この通信は、神の子であることを自覚することができる人に伝えています。日本は古来より八百万の神々がいるとされてきました。このような文化は他の国ではありません。なぜ日本だけなのか、それは日本の国の成り立ちがとても複雑だからなのです。縄文人から弥生人、そして幾度も大陸や朝鮮半島から多くの人が移って来たことに起因しています。
ムーの時代はプレアデス、いわゆるスバルの星からやってきた高次元の存在を神として崇めていました。その神々を天津神といい、古事記に出てくる七柱の神々なのです。そしてその神々は縄文人にも受け継がれていきました。弥生人が大陸から入ってきて伝えたのは稲作だけでなく、彼らが信仰していた神々もいっしょに入ってきたのです。それを国津神といい、おもに出雲由来の神々です。そしてさらに時代は進み、神武天皇の頃になるとまた新たな神々が加わりました。神武天皇は朝鮮半島からやってきたのです。元は日本の天皇【スメラミコト】の血筋を引くのですが、何千年も歳月がたつにつれてアトランティス系の影響を受けるようになり、好戦的で支配欲と権力欲が強くなり、日本を侵略するためにやってきたのです。その時に入ってきた神々が現津神なのです。アマテラスその他の神々なのです。古事記はそれらの神々のつながりを現津神中心に書いてあるので、おかしな内容になっているのです。
古事記は、朝鮮半島からやってきた天皇【テンノウ】の正当性を示すために、古来からの神々である天津神や国津神を無理やりつなぎ合わせて作られているのです。したがって、年代や血縁関係がめちゃくちゃになっているのです。いくら古事記を読んでも、つじつまが合わないのです。そして、それぞれの神々のお役目や呼び名もまちがっていることが多いのです。おそらく本当の神々の名前やお役目が明らかになっていくでしょう。それはすでに始まっているのです。神からの命を受けた人たちが、日本の神々の正式な名前とそのお役目をしっかり伝えていくことをしているのです。特に天津神については、多くの人はその存在さえ知りません。この地球を創ることにご尽力された神々です。その神々はひらがなの48音で表されているのです。太古の神々は現在の神社に祀られている神のような名はなく、カタカナの一文字、一文字でその名をお役目が表されていたのです。逆に言えば、我々が日常使っている言葉、特にカタカナには神が宿っているのです。日本には言霊(ことだま)という文化があります。良い言葉も悪い言葉もそれぞれに力を持っていて、口から発せられると回りまわって自分に返ってくると。それが神の力なのです。つまり、因果応報の法則と同じなのです。
神は決して人に指図はしません。ただ、神の振りした邪気は人に恐怖心を植え付けて、戒律や掟を破った時は罰を受けると脅します。そうすることで人を支配し、従わせようとするのです。新興宗教の多くはこの類です。もちろん神にもいろいろあって、人と同じような性格を持った神もいます。時にはやんちゃなことをする神もいますが、基本的には人に指図することはありません。ましてや大元の神はすべてにおいて、人のすることを容認しています。しかし、それもそろそろ終わりとなります。地球が次元上昇するためには、人間の魂が浄化されなければなりません。そのためには容赦ない神判を下すことになるでしょう。
神様はいったいどのくらい存在するのか、考えたみたことがありますか。八百万の神々とも言われるように800万ぐらい存在するのか、いろいろな考えがあります。逆になぜ日本には多くの神がいるのでしょうか。地球が誕生したのは偶然にできたのではなく、宇宙をお創りになられた神の命によって数多くの神が力を合わせてお創りになったのです。長い年月をかけて。それらの神はまた別の所で地球と同じような惑星を創るために去っていったのです。次に植物や動物をお創りになる神がやってきて、生物が循環していくようにお創りになられたのです。やはりそれができあがるとまた別の惑星に移っていったのです。そして最後に人間をお創りになる神がやって人類が誕生したのです。さらに人類をより成長させるために、他の星から高次元の存在がやってきました。それらの存在も神として崇められました。
人類が誕生してある程度の文化を持つようになってから、およそ数十万年がたちました。その間に幾度も転生をくり返して高次元の存在となり、神と崇められるようになった神も数多くいます。たとえば各地域の氏神様や道祖伸、さらには各種の鎮守の神がいます。神様にもいろいろあって、またいろいろな段階があります。それは無限であり、その中の一部の神々が私たちに関わりを持ってくれているのです。ただ、それらの大元になる神が存在していて、その神が他の神や人類をお創りになったのです。比較的人間に近い神から、非常に波長の高い神まで合わせると無限となるのです。私たちの肉体と魂はこれらの神によって創られたのです。そして、魂が成長して行けるようにサポートする守護霊や指導霊も。さまざまな存在があって成り立っているのです。大元の神は名もなければその存在を見ることもできません。唯一、光として時々現れるだけなのです。
今一度整理してみると、日本に多くの神々が存在するのは地球の、そして人類の始まりは日本にあったからです。はるか数百万年前に人類が誕生し、少しずつ進化し、人として人間として、さらには神の子としての存在になってから数十万年がたちます。つまり、人類の祖先が人となったのは、その肉体に神の子の魂が宿ったからです。その魂はさまざまな星から転生してきたのです。そして特にムーの民、さらにはその前のいくつかの選ばれた民を導くために、多くの神を遣わしたのです。日本人はムーの民の末裔なので、それらの神を引き継いでいるのです。つまりは、さまざまな星から転生して来た魂が交わることで、ことの善悪がわかってくるのです。水の中に潜ることで初めて空気の存在を知るように。日本人は多くの星から転生して来た魂に、神の本当の愛を知らしめるために存在しているのです。そのために多くの神がそのことを実践できるように、いつも見守りご加護して下さっているのです。
神は我々には見えない存在です。なぜなら波長がとても高いため、我々の見える領域ではないのです。扇風機の羽根と同じで、高速で回っていると見えないのと同じです。しかし、時々その波長をわざわざ落として下さって、我々に見えるようにして下さることがあります。それは何かしらの啓示を伝える時や、人々がまちがった方向に行かないように警告するために。しかし、その多くは信じる者が少なく、見逃されてきました。それは人々が真に神を信じていないからです。すでにこの数十年の間に何度も神は人々に警告を発しています。時には自然災害で、時にはコロナのような大流行する感染症で、さらにはこれから始まるであろう大地震や火山の噴火で。人の形となって現れるのではありません。それは人が勝手に作り出したものです。あらゆる形となって神は人類に警鐘を鳴らしていくでしょう。我欲を捨て去り、「和」の心を持って神を信じるようにと。それを先頭になって実践していくのが日本人の役目でもあります。