この通信は宇宙のしくみをお伝えします。宇宙にはさまざまなしくみがあります。
そのしくみを知っていると、とても物事がスムーズに流れます。逆に知らないといつも壁にぶち当たり、無駄な時を過ごしてしまいます。もちろん無駄も時には必要ですが、これからは時間的にも余裕はないのでいかに無駄をはぶき、有意義な時を過ごすことが必要です。
宇宙のしくみはいろいろありますが、まず一つは行ったことが帰って来る。
つまり、良いも悪いも己がしたことは必ず己に帰ってきます。今世でもなくても来世や子孫に。いわゆる因果応報です。このことは古くから仏教などで言われてきました。良いことも悪いことも行ったことは必ず帰ってくるのです。しかし、多くの人はそれをわからずに過ごしています。辛いことや苦しいことがあると、人のせいや社会のせいにしてしまう人がほとんどです。しかし、その多くは過去に自分のしたことや前世でしたことが帰ってきていることだと気づかないままなので、反省したり受け止めることをしないのです。反省し受け止めればその苦しみや辛いことは早く解消していくのです。たとえ、過去や前世でしたことがわからなくても、まずは謙虚にそして素直に受け止めるようにすればよいのです。どうして自分がこんな苦しい思いをするのかと考えてばかりいてもわかることはありません。
ならば、過去や前世の行いが今帰ってきているのだと受け止めるしかないのです。そうすれば謙虚になり素直になっていくのです。因果応報こそが宇宙のしくみの最大のテーマなのです。
二つ目は、宇宙には多くの星がありますが、どの星もそれぞれに異なります。人も一人一人異なっています。つまり、一つとして同じ星や人はいないのです。すべてがそれぞれの個性があり尊厳があるのです。それを互いに認めなければならないのです。今の社会は相手を尊重することをあまりしません。自分の主張を相手に押し付ける傾向があります。押し付けるということは相手を尊重していないからです。そのために争いや戦争が起こるのです。人それぞれに異なった考えがあることを認識し、自分とは異なった考えや思いがあることを認めることが必要なのです。もちろんすべてを認めなくても、半分ぐらいは認めてあげるようにすれば争いは起こらなくなるでしょう。認めるということは相手を思いやることでもあります。そのことを実践すれば世界は平和になっていきます。戦争反対といくら叫んでも戦争はなくなりません。相手を認めていくことで平和になっていくのです。
三つ目は、宇宙には目に見えない存在がいて多くの物を生み出しています。星や生き物や魂を。すべては目に見えない存在から創り出されているということです。そして生み出されてものはそれぞれに意味があって存在しているので、無駄な物は何一つもないということなのです。ハエ一匹、花一輪、空の雲、道端の石ころ、畑の雑草、そして人も。すべて必要があるから存在しているのです。しかし、人間はかってにその存在の必要性を決めてしまいます。農作物を荒らす虫や畑の雑草を駆除したり、山や川の形を変えたり、時には自分にとって邪魔な人を殺したりと。すべては必要があって存在しているのですが、その意味を知らないがために殺したり排除しているのです。それは目に見えない存在に対する冒涜でもあるのです。
四つ目は、宇宙には大きな力が働いています。いわゆる作用と反作用です。車が電柱にぶつかれば車はへこみます。車の前進する力が電柱に作用すると、電柱はその力を押し返すため車はへこむのです。柔道や合気道も相手の攻撃の力を利用して、その力を相手に返すことで技を決めるのです。物理的な力だけではありません。人の心も同じです。好きだ好きだと言いよれば、相手は逃げていきます。好きだと言う強い思いが相手の心を動かして、逃げる行動を起こさせるのです。逆に、人と話したくないとか孤独になりたいという思いが人の心を動かして、いたわる行動を起こさせるのです。さらに、気温が急激に上がれば上昇気流が発生して風が吹くようになり、気温を下げてくれます。逆に、気温が下がれば雲が発生して雨が降り、上空の水蒸気の量が減ることで晴れ間が出てきて気温が上がっていくのです。すべては作用と反作用で動いているのです。目に見えない力が働いているということです。
五つ目は、宇宙には何もないのです。あると思っているのはすべて幻影なのです。我々が目に見える物は実は私たちの思いが作り出した幻なのです。つまり、何もないと物事は始まりません。無の状態から一筋の光が差したことから宇宙は始まったのですが、光は物に当たって影を作ります。しかし、真っ暗闇では影ができません。そこで物があるということを神は思ったのです。するといくつかの星ができて、光が当たる所は輝き当たらない所は暗くなったのです。そして光の当たる所に生き物をお創りになったのです。それはすべて神の想像によるものなのです。したがって神が思うことをやめてしまうとすべてはなくなってしまうのです。つまり、神の意志によってすべては存在しているのです。神の意志によって存在したり消滅したりすることは、元々はなにもなかったことになるのです。しかし、神はせっかく創ったものを消したくはないのです。そこで創ったものが未来永劫残るようにするために次元を上げて、神と同じレベルまで持ってこようとしているのです。これがアセンションの本当の目的なのです。
宇宙のしくみはまだいろいろありますが、この通信のNo.73からNo.108は「宇宙の成り立ちと宇宙人」と言うテーマでお伝えしています。この内容は天の川銀河団の総指揮官から伝えられているのですが、天の川銀河団はおよそ40の銀河から成り立っています。その40の銀河はさらに4つのグループ、つまり連合からなっています。天の川銀河連合、アンドロメダ銀河連合などがありますが、現在の天文学では天の川銀河はおとめ座銀河団の中にあるとされています。しかし、それは人類が決めたことで神のお考えによれば、天の川銀河を中心に考えるのです。最近、宇宙人との交信ができる人が多くなってきましたが、天の川銀河連合の総指揮官であるアシュターからのメッセージやドラゴニアン種族総司令官からのメッセージが目立ってきました。しかし、中には邪悪な存在が成りすまして伝えてくるものもあるので、すべてが本当とは言えないのです。これらのメッセージの共通点は、これから始まる大転換に備えるようにと言う内容です。中には地震や隕石の衝突など日時まで詳細に伝えてくるものもありますが、基本的には日時や場所を伝えることはありません。それは大元の神のみぞ知ることで、総司令官であっても知らないのです。ただ、もうすぐやってくることだけは知っています。また、予言的なことを言う人もいますが大方は当たることはありません。予知夢やメッセージで予言する人の多くはやはり邪悪な存在が言わしているのです。
天の川銀河団総司令官は神でもありますが、まずもって地震や隕石の落下についての詳細なことは伝えることもありませんし、知ることもありません。そのことを今一度認識して下さい。