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医食の真実シリーズ

医食の真実シリーズ 食の功罪

19年10月21日

人は何かを食べていかないと生きていけません。

しかし、食べすぎると糖尿病や高血圧となり、寿命を縮めることになります。

この数十年は食べすぎによる弊害が問題となってきました。

しかし、その前までは飢餓との戦いでした。長い間、飢餓状態が続いていたので、人の体は飽食には慣れていないのです。

おそらく飽食に体が慣れるには、後数百年はかかるでしょう。

 

しかし、いつまでも飽食が続くわけではありません。

異常気象の恒常化や砂漠化による農地の減少、さらには遺伝子組み換えにより本来の作物の力が失われて、人に害を及ぼすようになるでしょう。

そのため近い将来、また飢餓の時代がやってこようとしています。

でも、人の体はそれに対応できるようにできているので心配ありません。

ただ、それにどれだけ適応できるかです。

美味しいものがいつも食べられる状態にある今、いきなり質素な食事にすることはとても辛いものです。

であれば、今から少しずつ粗食にしていくとよいでしょう。

 

1日3食、食べる習慣も少しずつ変えていきましょう。

江戸時代までは、一般庶民は1日2食でした。

日の出とともに働いて、11時頃に朝食と昼食を兼用し、しばらく休んでから日が暮れるまで働いて、夕食を摂りました。

御馳走は、お祭りの時やお正月だけでした。それでも今の人よりも元気に働くことができていたのです。

決してできないわけではないのです。

 

1日2食、質素な食事を心がければ、糖尿病や高血圧などの生活習慣病も改善されていくでしょう。

そして、健康で長生きできるようになります。

肉はほどほどに、旬の野菜とご飯と味噌汁、そして小魚と漬物で十分に養うことができます。

少しずつ実践されていくとよいでしょう。

 

徳川家康は一汁一菜を長年続けてきたおかげで、70歳まで健康でいることができました。

ただ、隠居してからは飽食したため、急死することになりました。

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