ウサギ座のアルネブは、魂が肉体に宿ったあと、人としていかに他の人に優しく接していくかを学ぶ星なのです。人はどうしても自分のことを一番に考えるため、時には他の人を責めたり、恨んだり、怒ったりします。どんな時でも、いかに他の人に優しくできるかが、人として生まれてきた大きな課題でもあるのです。
人生はいつも平たんではありません。辛いことや苦しいことの連続であり、されどその合間に幸せを感じることもあります。苦しいことがあるから幸せを感じることができるのです。しかし、苦しいことが続くとどうしても心に余裕がなくなってしまい、ついつい周りの人に当たってしまうのです。でも、そんな時こそ周りの人に優しくなれるようにすることが、人として生まれてきた価値が問われるのです。そんな時はどうしたらよいのか、苦しい時は自分の思いがスムーズに運んでいない時です。であれば、その思いを一度考え直してみることです。その思いが本当に正しいのか、またどうしても続けなければならないのか、さらには別の考えはないのかを問いただしてみるのです。きっと打開策が見えてくるのです。そのことで苦しい状態から解放されるのです。決して逃げるのではなく、山の登りにたとえるなら、別ルートを見つけ出すのです。
今、多くの人が心に余裕をなくしています。そのため、イライラしたり、うつ的になっています。どうして心に余裕がなくなってしまったのか。一つには、あまりにもやることが多くなりすぎてしまったのです。小学校や中学校の先生がまさにその状態なのです。さまざまなことをすべて処理しなければなりません。社会全体が細分化されて、合理的になってきたため、あらゆる面で融通がきかなくなってきたのです。また、少しでも責任を問われるリスクを回避するため、多くの書類を積み上げることで対応しようとさせているのです。そのため、多くの教師が毎日夜遅くまで残業しなければならいのです。その結果、うつ病などで多くの教師が長期間休むようなってしまうのです。二つ目は、目先の成果を期待する傾向が強くなってきたため、少しでも早く結果を出さなければならなくなってきているのです。三つ目は、人との関わりが希薄になってきて、自己中心的な人が増えてきたため、人を思いやる心が養われなくなったのです。
心に余裕がないと、苦しい状態になるとすぐに感情的になってしまうのです。さらに、自分の思い通りにならないと人のせいにしたり、あきらめてしまうのです。心に余裕を持つためには、忍耐力を養う必要があります。そのためには、ある程度のことは我慢することを普段からしなければなりません。欲しいものがあっても、すぐに買わないとか、お腹がすいても食事の時間までは何も食べないとか、暑くてもすぐに冷房を使わないとか、さらには、近くまで買い物をする時は徒歩でいくとか、便利さに流されてしまわないようにすることなのです。
今の世の中は、すべてに置いて便利になりすぎてしまったのです。その結果、忍耐力が低下し、我慢することができなくなって、心に余裕がなくなってきたのです。ある意味で、昭和30年代の生活に戻れば、忍耐力が養われるでしょう。おそらく、これからそのようになっていくでしょう。
昭和30年代は、まだ車も少なく、バイクや自転車が主な移動手段でした。電化製品は洗濯機と冷蔵庫と扇風機、白黒テレビが主体で、エアコンや電子レンジ、電気炊飯器などはありませんでした。夏場は扇風機、冬場はコタツや石油ストーブですごしました。さらに、インスタント食品や冷凍食品、そしてコンビニなどはなかったので、食事はほとんど毎食手作りでした。当然ながらパソコンやスマホもなかったので、子どもたちは外で遊ぶことが当たり前でした。大人の娯楽は、映画やお祭り、そして家族や同僚とお酒を飲みながら楽しいひと時を過ごすことでした。そのような時代がまたやってこようとしているのです。なぜなら、地震や火山の噴火、異常気象や大雨による河川の氾濫、さらには石油やガソリンの高騰、食糧の輸入困難による食料品の大幅値上げなどで、昭和30年代の暮らしを強いられることになる可能性が高いのです。
すでにその兆候は出始めています。これからますます強くなっていくことでしょう。おそらく、秋頃からその傾向は強くなり、来年の冬には大方そのようなことになるでしょう。そして、その頃には日本の人口も今の半分ぐらいとなり、すべてにおいて人手不足となって経済も政治も生活も大きく変わっていくことになるのです。このことはすでに何度もお伝えしてきましたが、いよいよその変化が起こり始め出したのです。その始まりが気温の急上昇と地震の多発です。これからさらにエスカレートしていきます。やはりすでにお伝えしていますが、地球を含む太陽系は今、天の川銀河の中心部にたどり着きました。およそ20億年に1度の周期で、およそ800年の間、天の川銀河の中心から強いエネルギーを浴びることになるのです。そのエネルギーによって地下のマントルは活発になり、地震や火山噴火が発生しやすくなるのです。さらに、海水温は上昇し、台風やハリケーンは巨大化して多発するのです。もちろん大雨を多くなって、河川の氾濫も多くなるのです。さらに異常高温も多くなって、農作物にも多くの被害をもたらすのです。
このことは日本だけでなく、世界規模で発生していくのです。したがって、農作物や家畜は大きな打撃を受けて、世界規模で食糧危機となるのです。特に、食糧の多くを輸入に頼っている日本は、その影響をもろに受けてしまうのです。お金をいくら出しても、物がないので十分な量を輸入することはできなくなるのです。必然的に多くの食料品は大幅な値上げをし、品薄となっていくのです。すでにそれは始まっているのです。今までのような飽食の時代は終わるのです。さらに石油や天然ガス、各種の鉱物資源も十分に確保できなくなるため、さまざまな産業に影響をもたらすことになります。すべての商品や製品が値上がっていくのです。上がらないのは賃金と出生率だけなのです。少子化はますます進み、さらにコロナワクチンの副作用で多くの人が亡くなるため、人口は激減していくのです。
このようなことが本当に起こるのかと、お思いになる方は多いでしょう。どこまで信じてくださるかはお任せします。ただ、万が一にもこのよう状態になったらどうするかを、少しでもよいので考えてみてください。そして、その時は何ができるのか、何をしなければならないのかも。基本となるのは自給自足です。農業を主体とした生活をいかにしていくかを考えてみてください。
これから気温は一気に上昇し、6月に入る猛暑日が続くようになるでしょう。暑さに慣れていない人は、心臓のトラブルを起こしやすくなるので、十分に気をつけるようにしてください。汗をしっかりかけるような体作りをしてください。