近づいていくのです。魂はさまざまな経験を体験していくことで成長していきます、特に苦しいことや辛いことをたくさん経験することで大きく成長することができるのです。そのために生まれてきたのです。

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