この通信は「魂の誕生」をお伝えします。魂の誕生とその目的、そしてこれからどうなっていくのかをお伝えしてきました。ただ、このことがどこまで本当なのか、それを証明する素手はありません。しかし、ある程度信じていただけるという前提で引き続きお伝えしていきます。魂の本当の姿に今回は迫ってみます。
魂は大元の神が創り出した光子によってできています。光子の数によってその個性はさまざまに変わるのですが、一番個性を決定付けるのが光子の種類なのです。光子もさらに小さな素粒子によってできています。素粒子もさらに小さな素粒子によってできていて、およそ10の100乗ぐらいまで小さな素粒子からできているのです。それは水1滴が光子1つだとすると、1滴の水の中には10の100乗個ほどのH₂O、つまり水分子があって、水素原子は原子核と電子からなり、原子核も中性子と陽子からなり、それぞれは素粒子からできています。さらにその素粒子もより小さな素粒子からできていて、それをさらにくり返しているのです。そのくり返しが10の100乗回くり返されるのです。今の科学では想像もできない途方もないミクロな世界にとなっているのです。逆に宇宙はどんどん膨張し、大きくなっているのです。現在わかっている宇宙の大きさの実際は、10の100乗倍の大きさなのです。ミクロもマクロもそれは創造もできない世界があるのです。
光子を作っている素粒子はやはり無限に近い種類があるため、その組み合わせも無限となるのです。そのため魂は一つとして同じものはないのです。ただ、一つの類似性やつながりをもっていることが多くあります。つまり、大元の神が最初にお創りになった神々はおよそ10の1000乗となります。その神々からさらに多くの神が生まれて、人の魂が生まれたのです。したがって、最初の神々の流れ、つまり系統があるのです。地球にはそのわずかな系統を持った魂がやってきたのです。それでもおよそ1000億の系統があるのです。その中で一番多いのが大元の神の意志をしっかりと引き継いでいる系統なのです。その多くは人の肉体に宿ることなく、霊界でさまざまな役目をしているのです。つまり、人間界でさまざまな経験をして、肉体が滅びると魂は霊界に戻ってその人生を丹念に振り返り、それを元に次の人生のテーマや目的を決めるのです。その時にいろいろとアドバイスや参考になることを助言してくれるのです。実はそのような魂がおよそ200億も霊界に存在しているのです。そして次の転生を準備している魂がおよそ500億、世界の人口がおよそ70億、そして残りが人間界でさ迷っているのです。
いかに人として生まれてくることが大変なことであるかが、わかっていただけたでしょうか。わずかな魂だけが肉体に宿ることができないのです。それだけ生まれて来るということは価値のあることなのです。しかし、その価値が十分に認識されていないため、安易に人を殺したり、自死する人がいるのです。ましてや戦争で多くの人の命を奪うこともしてしまうのです。それは神に対する冒涜でもあるのです。多くの魂と神の力によってこの世に生まれさせていただいたことを、もっと真摯に受け止めなくてはならないのです。そして人の命を、さらには自分の命を大切にしなければならないのです。
すでにお伝えしましたが、今人間界でさ迷っている魂はどんどん消滅させられています。そして霊界にいる魂の中でも、転生を準備している多くの魂は少しずつ別の惑星に移動し始めています。さらに、それらの魂を導いてきた魂の多くは神の元に帰り始めているのです。残るは今生きている我々の魂の行方です。これもすでにお伝えしましたが、現在生きている人の魂のおよそ3分の2は死後、別の惑星に移動させられます。ただ、その内の2割ぐらいは消滅させられるでしょう。そして残りの3分の1の魂がこれからの時代を築いていくためにしばらくは今世で奮闘し、また地球で転生をくり返していくでしょう。したがって、後30年後からは地球の人口はおよそ20億人を維持していくことになるでしょう。そして、霊界でサポートしてくれる魂もおよそ20億となり、その指導の下で転生を準備する魂も20億となるのです。およそ60億の魂が地球に残ることになるのです。
この数字はすでに2000年以上前から予告されていたのです。釈迦入滅後、56億年後に弥勒菩薩が救世主として現れると言われてきました。実は56億と言うのは年月ではなく、この魂の数であり、そして人口がおよそ56億人に達した時からその御役目が実行されると言う意味だったのです。56億人に達したのはおよそ30年前で、その頃からバブル経済は崩壊しそれまでの右肩上がりの経済は限りを見せ始めたのです。日本だけではなく世界経済は少しずつ減速し始めたのです。ただ、一部の国と一部の人が富を得るようなシステムが作られていったのです。そして中国やインドなどが経済発展をスタートさせた時期でもあるのです。これらの国はそれまでの途上国としてのレッテルを払しょくするため、あらゆる手段を使って経済を発展させてきたのです。しかし、そのツケがいよいよ回ってくる時がやってきました。
中国は一人っ子政策を強要してきたため、人口が減少し始めてきました。このままでは人口が減り続けて、社会構造がおかしくなってしまうことを危惧してこの政策を解除したのですが、すでに一人っ子に慣れてしまったため、子どもを増やす家庭は一向に増えないのです。将来的には夫婦二人が、それぞれの両親を見ることになるのです。つまり、2人で4人の大人を養うことになるのです。そんな状態が目の前に迫っているのです。さらに、無理な経済発展を推し進めてきた結果、土地や建物、鉄道や道路を無制限に作ってきたため、農業は衰退し、土地やマンションの価格は高騰していよいよバブルが崩壊し始めているのです。人民元の価値も急落するのは時間の問題でしょう。インドは、その階級制度によって多くの人が貧しい生活を送っています。一部の人たちだけが富み、多くのひとは貧困にあえいでいるのです。その不満が大きくなり、いずれは爆発するでしょう。そのため、一時的に国は大混乱になりますが、多くの人たちが新しい国作りに参加していくでしょう。
魂がこれからどのようになっていくのか、そしてこれからの世界の動きをお伝えしてきました。大まかなことしかお伝えすることはできませんが、いずれにしても今までのような経済発展はどこの国にでもありえないのです。そのことをしっかりと認識しておかないと、時代に取り残されていくのです。それはある意味で魂の行く末を決めることにもなるのです。地球に残ることができるのか、他の惑星に移され原始時代からやり直すのか、はたまた宇宙のもくずとなるのか、それを決める時がきたのです。今までのことを続けていけば、いずれにしても地球に残ることはできないでしょう。もし、地球に残りたいのであれば、それなりの意識改革とそれに応じた日々の行いを実践しなければなりません。その内容については今まで何度もお伝えしてきているので、参考にしてください。