これからの経済はどうなっていくのか、逆にどうしなければならないのか。すでにお伝えしたように、お金の価値は著しく低下していきます。しかし、人が生活していくためには食料や日用品、衣類やガソリン、そして電気やガスが必要です。これらの物を作り、そして購買するにはお金が必要ですが、そのお金を物で支払っていくのです。
物で支払うと言っても、どうすればよいのか。農業の項目でもお伝えしたように、これからの時代は半農半Ｘにしていかなければなりません。自分の食べる物は自分で作り、そして残った時間でその人に合った物や情報を作るのです。それを物と交換するのです。もちろん、それぞれの価値をどのように設定するかが難しいのですが、人によって価値観は異なるので、インターネットやＳＮＳを活用して最良の取引をしていくのです。しかし、現在のように遠方からすぐに取り寄せることはできなくなるので、近隣の人との取引が主流になっていくでしょう。それこそ、徒歩や自転車で行ける範囲となっていくでしょう。
日本にない資源やエネルギーは、国が主体となって外国と取引していくことになります。国同士の取引もお金ではなく、物によって行われていくようになるでしょう。日本はあらゆる資源があまりありませんが、唯一豊富にあるのが水なのです。日本ほど水が豊かな国はありません。これから世界的に異常気象が激化し、水不足が深刻になる国も出てきます。海水から真水を作ることもできますが、海に面していない国ではそれもできません。そのような国にとって水はとても貴重なものとなるので、その国の資源と水を交換するのです。日本に住んでいると水は当たり前のように安価で使えますが、そんな国は他にはほとんどないのです。おそらく、異常気象によって水を十分に確保できない国が多くなっていきます。そのような国と、日本にない資源を水と交換するのです。
日本にはもう一つ豊かな資源があります。それは人です。さまざまな技能を持った人が多くいるので、発展途上国に出向いて技術を伝える対価として、その国の資源を分けてもらうのです。すでにＪＩＣＡ（国際協力機構）がさまざまな技術を教えていますが、このような取り組みをもっと大きくしていくのです。そして、たんに技術だけでなく、日本人の生き方も教えていくのです。それはすでにお伝えした、目に見えない存在を信じ、人を思いやり助け合い、そして自然と調和した生き方を。これこそが日本人の真の役目なのです。
このようなことをこれから少しずつ行っていけば、これからの新しい経済ができていくのです。しかし、自然にできていくのではありません。多くの人が努力していかなければできないのです。この通信を一人でも多くの人に読んでいただくことで、あたらしい時代が作られていくのです。今まさに、スタートラインに立とうとしている所なのです。不安をつのらせることばかりをお伝えしていますが、新しい時代を作っていくためには、今の社会を一度リセットしないとできないのです。それを大元の神やさまざまな神々が行い始めているのです。そのことをしっかりと認識してください。
お金によって成り立っている経済は、そろそろ幕を閉じようとしています。しかし、イルミナティやフリーメイソンはそれを何とか阻止しようとあがくでしょう。その現われが株価の操作なのです。ＡＩ、人工知能を屈指して、株価を自由に操っているのです。それに連動してドルや円のレートも変わっていくのです。昨年、円安が加速し、大きな問題となりました。このことで、多くの株が取り引きされ、結果的に一部の株主だけがもうかったのです。もちろんそれはイルミナティやフリーメイソンなのです。逆に、日本は円安に翻弄されて多くの円を投入した結果、大損をしたのです。そのようなことは一切報道されていませんが、そのツケをカバーするために長年続いたゼロ金利政策を解除したのです。そしてそのことで、これから住宅ローンの金利や消費税が上がっていくのです。そのツケはすべて国民に回ってくるのです。
しかし、すでにお伝えしたように、これから株価や貨幣の価値は暴落していくのです。その結果、物価はじりじりと高くなり、多くの人が苦しい生活を強いられるようになるのです。すでにそれは始まっています。おそらくこの夏には、すべての価格が１年前の倍近くになることでしょう。もちろん、企業努力によってそこまでは上がらなくても、年内に上っていくでしょう。特に電気、ガスや食料品、さらには日用品が。生活に密着した物の値段が上がってしまうのです。一般の人は生活が困窮していきます。そのため、個人消費は著しく低迷し、さらに経済は悪化していくでしょう。それでも何とか生活していくために、自発的に畑で作物を作る人が増えていくのです。身近に畑がない都心部の人たちは、地方や田舎に移住していくでしょう。このようなことで、今までお伝えしてきたことがつながっていくのです。決して夢物語ではなく、必然的にそうなっていくのです。
地方や田舎に移住した人たちは、今までのような生活スタイルを改め、半農半Ｘを少しずつ始めていくでしょう。特に２０代から４０代の人が中心となって、新しいコミュニティを作っていきます。それが新しい政治を作り出していくのです。次号からは政治についてお伝えしますが、これからは地方がその独自性を発揮するための政治が行われていくのです。今までの中央集権型の政治は幕を閉じるのです。したがって、多くの国会議員は不要となっていくのです。おそらく、５年後には１０分の１となっているでしょう。さらに１０年後には３０分の１となっているでしょう。さらに県会議員や区議会議員も。しかし、市議会議員や町議会議員は一般庶民に一番身近な政治家なので、残っていきます。これらの人たちが中心となって、新しい地方政治を作っていくことになります。
政治が変わることでさらに経済も変わっていきます。５年後には大企業の多くは淘汰され、分社化が進んでいるでしょう。特に旧財閥系の三菱、日立、三井、川崎などの大手企業は細分化され、完全な独立採算制を取ることになります。また、自動車産業も統合されて、トヨタとホンダだけとなるでしょう。金融機関も同じで、現在の３分の１ぐらいになっているでしょう。いずれにしても、人口の大幅な減少と物価の上昇により、今までの暮らしはできなくなっていくのです。その結果、経済も政治も大きく変わっていくのです。
お金を中心とした社会は終わろうとしています。株式のように、お金がお金を生みだす時代は終わるのです。そのことをしっかりと認識してください。株や先物取引、仮想通貨、そして国債などで生計を立てている人は、なるべく早く手を引くとよいでしょう。時間はあまりありません。いざとなったら、もう遅いのです。リーマンショック以上のことが桜が咲く頃に起こることでしょう。
