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新時代通信No172【地球の成り立ち8】

21年12月27日

この通信は「地球の成り立ち」をお伝えします。地球がどのように誕生してきたのかをお伝えしてきましたが、生物はどのように誕生してきたのかを詳しくお伝えします。もちろん、今までに公開されていない内容となります。生物の誕生の秘密を知れば、きっと多くの人がすべての生き物を大切にしていくでしょう。

 

すべての生き物は、アンドロメダ銀河の中心で創られた水に含まれている情報を元に創られます。生き物の最小単位であるウイルスが、その情報を元にまずはさまざまなウイルスを創り出します。現在わかっているだけで3万種のウイルスが確認されています。しかし。まだ発見されていないだけでおよそこの1000倍以上のウイルスが存在しているのです。なぜなら、ウイルスの研究対象は病原性を持っているウイルスに限られているからです。病原性を持っていないウイルスの方が多く存在しているのです。このウイルスがさらに結合して細菌を創り出していきます。細菌の数もわかっているだけでおよそ数十万種類が存在しています。しかし、ウイルスと同じようにさらにその1000倍以上が存在していると思われます。この細菌がさらに結合してプランクトンや藻、そしてキノコ類やカビ類を創り出していったのです。そしてシダ類などの植物が現れ、多様な植物が生み出されていったのです。およそ10億年かけて現在生息している大方の植物の原型が出来上がりました。

 

植物が進化する過程で、もう一つ別の生き物の進化も始まりました。それは昆虫です。プランクトンは海などに多く生息する生き物で、自分の力で泳ぐことはできません。通常の細菌が巨大化したようなもので、肉眼でなんとか見える大きさのものが多くあります。クラゲや貝、甲殻類の幼生が主体になりますが、藻の仲間も含まれます。このプランクトンの一部が陸上に上って進化したのが昆虫なのです。プランクトンは魚などのエサとなり、昆虫は陸上の生き物のエサになっています。昆虫もいくつかの細菌が結合して進化していきました。特に大きな昆虫はその体を維持するために、エネルギーを作り出すための細菌を多く取り入れたのです。その細菌は人間の細胞に取り込まれているのです。ミトコンドリアと呼ばれている器官は、細胞が活動するためのエネルギーを作り出しているのです。つまり、ミトコンドリアも元々は細菌の一種だったのですが、生物が進化していく過程でより大きく、そしてより活動的になるためにはそれを維持するエネルギーを必要としたのです。そのエネルギーを作り出すことを得意とする細菌を、自らの細胞の中に取り込むことで大きく進化できるようになったのです。

 

ミトコンドリアはその特性を活かすために、多くの生き物の細胞に寄生したとも言えます。現在の研究では、生物の細胞にミトコンドリアが寄生するようになったのは、およそ20億年前だと言われています。この細菌が取り込まれるようになって、生き物の進化は急速に発達するようになりました。植物ではこの細菌は葉緑体となり、光合成をすることでエネルギーを多く得ることができるようになったのです。昆虫や動物ではミトコンドリアとなって、多くのエネルギーを生み出していったのです。この細菌は、今現在も単体で生息しています。それが麹菌です。お酒を作る時に使われる菌です。ただ、このことはまだ知られていません。
さまざまな細菌が結合して多くの生き物を創っていきました。その設計図はやはりすべて水に含まれているのです。そして、人間も含めてすべての動物の体内には、やはり多くの細菌が共生しているのです。最近注目されている腸内細菌、単に食べ物を消化するだけでなく免疫や脳の働きに深く関係していることがわかってきました。腸は第二の脳と言われるぐらいです。腸内細菌はおよそ1000種類、100兆個が生息していると言われています。実はさらに2倍から3倍の種類が生息しているのですが、まだ発見されていません。この中の一部の細菌が脳の神経細胞を動かすホルモンを作り出しているのです。その代表的なものがセロトニンで、脳の働きを正常化し精神を安定させる働きをしています。このセロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンに変わることもわかっています。そのため、腸内細菌のバランスが乱れてセロトニンが十分に作られないと感情が不安定となり、不安やイライラが強くなるのです。また、不眠にもなるのです。

 

腸内細菌は免疫にもとても深く関係していて、病原菌やガンに対する抗体を作る免疫細胞をコントロールしています。やはり、腸内細菌のバランスが乱れれば免疫細胞の力も弱くなるので、ガンが生じたり病原菌に感染しやすくなるのです。そして、腸内細菌の一番大きな役目が、実は記憶に関与しているのです。今の医学では記憶は脳で行われていると考えていますが、脳はさまざまな情報を処理し記憶すべきものと、そうでないものを選別し、最低限必要なことを記憶するところなのです。多くの情報は腸内細菌が記憶しているのです。なぜなら、人類の進化の過程で一番最後に作られたのは脳なのです。脳が今のような状態になる前は、腸内細菌が脳としての役目を果たしていたのです。つまり、プランクトンや昆虫、そして爬虫類などは脳はあるのですが、腸内細菌によってコントロールされている割合の方が大きいのです。まさしく腸内細菌が第一の脳なのです。

 

腸内細菌がどのようにして記憶したり、身体に指令を出すのかは今の医学や科学ではわかっていません。腸内細菌の中にはさまざまな役割をする細菌がいて、役割分担をしています。そしてそれぞれをまとめているのがウイルスなのです。細菌も元はウイルスからできているのですが、アンドロメダ銀河の中心からやってきた最初のウイルスがすべての細菌の元になっているのです。このウイルスはすべての生物に存在していて、その生物をコントロールしているのです。ただ、このウイルスは基本的にはその生物が生存できる最低限の維持管理をしているのです。もちろん、そのウイルスの存在は知られていません。しかし、このウイルスはある意味で神の申し子でもあるのです。このウイルスは半永久的に不滅で、その生物が死滅してもまた別の生物に宿ることで、その生物をコントロールしていくのです。

 

このウイルスは、意志を持っています。それは神の意志でもあるのです。しかし、その宿った生物を支配することはありません。あくまで、その生物の命を最低限維持していくために働いているのです。最低限なので、その宿った生物の行動や環境によって大きく影響を受けた時は、維持することができなくなります。特に人間に関しては、いくらこのウイルスが身体のバランスを整えようと働いても生活習慣や食習慣の乱れや、さらには我欲によって生じる過剰なストレスを受けてしまうと、バランスを整えることができなくなっていきます。その結果さまざまな病気を起していくのです。腸内環境を整えることが盛んに言われるようになってきましたが、最終的にはこのウイルスが順調に働いてくれる環境を作ることが一番大切なのです。その方法は、やはり感謝と謙虚さなのです。

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