1年後、それは2022年のことです。あと2年ほどのことです。
この通信を書いているのは2019年の10月25日、そしてこの通信が順次送られるのが2021年の7月だからです。
現在と未来が交差する通信です。だから「みらい通信」なのです。
この通信を一人でも多くの人に、そして少しでも早く伝えるために懸命に書いています。目覚めてもらうために。
目覚めるとは何が本当なのかを知り、自分に課せられた役目を自覚して実践することなのです。
多くの人が何のために生まれて来たかを知りません。
当然のことですが、しかし人はそれぞれに生まれて来る前に、目的をちゃんと決めているのです。
でも生まれる時にすべてを忘れます。
なぜなら、生まれる前に決めたことが本当に正しいかを確認するためです。
生まれてきてからいろいろなことを体験し、悩み、苦しんで初めてこの世に生まれてきた目的を再確認するのです。
しかし、多くの人はそのことを深く考えようとはしないので、目的を知らないまま人生を終わってしまうのです。
せっかくの人生をムダにしているのです。
目的を持って生きるのと、そうでないのとでは雲泥の差があるのです。
ではどうしたらその目的を知ることができるのか、それはとことん考え悩むことなのです。
本当にやりたいことは何なのかを。しかし、もう時間はありません。
したがってこの通信を読むことで、これからの社会を作るために何ができるのかを考えて下さい。
これからの社会については、20年後シリーズに書いてあります。
20年後を見据えて、自分に何ができるのかを考えるのです。
農業、教育、エネルギー、地域経済、そして物作りなど。
さらには福祉や介護、医療と自分が興味のあることを選び、そしてやってみたいと思うことを探すのです。
今とは違った方法を取り入れることを念頭に置いて。
そうすれば自分のこの世に生まれて来た目的が、少しずつ見えて来るでしょう。
20年後にはこうなりたいと思うことが必要です。
そのために今から何をすべきかが見えるようになるでしょう。
20年後は生きていないと思う人は、今、自分に何ができるのかを考えるようにして下さい。
それも人のために。たとえ小さなことであっても、人に喜んでもらえることを考えて下さい。
ちょっとした挨拶や言葉がけ、道の掃除やゴミ拾い、そして周りの人への感謝。
できる所から少しずつやってみて下さい。
きっと生きる張り合いが出て来るでしょう。
生きる張り合いこそが今世に生まれて来た目的なのです。
何か大きなことをするだけが目的ではありません。
ささいなことでも、だれかに喜んでもらうことでも十分なのです。まずはやってみて下さい。
これからの時代を生きていくためには、人との助け合いがなければやっていけません。
助け合うためには、常日頃から人に喜んでもらうことを実践していないといざという時にできないものです。
すべての人がこの世に生まれて来たのは、何かしらの形で人に喜んでもらうことをするためです。
そのことを自覚していれば、きっと助け合うことができるでしょう。
助け合うとは自分のことを犠牲にするのではなく、分かち合うことです。
これからの数年間は、とても苦しい状態になります。食料だけでなく、すべての物が値上がりするからです。
そして税金も。おそらく消費税はじわりじわりと高くなっていくでしょう。
2022年頃には20%ぐらいになっているかもしれません。
また、すべての公共料金や交通料金、さらには各種の税金も上がっていくでしょう。
そのため滞納者が多くなり、社会問題となっていくでしょう。
そして健康保険料や介護保険料、さらに厚生年金も上がり、逆に医療費の自己負担は大きくなるでしょう。
2022年頃には、5割負担になっているかもしれません。
そのため医療機関を受診する人は大幅に減り、多くの病院が財政困難におちいるでしょう。
特に歯科は廃業する所が多くなるでしょう。
そして、介護分野でも自己負担が大きくなり、利用する人が減りますがサービスを必要としているので、とても苦しい状態となるでしょう。
おそらく2022年頃には、多くの国が国としての機能を十分に果たせなくなるでしょう。
特にヨーロッパはEUとしてのまとまりはなくなり、さらに一国としての存在も厳しくなります。
ギャリシャやイタリア、スペイン、ポルトガル、そしてイギリスなどは財政難によって社会保障は壊滅的になり、
暴動やテロが多く発生するようになるでしょう。
アメリカは州によって異なり、東部は寒波によって人が生活していくには厳しくなり、西部は高温と乾燥で同じく人が住むことがとても厳しくなるでしょう。
南部はハリケーンが頻発し、北部も寒波に見舞われるでしょう。
多くの人が生活に困窮し、やはり暴動や略奪、そしてテロが多発するでしょう。
時には軍が出動するかもしれません。中国はおよそ4つの地域に分裂するでしょう。
北京、上海、西安、そしてチベット自治区を中心とした少数民族に。
しかし、それぞれの地域が安定するのは、20~30年かかるでしょう。その間、内戦が頻繁に起こるため、多くの人民が亡くなるでしょう。
他の国々も同じように分裂や内乱が起こるでしょう。
ロシアや中東、そしてアフリカで。そのため多くの人が殺されたり、死んだりするでしょう。
唯一日本だけが苦しい状況下でも、平和を維持して行くでしょう。
台湾や南米諸国、そして東南アジアの国々も。
ヨーロッパやアメリカ、そして中国は国としての在り方がなくなっていくでしょう。
これも時代の流れでもあるのです。過去数千年前より、800年ごとに東西の文明が栄え衰退してきました。
ローマ、唐、イギリス(アメリカも含む)、今度は東の番ですが、同じ国はありません。
したがってこれから栄えるのは日本になるのです。
ただ今までと違うのは、物質面ではなく精神面での繁栄です。そのための大きな変革の時代に入ったのです。
日本が精神面でこれから世界をリードしていくためには、まず日本人がそのアイデンティティーを覚醒させることが必要です。
そのアイデンティティーとは、和することです。人と助け合い、思いやることです。
そのためにこれから苦しい時代を受けていくのです。
令和とは、まさしく和することをしなさいと命令されているのです。
誰からの命令なのか、それは天皇からであり、神からでもあるのです。
天皇は国民を代表して神に仕えているのです。
したがって、神からの言葉を我々国民に知らしめる役目があるのです。
先の即位の礼で、天皇が即位宣言をされました。
そのお言葉の一番最後に「国民の叡智とたゆみない努力によって、わが国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。」と述べられました。
和することを具体的に述べられたのです。
国民一人一人のたゆみない努力によってこれからの日本を、そして世界を発展させるようにと述べられたのです。
そのことをしっかりと自覚していくことが、日本人としての役目であるわけです。