漢方コラム

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医食の真実シリーズ

医食の真実シリーズ 薬の特性

19年10月21日

薬の多くは化学的に合成された物です。

その多くは、石油が原料になっています。

石油は安価で、さまざまな物に加工しやすいのでよく使われます。

しかし、石油からから作られた薬は自然界にない物が多いため、体の中で分解することがむつかしく、少しずつ蓄積していくのです。

そのためいろいろな臓器に障害をもたらすのです。

 

特にダメージを受けやすいのが、肝臓と腎臓です。

多くの薬は肝臓で分解されるのです。

そして、その分解した物を尿として排泄するため、腎臓にもかなりのダメージを与えるのです。

特に抗ガン剤や各種のホルモン剤、そして抗生剤などが。

どの薬もそれなりに必要ですが、長期に服用すると必ず肝臓や腎臓にダメージを与えます。

 

薬が化学的に作られるようになったのは、まだ150年ばかりです。

それまでは自然にある植物や鉱物を使っていました。

また、今のように長期間同じ薬を飲むことはありませんでした。

したがって肝臓や腎臓に負担を与えることはほとんどありませんでした。

近年、腎臓の機能が低下して人工透析をする人が急速に増えてきました。

糖尿病が原因となっている人が一番多いのですが、実は普段からいろいろな薬を飲んでいることで、少しずつ腎臓が弱ってきているのです。

そのことを医者も一般の人もほとんど認識していないのです。

なぜなら、腎臓はかなり悪化しないと血液検査などに出てこないからです。

 

薬は必要ですが、長期に飲むものではないということを認識し、少しでも減らせるように努力しなければなりません。

副作用がない薬はありません。

ただし、漢方薬は違います。

その人の体質や症状に合っていれば、副作用はありません。

ただ、それを見極める医師や薬剤師が少ないことも事実です。

漢方薬でも、合っていない薬を長期に飲めば弊害が出てきます。

副作用ではなく、誤治と言います。

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