量子とは、原子よりも小さい物体のことを言い、電子や光子、ニュートリノなどさまざまな素粒子のことを言います。この量子は、特殊な性質を持っていて、波であり、粒子でもあるのです。すでにお伝えしているように、扇風機が高速に回転すれば羽根は見えませんが、低速になると見えるようになるのと同じなのです。
普通の物質は、消えたりはしません。我々が目で見ることのできる物質は、原子や分子でできています。そのため、肉眼で見ることができるのです。しかし、原子を作っている原子核は陽子と中性子からできていて、さらにそれらはさまざまな素粒子からできています。素粒子は扇風機の羽根のように、時に見えたり見えなかったりするのです。つまり、物質としての性質と、一種のエネルギーの性質を併せ持っているのです。このような存在を通常の物質と区別するために量子と呼んでいるのです。そして、この量子の性質を探究する学問を量子力学と言います。さらに、他の学問と合わせて、さまざまな物質と量子を探究していく学問を量子物理学と言います。この通信では、量子力学を中心にお伝えしていきます。
量子の代表的な存在が光子なのです。電子やニュートリノなども身近な量子ですが、光子こそが量子力学の根底を解明する存在となるのです。光子についてはすでにお伝えしていますが、魂や神仏を創る元となっている存在で、およそ10億種類あります。この光子を探究することが、これからの量子力学の発展につながっていくことでしょう。量子力学はさまざまな分野で活用されていますが、今一番注目されているのが、人の思いが現実化していくことを量子学的に証明することなのです。人の思いは良くも悪くも現実化していくことは、昔からよく言われています。マイナスなことをいつも口に出して言っていると、悪いことばかりが起こってくるとか、プラスのことをいつも口に出して言っていると、運がよくなるとか。「引き寄せの法則」とも呼ばれていますが、思いを口に出すとその通りになっていくのです。
日本では昔から、「言霊」と言う考えがあります。言葉には力があって、良くも悪くもその通りになっていくのです。実は口から発せられる言葉も波動であり、素粒子からできているのです。そして、いつも同じことを言っていると、その言葉が物質化していくのです。たとえば、商売をやっている人が、いつも客が来なくて景気が悪いと言っていると、ますます悪くなっていくのです。逆に、いつもお客さんが来ていただいて、ありがたいことだと言っていると、客はどんどんやって来るようになるのです。また、お金がないないといつも言っていると、ますますなくなっていき、何とかお金が回るようにさせていただき、ありがたいことだと言っていると、どんどんお金は入って来るようになるのです。言葉の波動が現実を作り出していくのです。今ある状態は、ある意味で普段何気なく口から出している言葉が現実化しているのかもしれません。
言葉は、口から発せられるばかりでなく、文字としても表します。御札や御守り、そして経典にも波動の力が宿っているのです。その最たるものが、神代(かみよ)文字、いわゆる古代文字なのです。
最近、龍体文字やカタカムナ文字が注目をされていますが、これらの神代文字には強力な波動を放出する力があるのです。この神代文字の第一人者である女性の書道家が、半世紀以上の歳月をかけて、日本古来の神社に伝わる古文書や、皇室に保管してある古文書、さらには世界各地で発見された石碑に刻まれている古代文字を検証した結果、少なくとも48種類の神代文字を発見することができたのです。基本的には、アイウエオの50音が48通りで表記されているのです。龍体文字やカタカムナ文字はその中の一つでもあるのです。そして、この女性はこの48種類の神代文字を正確に書くことができて、多くの人に伝えていたのです。神代文字は正確に書かなければ、その威力を発揮しないのです。龍体文字などを見よう見まねで書いていると、マイナスのエネルギーが出ることになってしまうかもしれません。
言霊はさらにさまざまな形で応用されています。ちなみに、私は10年ほど前に「言霊科学」と言う、特殊な技法を学ぶことになりました。さまざまな言葉を何度も復唱して、頭に入れて行くのです。そのことで、潜在能力が開花されていくのです。およそ数万の言葉をインプットすることで、眠っていた能力が少しずつ使えるようになっていったのです。最初は、頭に言葉がイメージされるようになり、それが少しずつ文章となり、そしてこのような通信が書けるようになったのです。およそ5年かけて、ある程度の文章が書けるようになりました。その内容はさまざまですが、目に見えない存在のことやこれからの時代の在り方など、ほとんど知られていない内容が次から次に書けるようになってきたのです。その内容を伝えてくれるのが、高次元の存在なのです。
当初は、私の過去世の存在でしたが、ある段階になると次元が上がり、神仏となり、さらにはその上の存在となっていったのです。その結果、19.5次元の存在とつながるようになり、こうして今の科学では知られていないことを詳細に教えてくれるようになったのです。私は言霊科学を修得することで、もう一つの能力を得るようになりました。それは、邪気や魔物を退散、消滅させる力なのです。私の所には、さまざまなことで悩んでいる方がおみえになりますが、中でも一番多いのが、先祖や前世、そして土地に取りついている邪気や魔物で苦しんでいる人なのです。その中でも、先祖が多くの人を殺したり、苦しめたりして、それを恨んでいる霊が怨霊となって、子孫にさまざまな禍をもたらしているのです。難病や奇病、女子しか生まれないとか、男子が生まれても早死にするとか、結婚しないとか、結婚しても子どもができない、離婚してしまうなど、さまざまな禍がもたらされているのです。そのような人の先祖の因縁を断ち切ることもできるようになりました。
すべては、人の想念であり、波動なのです。良くも悪くも想念である波動は時間に関係なく、そして場所や空間を飛び越えて影響するのです。このことがまさに量子力学につながっていくのです。いずれは、すべての現象は量子力学で解明されていくでしょう。あと50年はかかりますが、この通信ではそれを前もって伝えていくのです。まずは、多くの人が今までの常識を変えていく必要があります。目に見える世界はわずか20%以下なのです。目に見えない世界は、80%以上あるのです。その世界を紐解くのが量子力学なのです。とても難解ですが、まずは、目に見えない世界が間違いなくあることを認識してください。見える世界はわずか20%以下なのです。
目に見える世界ばかりにとらわれていると、いずれは自滅していくのです。目に見える世界は、ある意味で欲望の世界なのです。欲望にとらわれていると、いずれは自滅していくのです。