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波動力通信No22【植物】

24年05月21日

私たち人類を含めた動物は、植物の恩恵を多大に受け取っています。では、植物に対して、私たちはどうやってその恩恵にむくいればよいのでしょうか。草木にも魂があり、感情や意志があるのです。最近のさまざまな研究で、草木はある種のコミニケション能力があることがわかってきました。人類と植物の関係が新たに構築されていくことになるのです。

 

植物にも魂があることは、すでにお伝えしています。人の魂と異なるのは、魂を創っている光子の数がことなるのです。人の魂はおよそ100億個の光子でできていますが、植物はおよそ1億個の光子でできています。しかし、長い歳月をかけて少しずつ光子を増やしていくことができるのです。500年以上の巨樹には、人の魂と同じぐらいの数の光子からできた魂が宿っているのです。神社などの御神木には、まさに神に近い魂が宿っているのです。そのような御神木をむやみに切れば、当然ながら神罰を受けることになるのです。

 

植物は水と二酸化炭素と太陽光を元にして成長していきます。もちろんある程度の栄養素も必要ですが、直物を成長させる最大のエネルギー源はやはりシリウスやプレアデスから送られてくるエネルギーなのです。
そして、植物はさまざまなエネルギーを吸収して、そのエネルギーをプラスにして放出しているのです。つまり、人のマイナスな想念や動物が作り出す飢えやケガによる苦しみの想念を吸収して、プラスのエネルギーとして放出するのです。これこそが森林浴の代名詞となっているフィトンチッドなのです。元々は抗菌作用のある揮発性成分なのですが、人の体に取り込まれると自律神経のバランスを整えて、リラックス効果が得られることがわかっています。植物はまさに浄化作用があるのです。

 

植物は、ある意味で動物のエサとなり、動物が吐き出す二酸化炭素を吸収して酸素を作り出し、さらには動物のネガティブな想念をクリーンなエネルギーに変えているのです。特に、数十年成長した樹木はネガティブな想念の浄化作用が強く、とても大切な役目を果たしているのですが、今、世界中で森林が伐採されて、浄化作用が滞っているのです。そのため、ネガティブな想念が蔓延し、多くの人がその影響を受けているのです。暴動や内戦、戦争などが頻発する形で現れているのです。日本は多くの森林があるため、浄化作用はかなり高いのですが、中東やアフリカ、中国の平原部、そして朝鮮半島はあまり森林がありません。そのため、ネガティブな想念がいつもうごめいているのです。また、世界各国の大都市は、やはり樹木があまりないため、ネガティブな想念が暗躍しているのです。日本であれば東京や大阪の都心部は、まさに我欲の巣窟となりやすいのです。

 

逆に、神社や寺院には、多くの樹木があります。まさに、ネガティブな想念を少なくして、聖なる場とするためなのです。特に、杉や松、檜は浄化能力が高く、樹齢が1000年近くになると神が宿るようになります。その神は国津神で、特定の名前はありませんが、その神社や寺院に祀られている神仏を下支えするお役目を果たしているのです。

植物は多くの役目を担っていますが、多くの植物が瀕死の状態にあるのです。身近な雑草はたえず除草剤などにさらされ、食用の野菜や穀物は化学肥料や農薬に毒され、森林はどんどん伐採され、時には大規模な山火事によって消失しています。このまま植物が消滅していくと、当然ながら食糧危機が広まり、さらには人のネガティブな想念が蔓延していきます。その結果、生き残るために人が人を簡単に殺すようになってしまうのです。まさに、阿鼻叫喚となってしまうのです。パレスチナのガザ地区がすでに地獄と化しているのです。このような状態が、これから世界各地で発生していくでしょう。

 

このような状態を少しでも悪化させないようにするためには、少しでも多くの樹木を植え、草花を育てるのです。マンションや庭のない人は、プランターや鉢で観賞用植物を育てるのです。さまざまな種類がありますが、なるべく葉が大きく、緑の濃いものがよいでしょう。また、日本では古くから盆栽が親しまれてきましたが、ある意味での観賞用でもあるので、興味のある人はいろいろと置いて見るとよいでしょう。意外と忘れられているのが、サボテンなどの多肉植物なのです。最近ブームとなり、さまざまな品種が出回っています。水やりも少なくてすむし、長く楽しむことができるので、ぜひ育ててみるとよいでしょう。

 

多くの植物は、精霊を生み出します。宮崎駿監督の「もののけ姫」に登場するような小さな白い妖精は、精霊でもあるのです。精霊は、樹木が自分の住んでいる場所を守るために、ある意味での分身として作ったもので、森を破壊する人間などに警告を発するのです。また、動物や他の植物を守る役目を果たしています。精霊もある種の波動なのですが、特にいくつもの素粒子からできているため、その姿を変幻自在に変えることができるのです。「もののけ姫」に登場する木霊は白い骸骨のような顔をしていますが、さまざまな映画やアニメに登場する妖精や精霊も、作者が感じて見たものを画いているのです。見る人の心の状態でいろいろと変わるのです。精霊は、時には人にパワーを与えてくれます。私は毎朝、1時間ほど軽いジョキングをするのですが、大きな木に「おはよう」と声をかけると、「精霊を使ってください」と言ってくれます。精霊を受け取ることで、その日一日を元気に過ごすことができています。

 

すべての植物にも魂は宿っています。そして植物たちは、動物たちの役に立ちたいといつも思っているのです。まさに、見返りを求めない愛なのです。そのことをしっかりと認識すれば、むやみに草木を伐採したり、枯らしたりすることはできないはずです。安易に除草剤を使ったり、樹木を伐採したりすることはひかえるようになるでしょう。どうしても枯らしたり、伐採する時は、「ありがとう」と手を合わせて言ってあげてから、行うようにしてください。

 

多くの植物はその意志を今、何とか伝えようとしています。このままでは多くの植物が絶滅してしまい、結果的には動物も絶滅してしまうことを。一種類の植物は少なくても10種類以上の昆虫や鳥類、そして小動物に関与しているのです。ある種の食物連鎖が脈々と作られているのです。日本には海外からさまざまな外来種の植物が入って来て、日本古来の在来種をどんどんすみに追いやっています。それは結果的に昆虫や魚にも及び、日本の生態系を大きく変えてしまっているのです。少しでも在来種の植物を守っていくことが、日本の風土と暮らしを守っていくことになるのです。それは、日本人の精神性を守っていくことともなるのです。たがが草一本、されど草一本なのです。

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