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新時代通信No307【神の心】

21年10月06日

この通信では神の心をお伝えします。神の心とは、神も私たちと同じように心をお持ちになっています。ただ、私たちと異なるのは感情ではなく思いやる心しか持ち合わせていないのです。怒りや悲しみ、そして憂う心を持っていないのです。今までお伝えしてきたタイトルはすべて思いやる心を人間に置き換えてきたのです。

 

神は思いやる心しか持っていません。思いやる心とは愛であり慈しみであり、そして許す心です。したがって人のように怒ったり、悲しんだり、憂うことはないのです。なぜならば、思いやることしかできないからです。だから神なのです。人間の感情は喜怒哀楽があります。神はご自分にはそういった感情がないので、人に体験させているのです。神から生まれた魂は肉体に宿って、さまざまな体験をする中でさまざまな思いを持つのです。怒りや悲しみ、憂いや喜び、さらには恨みや憎しみ、不安や狂気、いろいろな感情を体験し、いずれ神の元に帰って神と一つになることで、神はその感情を共有するのです。そのために私たちは生まれてきたのです。しかし、恨みや憎しみなどのマイナスの感情が強すぎると神の元に帰れないのです。なぜなら、マイナスな感情が私たちの世界に魂を縛り付けてしまうからです。いわゆる幽霊や怨霊、そして浮遊霊や地縛霊がそうなのです。今、これらの霊があまりにも多くなりすぎて神の元に帰れないため、神は困っているのです。神の元に帰った魂は、また新たな課題を授けられていろいろな星に転生していくのです。帰ってこない魂が多いと神の成長が進まないのです。

 

神はご自分で体験することができないので、私たちのような人間に体験させているのですが、その体験を基に神自身も成長していきいずれはさらなる飛躍をするのです。そのことが神にとっての一番の目的なのです。それがストップしているのです。この数万年の間、神はずっと待っていました。しかし、送り出す魂がなかなか帰ってこないために、送り出すことをためらうようになってきたのです。そのため神の成長も止まっているのです。神の成長が止まってしまうと、宇宙の成長も止まります。宇宙はたえず膨張して成長しています、成長が止まってしまうと惑星同士、銀河系同士がぶつかってしまうのです。つまり、宇宙 が外へ外へと膨張することで惑星や銀河はバランスが保たれるのです。ある種の遠心力のようなもので、紐を付けたおもりをぐるぐる回すと外側に力が働き円を描きます。この紐を引っ張る力が遠心力ですが、回す力を弱めるときれいな円を描けなくなり、蛇行したり沈んできます。そうするとおもりは最終的には地面に落ちます。このようなことが起こりそうなのです。

 

そこで神は幽霊たちが住処としていた幽界を抹消したのです。いくらかの霊は神界に上り神の元に帰りましたが、多くの霊が人間界に入り込んできて波長が合う人に憑依して、自分の我欲を満たそうとしているのです。最近、殺傷事件や人とのトラブル、さらには体調をくずす人が多いのはそのためです。神はそれらの霊を戻すためにさらなる手段を講じています。それは憑依された人もいっしょに神の元に帰そうとしているのです。憑依される人も、いずれ亡くなったら同じようになるからです。

 

最近、突然死する人が多くなっています。心筋梗塞や脳梗塞、さらには原因不明の人も多くいます。その多くが霊に憑依されていて、霊のなすがままになっています。そこで神は霊と憑依されている人もいっしょに上に上げようとしているのです。ただ、憑依されている人がすべてマイナスな思いが強いわけではありません。中には、憑依した霊を諭し上に上がるように仕向けている人もいます。直接霊に語りかけるわけではありません。そのような人には菩薩や如来がついていて、それらの仏が霊を上に上げるようにしているのです。しかし、憑依されると体が重くなり疲れやすくなるので、その御役目をする人は大変です。そこで、私のような者がそれらの霊を取り払い、とりつかれている人を楽にさせてあげているのです。しかし、それらの霊はなかなかしつこくて、上に上ろうとしません。でも、彼らもそろそろ上に上らないと抹消されてしまうことを知っているので、少しずつ上がっていくでしょう。

 

霊たちは神の元に帰っていきますが、妖怪や動物霊はもともとは人の想念が作り出したものなのでやっかいです。人の憎しみや恨み、物に対する執着や思い、さらには人を恨む時に発せられる生霊などが凝縮されてできたものだからです。霊と根本的にちがうのは、神が創ったものではなく人が作ったものなのです。これらのものも今、住処をなくして私たちの世界で大暴れしています。やはり波長が合う人にとりつき、その人のマイナスな思いを増長させています。不安やヒステリックな人にはキツネが、我の強い人にはタヌキが、イライラしてちょっとしたことで激怒する人には大蛇(オロチ)が、執着心が強い人にはヘビやネコがつきます。また、性に対する執着が強い人には淫乱な妖怪が、お金に対しての執着が強い人には地獄の餓鬼が、さらに権力や支配力に対しての執着が強い人には悪魔がつくのです。悪魔もある意味で人の想念が作り出したものです。それもとても強力な思いが。そしてもう一つ厄介なものがあります。人を恨んで死んでいった霊が、その人の子々孫々まで恨む因縁霊です。

 

よく、先祖の祟りなどと言われることがありますが、なぜ先祖が子孫を恨まなければならないのか、繁栄を祈ってくれるのならわかりますが。それは、先祖が何かしらの理由で人を苦しめたり殺したりすると、その人たちは当然ながら先祖を恨むわけです。その恨みが強いと、その先祖の子孫まで恨むのです。つまり、その先祖の子孫が没落するように仕向けるのです。たとえば不慮の事故や突然死、難病や精神的な病気、さらには子供ができないとか男子が結婚しないとか、さまざまな形で恨みを返してくるのです。これほど厄介なものはありません。この因縁霊を諭し、上に上げないとその一族は絶えてしまうのです。この因縁霊を上に上げる唯一の方法が、子孫が先祖に代わって謝罪するしかないのです。何度も何度も納得してくれるまで。そして神様の元にお帰り下さいと諭すのです。心を込めて朝な夕なに謝罪をしていけば、きっと因縁霊は上に上ってくれるでしょう。妖怪たちは波長が合うからつくので、波長を変えればよいのです。つまり、マイナスな思いを少なくして、日々感謝と謙虚さを実践していけばつかなくなるでしょう。霊も同じです。

 

私たちの周りには、目には見えないけれどもさまざまな存在がうごめいています。時にはとりつかれていいようにされてしまいます。怒ったり、ヒステリックになる程度ならいいのですが、人を傷つけたり、物を盗んだり、さらには人を殺してしまっては取り返しのつかないことになるのです。神はそのこともわかって幽界を消滅させました。幾万年もかけて凝縮されてきた動物霊や妖怪もすべて排除するために。人にとりついていないと排除できないからです、つまり、その人といっしょに消滅させるのです。

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