2022年をめどにこれから世の中がどのように変わっていくかを、さまざまな角度からお伝えしています。
一薬剤師がまるで予言者のように近未来を伝えるのは、おかしいと思われるでしょう。
しかし、この数年の世界情勢を見て下さい。
異常気象は拡大し、国同士の紛争は深まるばかりです。
日本でも殺傷事件が多発しています。今は変革の時なのです。
変革とは、人の意識が変わろうとしているのです。
意識とは目に見える物だけを信じるか、見えない物を信じるかのちがいです。
見えない物とは神や霊の存在です。
多くの人が何かしらの宗教を信仰していますが、本当に心から神仏の存在を信じているのでしょうか。
おそらく形式的なもので、心から信じている人は少ないでしょう。
ただ、特殊な宗教は信じているでしょうが。それは盲信と言えるでしょう。
今、さまざまなことで苦しい状況に立たされている人たちは、心から神仏を信じようとしています。
それだけ何かにすがりたい状態なのです。
平穏な時には考えもしなかったことです。
苦しい時の神頼みではありませんが、本当に苦しいと人は神仏にすがりたくなるのです。
神仏をどれだけ信じることができるかが今、試されているのです。
苦しい時だけでなく、日々神仏を身近な存在としてどれだけ意識できるかが問われているのです。
もちろんそれは人それぞれであり、押し付けるものではありません。
しかし、神仏を心から信じない人は容赦ない仕打ちを受けるでしょう。
それは病気や事故、そして自然災害などで。神を信じる者だけが残されていくのです。
まさしく神の選別です。決して特定の宗教ではありません。
すべての宗教の元となる存在です。名前はありません。ただ神とだけと言えるでしょう。
一人一人がその神をいつも意識し、感謝していくことができるかどうかなのです。
特別なことをするわけではありません。
神の選別はすでに始まっています。日本では最近、車による事故やトラブルが多発しています。
また無差別的な殺傷事件も。これらは人の本性が表に引き出されているのです。
我欲が強い人ほどその本性が現れて、自滅していくのです。
この傾向はますます強くなっていくでしょう。さらに自然災害によっても。
逆に、我欲の少ない人は、九死に一生を得るでしょう。
そのことで神への思いが高まるでしょう。
また災害で住む家や大切な田畑を失った人は、人からの助けに心から感謝するでしょう。
中にはどうしてこんな災害にあわなければならないのかと嘆く人もいるでしょう。
そのような人たちはさらなる災害に出合うことになります。
なぜなら、感謝することの大切さを知らしめるためだからです。
このようなことを書くと、災害にあわれた方たちは怒るでしょうが、日本全国どこで起こってもおかしくないのです。
これから激化する自然災害をどのように受けとめるかを、今からしっかり考えておいて下さい。
運が悪かったと思うか、大切なことを気づかせてもらうための試練と受けとめるか、それは人それぞれです。
しかし、受け取り方次第でその後の経過はおそらく違ってくるでしょう。
3年前の九州の地震と豪雨、さらに昨年の西日本の豪雨、そして今、長野、関東、東北での台風と豪雨がそれを物語っています。
2022年頃になると、人の意識も変わってきます。
自分のことばかり考えていては生きていけないからです。
人と助け合わないとやっていけないからです。
たとえば高齢者はかなり増えますが、介護保険はパンク状態であり、各施設も受け入れられる余地はありません。
買い物やゴミ出し、さらにはオムツの交換に入浴など、人の手を借りないとできない状態にある人が急増するのです。
そのままでは死ぬしかありません。したがって何らかの形で、周りの人たちが助けていくのです。
さらに体に障害のある人や幼い子供をかかえていて、育児に疲れ切った母親も助ける必要があります。
保険サービスや公共サービスは低下しているので、自分たちでやっていくしかないのです。
さらに公共事業もかなり削減されるでしょう。
ちょっとした道直しや公園の整備、川の整備などもその地域の人たちでやっていくしかないのです。
一番大変なのが食料の供給です。
すべての食品が品薄となり、値段が高騰するので、ひもじい思いをする人が増えてきます。
特に都会では。放置されている耕作地を使っての作物づくりが行われるようになるでしょう。
ガソリンも高騰するので、昔ながらの機械に頼らない人手による農業です。
したがってある程度の人たちが助け合っていかないとできないのです。
特に米や麦、大豆やトウモロコシなどの主要な穀物は多くの人手を必要とします。
どのように助け合い、そしてどのように分けていくかが大きな課題となるでしょう。
おそらく時間をかけて話し合いながらやっていくことになるでしょう。
そしてもう一つ、この頃になると大きく変わり始めることがあります。教育です。
今のような知識ばかりを詰め込む教育から、実体験を重視する教育に変わり始めるでしょう。
小学生は農業や林業、そして漁業を体験し、そこからいろいろなことを学ぶようになるでしょう。
中学や高校になると介護など人とかかわることが入ってきます。もちろん農業などもしながら。
人を助けることも学ぶようになっていくのでしょう。
そのため部活やクラブは趣味程度なものとなります。
スポーツを重視している今の教育も変わっていくでしょう。
そのような実体験を通して、本当に自分に合った仕事を見つけ出すことができるようになるでしょう。
したがって受験戦争はなくなり、多くの大学は不要となるでしょう。
本当に勉強して社会に何かしらの貢献ができる人だけが大学に進み、あとは高校を卒業したら社会人として働くことになるでしょう。
教育の在り方が大きく変わり始めるのが、2022年頃となります。
少子高齢化によって、世話を必要とする高齢者は急増することはわかりきっています。
いくら外国から人を連れてきても間に合いません。
子供たちが小さい時から人と触れ合うことで多くのことを学び、人に対する思いやりの心を育んでいけば十分にやっていけるでしょう。
これからの時代を担う子供たちをどのように育てていくかが、大きな課題となります。
自然と共に生活していくことの大切さと、人と助け合っていくことの大切さ、そして神仏を敬う心の大切さをいかに育てるかとなるでしょう。
そのためには、教育者が変わらなければなりません。
今の文部省による画一的は教育をいかに排除するかが、第一歩となるでしょう。
そしてやはり地域の特性を活かした実体験型学習を構築し、地域全体で子供たちを育てていくという意識を高めることです。
教師だけに頼るのではなく、地域の財産として育てていくのです。
そのための道筋が2022年頃から見えてくるでしょう。