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まが玉通信

まが玉通信No21【露呈】

23年02月06日

露呈とは、隠れていたことが表にあらわれだすこと。隠れていたこととは、コロナワクチンの副作用やすでに多くの人が亡くなっていること。そしてコロナを今の2類から5類に落とす本当の理由。また、すでに小麦やトウモロコシに大豆の輸入量が大幅に減り、新たな輸入の目途が立っていないこと。石油や天然ガスも同様なのです。

 

この他にも、防衛費を増やすために消費税を上げるタイミングを狙っていることや、10年続いたゼロ金利政策の真実、そして統一教会と北朝鮮と与党との深いつながり、原子力発電所に力らを入れる本当の理由など、すべての真実が明らかになっていきます。なぜなら、これからすべての物の値段が高騰し、多くの人が苦しい生活を送るようになるため、政治家に対する目がとても厳しくなっていくからです。税金がどのように使われているのか、政治家と企業との癒着はないのか、企業同士の談合や闇カルテはないか、さらに官僚の天下りや高額な退職金など、今までにも問題にされたことはありましたが、今度は徹底的な追及が行われていくことになるでしょう。それだけ多くの国民が苦しい状態になるのです。その不満が政治家や官僚にぶつけられていくのです。

 

日本人は比較的おとなしい国民性であると言われていますが、苦しい状態が長期化すればたとえ日本人であっても爆発するのです。政府はそれをかわすためにお金をばらまいたり、大臣の頭を替えたりしますが、そんな小手先のことでは通用しなくなるでしょう。江戸時代の末期、米の価格が上昇し、さらに討幕の機運が高まって庶民は生活苦と不安に飲み込まれていたさなか、近畿を中心に「ええじゃないか」騒ぎが発生し、またたく間に全国に広がっていきました。庶民は踊りながらも商人の蔵から米やお金を強奪し、さらには役人や幕府の関係者に暴力を振るっていったのです。一説には、討幕派の薩長が裏で手を引いていたと言われています。いずれにしても、庶民の不満が一気に爆発したのです。ここれから、形はちがえど一般庶民の不満が爆発していくでしょう。

 

現在はSNSやフェイスブックでさまざまな情報が多くの人に、瞬時に拡散されていきます。世界中のデモや国に対する抗議活動はこれらの媒体を使って行われているのです。日本もこれらの媒体を使って、政府や国に対する抗議活動が盛んに行われるようになっていくでしょう。もちろん若い人が中心になりますが、中高年の人もしだいに多く参加していくでしょう。賃上げが盛んに言われていますが、ある程度賃金が上がるのは一部の大企業だけで、多くの人は上ってもわずかで、現在の物価上昇には焼け石に水の状態なのです。政府はあわてて少子化対策や子育て支援を打ち出していますが、所詮はいつもの一時的なばらまきに終わるため、多くの国民の不満は一向に収まらないでしょう。食料品や電気にガス、ガソリンはますます値上がりし、一般家庭の生活はかなり苦しくなるのです。政府の愚策によって、このような事態を招いたことを多くの国民が実感するようになります。いずれにしても、生活が苦しくなれば当然ながら、不満も高まっていきます。それがいつ爆発するのか、それは時間の問題となるでしょう。
江戸時代の天保年間は老中田沼意次の賄賂政治と、冷夏や浅間山の噴火による火山灰で関東一円は米が不作となり、米の価格は5倍から8倍となって多くの庶民が飢えに苦しむことになりました。自殺する人もかなりいて、橋から川に身投げする人が絶えませんでした。そして、庶民の不満はとうとう爆発し、「天保の打ちこわし騒動」が起こったのです。この騒動は、庶民が米商家に押し入って、米を運び出して店前にばらまいたのです。決して商人家族を傷つくることなく、またお金や物を盗むこともなく、ただ米をばらまいて飢えている人たちに分け与えたのです。わずか数日で関東一円に広がり、5日ほどで治まったのです。これを機に幕府は田沼一族を処罰し、幕府が貯蔵していた米を庶民に配給するようになったのです。今まさに、同じようなことが起ころうとしているのです。打ちこわしまではしないでしょうが、多くの人が国会議事堂や農林水産省に押し掛けることになるでしょう。さらに、食品会社の倉庫やJAにも。

 

このようなことが日本で起こるはずがないと思われる方が大半でしょうが、背に腹は代えられないのです。食料品や光熱費の価格が著しく上がれば生活は苦しくなるばかり、当然ながら不満を強く持つ人が多くなり、政府や政治家に対して不満をぶちまけることになるのです。そのことで、マスコミも今まで圧力をかけられて伏せていた情報を表に出すようになるのです。その結果、不満はさらにエスカレートして今の与党の支持率は急降下していくでしょう。そして、選挙では与党が敗北していくのです。おそらく、この夏には明暗を分けることになるでしょう。

 

政治家の特別待遇や政党助成金、さらには企業との癒着が大きな社会問題となり、何人かの議員が辞職することになります。中には逮捕される議員も出てくるでしょう。さらには、暗殺された元総理のように命を狙われる議員も出てくるでしょう。殺伐とした状態になりますが、このようなことで政治家の在り方が大きく変わっていくのです。現在の政治家は自分の私利私欲しか考えていません。そして、いかに自分の票を多くすることしか考えていないので、長期的な政策や法律の策定を十分に審議することができていないのです。その結果、目先のことしかできないのです。農業の自給率、少子化問題、年金問題、格差社会問題、教育問題、エネルギー問題、防衛問題、さらにはさまざまな問題が先送りばかりされていて、それらが一気に露呈してくるのです。すべてはツケが回ってくるのです。

 

なぜ、ツケが回ってくるのか、経済が右肩上がりの時はそれなりに景気が良いので、国民も政治に対しては多めに見てきたのですが、これだけ不景気が長引くと政治に対して厳しい目を向けるようになるのです。今まさにその限界に達しているのです。しかし、多くの政治家は、今までと同じ手法でこ小手先のばらまき政策をすればやり過ごすことができると思っています。もうそのような小手先の手法には、国民はだまされないのです。与党の長老たちはそろそろ潮時がきたようです。何かしらの形で政界から消えることになるでしょう。

 

政治家だけではありません。さまざまな大企業も、今まで隠ぺいしてきたことや捏造してきたことが一気に表に出てくるようになります。内部告発や同業者のタレコミが多くなるからです。やはり不況の中、うまい汁を吸っている同業者への妬みが強くなるのです。さらに、残業代もまともに払ってくれない会社に対しての不満が内部告発をさせていくのです。大企業と言えども、窮地に追い込まれることになるでしょう。特に旧財閥系の大企業や金融機関が。

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