この通信はイタリアの歴史をお伝えします。イタリアはローマ時代からいろいろな国によって国土が分断され、１５０年ほど前にやっと今のような形の国に落ち着きました。そのため、地域地域の特性が強く、同じ国なのに人種が異なるような所があります。ある意味でイタリアは人種のるつぼのようで、自分の主義主張を前面に出して来ます。
イタリアはローマ時代に栄え、その後東西に分裂し幾度も他の国の占領下に置かれました。そのため自分たちの権利や土地を守るために武力ではなく、自己主張をすることで我が身を守ってきたのです。そのため自分の考えをしっかりと持ち、それを相手に納得させる話術が自然と身に付くようになりました。時には攻撃的に、時には優しく、飴と鞭をうまく使い分けて相手を納得させるのです。そのためイタリアの男性は女性を口説くのがうまいのです。しかし、とても雑なところがあって仕事や任されたことをいい加減なところでやめてしまうところもあるのです。そのためイタリアの製品は粗悪品が多いことで有名になってしまいました。この汚名を払しょくするためにさまざまなデザイナーが斬新なものを生み出し、さらに職人を育成する制度を確立していったおかげでイタリアのブランド品が注目されるようになったのです。今ではイタリアのバッグや鞄、靴などの革製品は超一流品として扱われているのです。
イタリアは日本と同じように地震が多い国です。今からおよそ２０００年前に火山の大噴火でポンペイの町が１日で灰に埋まったことは有名ですが、たびたび地震と火山の噴火はくり返されてきました。そのため、イタリアは地震に強い家作りをするようになりました。その技術が応用されて石による建物や橋、用水路が多く作られるようになり、都市が発展していきました。特に用水路を遠くから水を引き込むために作ったので、都市での生活を潤わせることとなりローマやナポリを一大都市にさせたのです。ローマ帝国を発展させた原動力は都市に豊富な水が引き込まれたことが大きな要因になっているのです。ローマ帝国の躍進によって多くの富がイタリアに集まってきました。その富は建造物や芸術につぎ込まれました。その種が受け継がれルネッサンス時代を生み出し、さらには現在の一流ブランド品を生み出しているのです。しかし、ローマ時代に植民地となった人々は奴隷として過酷な労働を背負わされ、苦しい日々を送りました。その思いが今のイタリアに降りかかっているのです。
イタリアは主な産業は観光に頼っています。コロナによって観光客は激減し国の財政は火の車、さらにギリシャと同じように年金の支給額が高いため、ますます国の財政は圧迫するばかりです。そのため国の借金は膨らむばかりで、破綻状態になっています。何とかドイツの救済で救われていますが、いつまでもドイツが助けてくれるわけでもありません。すでに公共のサービスにも影響が出始めゴミの収集作業がとどこおり、町のいたる所にゴミが散乱しています。また、公共の病院の閉鎖も相次ぎ、コロナに感染した人の対応が遅れてしまって亡くなる人も急増しています。イタリアはこれから多くの地震や火山の噴火が起こるでしょう。それによってローマ時代の遺跡の多くが壊滅することでしょう。
イタリアと言えばスパゲッティやピザが有名ですが、これらの料理は元々地中海沿岸で食べられていたわけではありません。イタリア独自のもので、その起源は３０００年前までさかのぼります。ピザは当時やわらかいパンとして食べられていました。スパゲッティは棒状に細くしたパンを保存食として活用しました。どちらもトマトが使われるようになったのは１７００年頃からで、南米のインカから持ち帰った観賞用のトマトを食用に改良したことがきっかけとなりました。インカからはさらにジャガイモももたらされ、ヨーロパ全土に普及しました。他にもトウガラシやトウモロコシ、さらにはサツマイモやタバコなど多くの作物がインカを始めとした南米からもたらされたのです。なぜこれほど豊富な作物が南米にあったのか、それはインカやマヤなどの文明を創り育てたのは宇宙人の存在が深く関係していたのです。
南米を中心として栄えた文明の生みの親は、地球からおよそ２５０万光年離れたアンドロメダからやってきた宇宙人なのです。アンドロメダは宇宙を創造した神がいて、さまざまな星に生物が生まれるように隕石にウイルスと水を含ませて発信させているのです。そしてある程度まで生物が成長すると、宇宙人を派遣させてより高度な生物になるようにさせているのです。地球にはさまざまな星から転生してきた魂が存在しています。そしてそれぞれの魂が生まれた星の宇宙人がその教育係としてやってきているのです。人類の魂の起源で一番多いのがオリオン、その次がプレアデス＆シリウス、そして北極星、アンタレス、琴座、クラリオン、しし座などがありますが、一番元となるのがアンドロメダなのです。アンドロメダで生まれた魂がそれぞれの星に転生してその星でさまざまな経験をして、地球にやってきているのです。ある意味でアンドロメダから直接やってきた魂は純潔なのです。インカやマヤを築いた人々は絶対的な神を信じ、争うこともなく互いに助け合い思いやっておだやかに暮らしていたのです。そして生きていけるように宇宙人からさまざまな知識を教えられ、さらに先の作物を与えられたのです。これらの作物はアンドロメダからもたらされたのです。
インカやマヤの人達はある意味で、地球で生活していく上でのお手本となるために誕生したのです。しかし、オリオン由来のスペイン人やポルトガル人、さらにはアメリカ人に虐殺されてその文明は途切れてしまいました。ただ、アンドロメダからもたらされた作物だけはしっかりと持ち帰り、今では主要な作物として受け継いでいるのです。ジャガイモやトウモロコシは荒れ地でも育ち、長期保存ができるため世界中に広がりました。また、最近脚光を浴びるようになったマヤ暦はアンドロメダ星人が、人類の発展のために教えてくれた宇宙暦なのです。およそ１億年単位で変わっていく宇宙の法則をさらに細かくして、１０００万年単位、１万２千年単位、そして６０００年単位ごとに表して、その組み合わせによって宇宙の変化を読み取っていったのです。そのことで、人類がどのように進化していけばよいのかを見定めていたのです。今では占い的な方法としてよく使われるようになりましたがそれはほんの表面的なことにすぎず、その奥には宇宙の法則やそれに伴う地球の成長、さらには人類の進化の過程が読み取れるようになっているのです。しかし、そこまで読み取れる人は現在ではいません。スペイン人やポルトガル人に読み取ることができるシャーマンや神官がすべて殺されてしまったからです。でも、いずれ解読されることができるでしょう。殺されたシャーマンや神官たちの魂が今、ぞくぞくと転生してきているからです。
イタリアの歴史はローマとバチカンの歴史でもあります。両者とも近年の世界を支配してきました。そして多くの人を虐殺してきました。その罪のあがないははかり知れないものとなるでしょう。
