この通信は人類の誕生をお伝えします。幽体は魂の意志によって活動しますが、肉体にも多くの影響を与えます。なぜ、幽体が必要なのか、魂と肉体をつなげるためにいろいろなエネルギー体が必要なように、肉体自体を保つにもある種のエネルギー体が必要なのです。肉体の細胞もある意味で魂と似ているのです。
人の体は数十兆個の細胞でできています。一つ一つの細胞はそれぞれの意志を持っています。その意志を統一するのが幽体なのです。幽体は実は幽体細胞からできていて、肉眼で見ることはできませんが肉体細胞を包み込んでいるのです。魂をエーテル体が包み込むように。細胞と言ってもその実態はなく、膜のような者なのです。この膜のおかげで肉体細胞は安定した状態を維持できるのです。そして多くの肉体細胞が調和できるのです。逆に、幽体細胞が弱くなれば肉体細胞の調和は乱れて、ガンやリウマチなどの病気が発症してくるのです。幽体細胞を整えなければ、いくら薬を飲んでも根本的には治らないのです。幽体細胞を活発にする唯一の方法は、魂の意志が現実をしっかりと受け入れるようにさせることしかないのです。魂は意志を持っています。この世に生まれてきてやりたいことやテーマを持っているのです。それは生まれて来る前に決めてきているのです。しかし、現実ではそれがなかなかできないのが普通です。すると魂は意志通りにできないことに対してある種の抵抗をします。つまり、その活動を低下させるのです。低下すると幽体の活動も低下し、肉体細胞を維持できなくなってしまうのです。
魂の意志を変えることで幽体細胞、そして肉体細胞を活発にさせることができるのです。魂の意志を変えるには、現実を受け入れるしかないのです。受け入れることで新たな方向性が見えてくるのです。魂が決めてきたことはあくまでも仮であって、実体験することでそれを修正しながら本当にやりたいことを見出していくのです。それが今世に生まれて来る最大の目的なのです。つまり、子供の頃に大きくなったら何々になりたいという夢を持ちます。しかし、大人になるにつれて現実を体験して夢が実現できないことを悟っていくのです。しかし、中には夢を現実にする人もいます。いずれにしても、夢と現実に大きなギャップがあります。そのギャップを埋めていくことが大人になるということであり、受け入れていくということでもあるのです。魂も現実世界である意味で子供なのです。その意志であり夢を実現していくためには現実を受け入れていくしかないのです。現実を受け入れる方法が「ありがとう」なのです。魂の意志とは反する物や現実に対してどれだけ「ありがとう」を言えるかによって、意志は変わっていくのです。そして新たな道を模索していくのです。
多くの病気は現実を受け入れないことが発端にあります。そのことがわかれば、多くの病気は解消されていくのです。薬やさまざまな治療をしても、このことが変わらなければ根本的にはよくはなりません。いずれは薬もいらなくなる時代がやってくるでしょう。ただ、もう一つ病気を引き起こす大きな原因があります。それが霊障と言われるものです。前回でもお伝えしたアストラル体によって体が不調になることがよくあるのです。怨霊や死霊、さらには動物霊や妖怪、幽霊や未浄化霊などさまざまなものが体調をくずすのです。
アストラル体は感情のエネルギー体です。魂には感情がないのでアストラル体がさまざまな感情を作り出すことで魂により豊かな体験をさせるのです。しかし、この感情をコントロールすることはむつかしいため、それを調節してくれるのがメンタル体なのです。しかし、メンタル体も幼い頃からそれなりに鍛えていないと十分に機能しないのです。それを補うのがコーザル体なのです。幾重にも感情をコントロールするエネルギー体がついているのですが、それでも強い感情を持つとそれは暴走してしまうのです。特にネガティブな感情が。怒りや憎しみ、恨みに嫉妬、さらには呪いや怨念などはとても強いエネルギーなので、体から遊離して独り歩きをするのです。それらが集まって動物霊や妖怪を生み出し、人に取りついて悪さをするのです。細かいことはすでにお伝えしましたが、これらのエネルギー体がつきやすい人がいます。それは同じような感情を持っている人が引き寄せてしまうのです。まさしく波長が合うのです。不安はキツネを、怒りはウワバミを、恨みはネコを、憎しみはタヌキを、そして嫉妬はヘビを。これらのエネルギー体がつくとさらにその感情は強くなり、体調がくずれてしまうのです。これらがつかないようにするためには、心を平穏にするしかないのです。なかなかできないことですが、自分が悪化させていることをまずは自覚する必要があります。
妖怪も人のネガティブな思いのエネルギー、つまりアストラル体が集まってできたものなのです。動物霊と異なるのは感情と言うよりは我欲のエネルギー体が集まったもので、やはりアストラル体の一種でもあるのです。妖怪と言えばゲゲゲの鬼太郎ですが、この漫画に登場する妖怪はほとんど実在するのです。作者である水木しげるは妖怪が見えていたのでしょう。彼は戦争で生死をさまよう体験をし、戦後は漫画家として生きていくために極貧の生活をしていたので、人の本性を多く見てきたのです。そこには人の我欲が化け物と化していく実状を目の当たりに見たのでしょう。それを面白おかしく漫画に仕立てたのです。妖怪にもいろいろいますが、お金の亡者ややたら何でも食べたがる餓鬼、人の物を何でも欲しがる山姥、人をたぶらかす大イタチなどさまざまな妖怪がいて同じような我欲を持っている人に取りつくのです。
そして一番身近にいるのが未成仏霊です。亡くなった後、上に上ることができなくて私たちの世界でさ迷っているのです。理由はいろいろありますが、突然の事故や病気で亡くなってしまうと自分が死んだことがわからなくて、生きていた時と同じ感覚でいるためいつまでも私たちの世界に居ついてしまうのです。これらの霊は魂にアストラル体がしっかりついているので、感情は生きていた時とまったくかわりはありません。ただ、肉体がないので触ったり物をつかんだりすることはできません。さらにすべての物を通り抜けることができます。この霊がさらに時を経て、自分が何ものかがわからなくなって血迷ってしまうと、地縛霊や憑依霊になってしまうのです。地縛霊は土地や場所に居ついてそこに住む人や通る人に取りついて悪さをします。自分では悪さをしているつもりはないのですが、足を引っ張ったり体にのしかかってきます。憑依霊は人の体を一時的に乗っ取ってしまい自分がやり残したことをしたり、不満をさらけ出したりします。そして未成仏霊はさ迷っている間に、人に取りつくことがあります。私たちの体から放出されているエネルギーが強い人がいます。それはいわゆるオーラと呼ばれるもので、コーザル体から放出されるエネルギーなのです。未成仏霊にとっては暗闇の中の一筋の光に見えるのです。この光を求めて集まってくるのです。しかし、未成仏霊が体に付くとこのエネルギーを吸い取ってしまうため、取りつかれた人はとても疲れてしまうのです。場合によっては寝込んでしまい、さらには幻聴や幻覚を感じるようになってしまうのです。いわゆる精神病になってしまうのです。なぜこのようになってしまうのか、コーザル体のエネルギーが強い人を光の仕事人と呼んでいます。次回で詳しくお伝えします。