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新時代通信No286【神の意図】

21年09月22日

この通信は神の意図をお伝えします。神はご自分の変わり身である人間をお創りになってさまざまなことを体験させ、そしてその体験をご自分のこととして受け取っているのです。したがって良いことも悪いことも必要なのです。しかし時には悪いことが極端に偏ってしまうこともあります。その時は一度リセットされて、初めからやり直すのです。

 

神の意図とは、すべては神の愛を感じ取れることなのです。さまざまな状態において、たとえ苦しくても辛くても、そして絶望しても神の愛に感謝できることを神は望んでいるのです。なぜなら、人は神の子である以上最終的には神の元に帰るわけなので、どのような状態になっても神が救ってくれることを信じることが必要なのです。それを現すのが感謝なのです。神に対していつも感謝の意を表していると自ずと謙虚になり、心が穏やかになってきます。争うこともなく、人に対しての思いやりも自然とわいてきます。そして平和な状態を作ることができるのです。しかし、神の愛を信じることなくただ自分の我欲に走ると人と争うこと多くなり、さらには人を恨んだり憎んだりしていきます。それが高じると殺人や戦争に発展していくのです。今はまさにそのような状態なのです。

 

今、世界には多くの宗教があります。どれも神仏の名において多くの人を魅了しています。そして神仏の名の元に戦争や人殺しが行われています。神が人殺しを命じるのでしょうか、それとも戦争を命じるのでしょうか。冷静に考えればそんなことがあり得るわけがありません。宗教は人が人を支配するために作り出したものです。なぜなら、一部の人間が多くの人を支配するための道具として作り上げたものだからです。もちろん本当に神を信じ、神の愛を真摯に受けとめている宗教もあります。しかしそれはほんの一握りにすぎません。おそらく世界の9割以上が人が人を支配するために作り上げたものなのです。本当の神は人に指図をしません。なぜなら人の自由意思を尊重しているからです。たとえ悪いことでもその人が選んだことであれば認めるのです。しかし、自分で責任を取れる範囲であればよいのですが、責任を取れないぐらいに大きく逸脱すれば神は天罰を下すでしょう。それが本当の神の愛なのです。

 

すべては自己責任です。良いも悪いもすべては自分で責任を取らなければなりません。そのことをしっかりと認識しないと、神の名の元に何でもしてよいわけではないのです。神の名を語っての戦争や殺人、さらには自爆することは人が人を支配するための宗教です。さらに巨大な組織を作り、政治を動かしたり国を動かす宗教も同じです。また、神のご加護があるから何でも許されるというのも。自己責任を基本としている以上、何でも許されるわけはないのです。その時はよくても、来世や子孫にその禍根は残されるでしょう。本当の宗教とは、ただひたすら神に感謝をし、神の意図をしっかりと理解して人のために尽くしていくことだけを実践していくものなのです。したがって戒律や経典、さらには組織や教祖に神殿、はたまた僧侶や牧師も必要ないのです。すべては己の心しだい、さらには神を信じる心しだいなのです。これからの時代は宗教は必要ありません。ただ、人々を導く存在は必要です。それは教祖や僧侶、牧師ではなく、善意で選ばれた代表者だけです。
神の意図はむつかしいものではありません。それをむつかしくし、こねくり回してきたのが今の宗教です。なぜならいかに神が偉いか、そして我々人間よりもはるかに偉大であるかを知らしめるために難解でわかりずらいものに仕立て上げたのです。聖書やコーラン、経典のほとんどは過去の人が勝手に作り上げたものです。そこにはもっともらしいことが、さもありなんと書かれています。神は決して難しいことを言うことはありません。なぜなら神の意図はただ一つ、愛しかないからです。愛とは人を思いやり、人のために動くことだけなのです。ただそれだけのことをいかにももっともらしく、そして威厳があるように作り上げたのが今の宗教の元になっているのです。聖書に書かれていうことの多くは、予言的なことも含めてはるか昔の人が考え出したことをまとめたものです。予言的なことは多少なりとも当たることもありますが、とても抽象的に書いてあるのでどのようにでも解釈できます。またコーランも同じです。経典は釈迦の言葉をまとめたものだと言われていますが、それもほとんどが後世の人の独善的な思いを書き記したものにすぎません。すべては作り物にすぎないのです。

 

神の意図をちゃんと汲んでいるのは原始的な宗教と、日本の古神道ぐらいでしょう。今の神道は形だけを継承している傀儡の宗教です。そしてもう一つ神の意図をちゃんと継承しているのがネイティブアメリカンです。すべての物に神が宿り、すべての物が神であるという考え方こそ神の意図を引き継いでいるのです。しかし、それをちゃんと継承している人はほとんどいなくなってしまいました。これからの時代は今一度ネイティブアメリカンのような考え方が必要になってきます。すべては神がお創りになった物、石や草木、人工的に作られた物、すべての生き物に空気さえも。すべては神であり神の分身であることを認識していく時代でもあるのです。そのためには、すべてに感謝することが第一歩となるでしょう。

 

多くの人は神は自分とはかけ離れた存在であると思っています。逆に言えばそのように思うようにさせてきたのです。一部の支配層が。神は私たちを生んでくれた父であり母でもあります。決して手の届かない存在ではないのです。ただ、それなりの敬意を表すことは必要です。私たちにすべての物を授けて下さっているのですから。神にそしてすべての物に日々感謝していくことが神の意図であり、本当の意味での宗教となるのです。一日も早くそのような社会になっていくことを願っているのが神の意図でもあります。この通信は御祖元主大神様からの思いを私の過去である、ムーの時代の最高神官であった存在が翻訳して私に伝えてきてくれています。本来はもっと厳しく難解な内容ですが、少しでも多くの人にわかっていただけるように、ある程度許される範囲で注釈しています。

 

神がこれら行おうとしているのは、最初にお創りになった人類の原点に立ち返ることです。しかし、原始的な時代に戻るわけではありません。1万年前と比べて科学技術はとてつもなく飛躍しました。この科学技術をさらに発展させ人類が本当に幸せになるための科学を築き、そして神と身近に生きることができる社会を創ることなのです。そこには一部の権力者も支配者もいません。個々の人たちがそれぞれの個性を活かし、そして尊重していく関係が存在しているのです。神はそのことを望んでいるのです。すべてはバランス、どちらかに偏りすぎてはいけないのです。自由と共存と、そして思いやりに満ちた社会を築き上げるのがこれからの課題であり、使命でもあるのです。神の目指そうとする社会が一日も早くできるように、そして本当の神の子であることを自覚するために日々感謝を実践して下さい。感謝とは「ありがとう」を心を込めて口に出すことです。そしてたとえどんな状況であっても、「ありがとう」が言えるようにしていくのです。

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