この通信は「魂の誕生」をお伝えします。魂についてさまざまな面からお伝えしてきました。ここで少し話題を変えてみます。なぜなら今、世界は大きく変わろうとしているため、そのための心の準備をしておく必要があるからです。この通信は2022年の4月中旬に書いています。今、この瞬間に世界は大きく変わり始めているのです。
ロシアがウクライナに侵攻してすでに2ヶ月近くになります。すでに多くのウクライナ人が亡くなり、そして何百万の人が国外に避難しています。停戦の兆しはなく、戦火はエスカレートするばかりです。ロシアによる無差別的な攻撃によって多くのウクライナ市民が命を亡くしているのです。アメリカを始めとした西側諸国は経済制裁で対応していますが、ロシアにはさほど効果は上がらないでしょう。なぜなら、天然ガスや石炭、そして木材や小麦は中国が喜んで買ってくれるからです。逆に、日本やヨーロッパの多くの国はロシアのエネルギー資源や食糧に大きく依存してきたため、自分で自分の首を絞めることになるのです。ドイツは特に天然ガスを多くロシアから輸入しているので、このままこの状態が続けば来季の冬はかなり厳しい状態となるでしょう。日本も石炭をかなり輸入しているので、あらゆる分野で影響が出てくるでしょう。石炭だけではありません、木材やカニ、ウニなどの海産物にもかなりの影響が出てくるでしょう。もうすでにその影響は出始めているのです。
すでに小麦やトウモロコシの価格は急騰し、これからすべての物価が上がっていくでしょう。そのことを多くの人はうすうす感じてはいますが、まだ実感はしていません。秋頃になればはっきりとしてくるでしょう。そして日本の各地で自然災害が頻発するため、米や野菜の生育にも影響がかなり出てくるでしょう。電気やガス、さらにはガソリンや灯油の値段も上がっていきます。さらに各種の税金も。逆に年金や各種の助成金や補助金は下げられていきます。とても厳しい状態になって行くことはまちがいないことでしょう。そして一番値上がるのが生きていくために必要な食料全般に及ぶのです。米以外の食料はほぼ全部値上がっていくでしょう。物がなくなるわけではありませんが、物によっては2倍3倍となるでしょう。そのため、外食産業はかなりの影響を受けて、閉店するところが続出することになるでしょう。特に居酒屋や外食チェーンは半減するかもしれません。そして、レストランや食堂も。軒並み店を閉めることになるでしょう。
さらに旅館やホテルも同様に閉店するところが増えるでしょう。コロナによってかなり経営が苦しくなっているところに、食材の高騰で経営が成り立たなくなるからです。唯一ビジネスホテルやカプセルホテルは生き残っていくでしょう。そして観光地も軒並み衰退していくでしょう。すべてが値上がるので多くの人が経済的に厳しくなり、旅行などをひかえるようになるからです。やはり観光地の旅館やホテルも廃業するところが増えていくでしょう。お土産や観光客を相手にしている商売もかなり減っていくことでしょう。もう一つ影響を強く受けるのが、食品加工会社全般です。あらゆる原材料が値上がるため、今までの価格が維持できなくなり、大幅な値上げを余儀なくされるでしょう。そのため売れ行きは悪くなり、場合によっては撤退する会社も出てくるでしょう。特に食肉関連や乳製品関連が。
現在、円安が問題となっています。これからさらに円安が強くなっていくでしょう。1ドルが130円から140円となり、ますます輸入するすべての物の価格が上がっていくでしょう。場合によっては1ドルが150円ぐらいになるかもしれません。このような状態になるとますます物価は上昇し、経済は著しく低迷してしまうのです。今まで100円で仕入れていた物が、円安によって130円、150円となり、さらに電気やガス料金も上がるため、同じように作っても場合によっては倍近くの値段になってしまうのです。庶民の収入は現状維持か、場合によっては下がるため、今まで100円で買えた物が200円になれば当然ながら、買わなくなってしまうのです。インフレによる悪循環がこれから強くなっていくのです。日銀によるゼロ金利政策も裏目に出るようになります。預金利息は限りなくゼロになり、株式や先物取引も低迷するため箪笥預金がさらに多くなってお金の流通が低迷し、金融関係の会社もかなり厳しくなっていくでしょう。そのため、さらなる合併が多くなっていくでしょう。
円安の一番の要因は、日本企業の多くがその独自性や技術に対しての投資を怠ってきたため、日本企業の魅力が薄れてきたためです。家電製品の多くは韓国や台湾、中国が世界のシェアの大半を占めるようになり、半導体関連も輸入頼み、さらには自動車もこれから電気自動車が主流となるため、トヨタなどの自動車メーカーに対する投資家の興味も薄らいできているのです。世界の投資家が、日本企業の価値を見出せなくなっているのです。そのため円の価値はどんどん下がっていくのです。多くの日本企業は目先の利益ばかりを追ってきたため、世界をリードする技術力や開発力をしっかりと育ててこなかったツケが回ってきているのです。それは政府にも問題があるのです。そのことが半導体の国内生産やデジタル化の大きな遅れを招いているのです。5年、10年先を見据えた国策が何もされてこなかったのです。このことは農業や林業、そして教育でも大きな問題となっていくのです。
日本がこれから世界の中でどのようにその存在感を示していくかは、すでに何度もお伝えしているように、精神面での分野しかないのです。互いに助け合い思いやっていく生き方を実践して、それを世界に発信していく義務があるのです。しかし現時点ではまだそのような段階に至ってはいません。これから経済が低迷してとても厳しい状態になって初めてそのような生き方に目覚めていくことになるのです。さらに自然災害が追い打ちをかけていくので、助け合っていかないとやっていけなくなるのです。それはいよいよ始まる段階になってきたのです。もちろん日本だけではありません。世界中が同じような状態になるのですが、その中でいち早く助け合うことを実践していくのが日本なのです。他の国は当分は混乱が続くことになるでしょう。
コロナ、ワクチン、自然災害、そしてロシアによるウクライナ侵攻、これらはすべてつながっているのです。大元の神によって描かれたシナリオ通りに進んでいるのです。そしていよいよそのシナリオは本番を迎える段階に入ってきたのです。今までは序章に過ぎなかったのです。本番を乗り越えるためには、人と助け合っていくしかないことをしっかりと認識するようにしてください。本番を迎えるに当たって一番大切なことは、いかに人のために動くか、たとえどんなにささいなことであっても人のために何かをすると言う思いをいつも持っていることが大切なのです。そのためには自分は何ができるのかをしっかりと考えておくことが必要です。人のために何ができるのかを、よく考えておいてください。時間はありません。本番はおそらく5月下旬頃から始まることになるでしょう。その前に、今月の下旬にある意味でのノロシが上がることになります。火山の噴火です。これが本番の合図となることでしょう。