この通信は「日本の神々」についてお伝えします。現津神にはまだご紹介しなければならない神々がおみえになるのですが、ここではイワナガヒメノカミ(磐長姫神)と宗像三女神であるタギリヒメノカミ(多紀理姫神)、イチキシマヒメノカミ(市寸島姫紙)、タギツヒメノカミ(多岐都姫神)をご紹介します。
イワナガヒメノカミは古事記では、コノハナサクヤヒメノカミの姉として、妹がニニギノミコトと結婚する時にいっしょについていったとされています。そしてとても醜い容姿だったので、ニニギノミコトが送り返したとも言われています。その後、ニニギノミコトは永遠の命を授けてくれイワナガヒメノカミを返してしまったので、寿命が短くなってしまったと。なぜこのような内容になったのか、この三つの神様はやはりムーの時代に生きていた人の魂が神になったのですが、ニニギノミコトは神に仕える神官で、後の二つの神の元になった方たちは、神に仕える巫女だったのです。コノハナサクヤヒメノカミの元となった人は生涯独身だったのですが、イワナガヒメノカミの元になった人はとても美しい人だったので、多くの人から求婚されていたのです。そのため、どの人と一緒になるかをいろいろ迷っている間に年を取ってしまったのです。そのため、やはり生涯独身となったのです。そのような神様を醜い容姿だったとしたのは、やはり古事記を編集する時にかなりの横やりが入ったのです。
古事記の成り立ちはすでにお伝えしましたが、当時の天皇家の正当性を誇示するために作られたので、そのでっち上げを少しでも乱すようなことは書かれなかったのです。そのため、多くの日本古来の神々の御役目や素性が改ざんされているのです。特に多くの人の信仰が厚かった神は、集中的に改ざんされたのです。イワナガヒメノカミは絶世の美女で、多くの人の心を癒し元気にさせる神だったのです。そのことを打ち消すために真逆のことを古事記に記述したのです。イワナガヒメノカミはそのことでとても心を痛めているのです。今までの偽りを正していかなければ、神々はそのお力を十二分に発揮できないのです。
宗像三女神も同じなのです。長女であるタギリヒメノカミはオオクニヌシノミコトの妻であるとされていますが、これもでたらめで、この神様の御役目は多くの人の心を癒し、そして優しい心を持たせるようにする神様なのです。この神様の元となったムーの時代の人は、やはり神に仕える巫女だったのですが、アトランティスの攻撃を受けて多くの人が憎しみの心を持つようになったため、少しで穏やかな心が持てるように人々に接していたのです。その思いが神となってより強い力となり、多くの人の心を癒すようになったのです。オオクニヌシノミコトとはまったく関係がなく、三姉妹の長女もでたらめなのです。
宗像大社は九州の福岡にありますが、大陸からの侵攻を防ぐために祀られていると言われています。当時の天皇は朝鮮半島の王族の末裔で、戦乱に敗れて日本に避難してきたため、また戦乱に巻き込まれるのを恐れてこの地に自分たちを守ってくれる神を祀ったのです。それはまったくのお門違いで、この三女の神々はそのようなことをするための神ではないのです。それぞれの御役目をしっかりと認識する必要があります。このように、古事記だけではなく、いろいろな形で日本の神々はその御役目を改ざんされているのです。
次女のイチキシマヒメノカミは弁天様の元になった神と言われています。これもでたらめで、何の関係もないのです。この神様の本来の御役目は、人々に勇気と優しさを与える神様なのです。この神様の元となったムーの人は巫女ではありませんでしたが、いつも人々に勇気と優しさの大切さを訴えていたのです。やはり当時はアトランティスによる攻撃が多くなり、多くの人が亡くなりました。戦うことを知らないムーの人たちはただ怯えるばかりだったので、神を信じていれば大丈夫だと多くの人を励ましたのです。その思いが神となってそのまま伝えることになったのです。したがって弁財天とは何の関係もないのです。弁財天は元々インドの神をモチーフにしているため、日本の神々とはその系統が異なるのです。神様にもいろいろな系統や素性があるのですが、それについては少しずつお伝えしていきます。
三女のタギツヒメノカミは、その素性はあまり明かされていません。この神の元となったのはムーの民ではなく、さらに古い時代に生きていた人の魂が神になったのです。およそ10万年前にスメラミコトに仕えていたやはり巫女の一人で、スメラミコトがお創りになった神々のお世話をすることをしていました。そのため、それらの神とのつながりも強く、現津神の中でも国津神に近い存在なのです。したがって、三姉妹の三女と言うのは真っ赤な嘘で、ある意味でその存在をおとしめる悪意があったのです。それだけ強いお力をお持ちになっている神なのです。この神様の本来の御役目はスメラミコトをお守りし、人々にスメラミコトを敬うことの大切さを知らしめることなのです。すでにお伝えしていますが、2000年ほど前に大陸からやって来た王族がスメラミコトと姻戚関係を結んで、日本を統治していったのですが、スメラミコトの存在はある意味で邪魔だったのです。そのためこの神も当然ながら邪魔者扱いされたのです。この神こそ今、とても重要なお役目を果たす時なのです。タギツヒメノカミが祀ってある神社に多くの人が行くことで、この神のお力を授かることが急務となっているのです。
タギツヒメノカミの本当の名は、タは他であり、ギは義であり、ツは繋げることなのです。つまり、多くの人を心から信頼できる関係にしてつなげる神なのです。これほど今求められている神はいません。多くの人が自己中心的になり、自分さえよければいいと考えている人が多い時代だからこそ、この神の存在はとても必要なのです。しかし、その存在とその御役目を知っている人はほとんどいません。一人でも多くの人がこの神の本当の御役目を知っていただくことを願うばかりです。この神様を祀っている神社はさほど多くはありませんが、全国にあるのでぜひ行ってみられるとよいでしょう。そして、「どうか、多くの人が他の人を思いやることができますように」と祈ってください。さらに、「スメラミコト様、どうか日本国をお守りください。そして一人でも多くの人が目覚めるようにお力をお貸しください」と祈ってください。きっとタギツヒメノカミが取りついでくれることでしょう。
日本の神々の本当の御役目を知ることが急務となっています。これほどまでにでたらめな状態が続いてきたことで、多くの神はそのお力を落とされているのです。神々のお力を高めるのは私たちの感謝の祈りなのです。ご利益ばかりを祈っていては、神々のお力は下がるばかりなのです。だから多くの神仏は今、神社仏閣にいないのです。ご利益を扇動する宮司や僧侶はもう必要ないのです。近いうちに神罰を受けることとなるでしょう。神罰とは、神仏の力によってその地位や名誉が剥奪されるのです。さらに、今まで多くの人を欺いてきたことが暴露されて、世間から非難を浴びるようになることでしょう。それはもう時間の問題です。真摯に神仏に仕える宮司や僧侶だけが残されることでしょう。