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みらい通信

2021年5月のみらい通信 3年後5

19年10月17日

3年後の世の中がどうなっているのか、だれも予測することはできません。

しかし、まちがいなく異常気象や自然災害は拡大していくでしょう。

であれば経済も政治も、そして人の暮らしも今のままではまちがいなくやっていけないでしょう。

そして、今とはまったく違う社会システムを作らないといけなくなるでしょう。

その一つのモデルが日本から始まるのです。

 

日本にはたぐいまれなる力があるのです。

その力は人と和することです。

助け合い、思いやることで力を合わせて難局を乗り越えていくのです。

それは昔から行われて来たことなのです。

近年では阪神淡路大震災や東日本大震災で、多くのボランティアの人たちが被災地にかけつけていろいろな活動をしました。

この時「絆」という言葉が叫ばれました。

人と人とのつながりを大切にすることが、とても実感することができました。

そして先の大戦では、物資が不足する中、少ない食べ物をみんなで分かち合って食べました。

また、空襲から身を守るために協力して防空壕を掘りました。

さらに江戸時代では、村ごとに組制度を作って畑仕事や稲作りに協力しました。

このような風土が日本にはあるのです。

 

日本以外にも和することを大切にする国はあります。

しかし、日本ほどその和する力が強い国はありません。

また、これだけの多くの人が和することができる国もありません。

そのことを多くの日本人は知らないのです。

東日本大震災で多くの人がスーパーや給水車に整然と並ぶ光景は、世界の人が驚いたほどです。

このようにちゃんと並んで待つことができるのは日本人にしかできないのです。

一般的には抜け駆けしたり、略奪や盗むことが当たり前だと思っている国が多いのです。

もちろん外国人がすべてそうだというわけではなく、一部の人がするのですが、日本ではそれがほとんどないということに驚いているのです。

このことが日本の和する力を現わしているのです。

 

3年後は、日本は世界的にも注目されることになるでしょう。

なぜなら、人々が助け合い、少ない食料や資源を分け合うことで新しい社会を作ることに懸命になっている姿が注目されるのです。

それは戦後の高度成長期と似ている所があります。

しかし違う所は家族を大切にし、大人も子供もいっしょになって働くことです。

農業を中心に家族や仲間が協力していくのです。

したがって高度成長期のようなかぎっ子はできません。

また受験戦争もありません。

ある意味で昔の農村的な状態になっていくでしょう。

そして、だれもがそれぞれの生きがいを持って、毎日を明るく生きていくことになるでしょう。

 

今の生活とはかけ離れたことになりますが、逆に言えば今の生活がおかしいのです。

自然を破壊し、家族やご近所の絆を無視し、自分のことだけを考えて生きている人がどれだけ多いことか。

お金と物が中心の生活で、本当に大切な物を見失っていることすらわからないことが問題なのです。

このような考えがいつまでも続くわけがありません。

すでに台風や洪水によって住む家をなくし、家族や知人を亡くした人たちが増えつつあります。

なくしてみて初めて気づくのです。

 

先に伝えた20年後シリーズの原点は、3年後にあるのです。

この時をどのように乗り越えていくかで、20年後の在り方が変わっていきます。

今のような私利私欲を第一に考えている人が多ければ、私が伝えた20年後はないでしょう。

あるのは荒廃した国土に飢えて苦しむ人たちがあふれかえっている状態です。

なぜなら、世界的な食料やエネルギー資源は不足し、国同士の争いが絶え間なく続くからです。

したがって食料は自ら作り、限られた資源を有効に活用しなければ生きていけないのです。

そのためには、一人一人が己の我欲を最低限にしなければならないのです。

それができるかどうかが分かれ道となるでしょう。

 

苦しい時こそ、その人の本性が現れるものです。

普段からどのような考えを持っているかで、いざという時の行いが違ってきます。

いくら表面はつくろっていても、内心は自分のことばかり考えているといざという時は本性が現れてくるものです。

いかに普段から人を思いやる心を育てていくかが重要なのです。

そのことを一人でも多くの人が自覚できるかが、これからの課題となります。

この課題をすすめるためには、この通信を読んだ人がより多くの人にこの通信を読んでもらうようにすることなのです。

一人でもこの通信を読んでもらえれば、きっと変わっていくことになるでしょう。

 

この通信は決して預言書ではありません。

あくまでこうするといいであろうという、導きです。

この通信を読んでどうするかは、一人一人の判断に任せられるわけです。

あくまでそれぞれの意志にゆだねられるのです。

どうするかをしっかりと考えてもらうための通信でもあるのです。

しかし、時間はあまりありません。

この通信がそれぞれの年月日に発送されて読んでいただく頃には、すでに遅いかもしれません。

そのために現時点、2019年10月12日からおよそ2年先までをあらかじめ書いて伝えているのです。

この通信が一人でも多く、そして少しでも早く読んでもらうことで、多くの人が目覚めていただけたらと思い書いています。

この通信を世に出すことが私の役目でもあるのですから。

 

おそらくこの通信が多くの人に読んでいたただけるようになるのは、来年(2020年)になってからでしょう。

今はそのための準備期間です。

どのような形で広まっていくのかはわかりませんが、おそらくいろいろな人の力によって広まるでしょう。

この通信はひとまず、これで一区切りとさせていただきます。

20年後、5年後、そして3年後と順にお伝えしてきましたが、最後は1年後シリーズをお伝えすることになります。

1年後とは2022年のことです。このシリーズは10回にわたる長編となります。

かなり厳しい内容となるでしょう。

書くこともためらうこともありますが、何とかみなさんにお伝えしていこうと考えています。

1年後シリーズはおそらく2019年の11月より書き始めます。

そしてみなさんにお伝えできるのは、年がけてからになるでしょう。

それまではしっかりと20年後、5年後、3年後を読んでいただけたらありがたいと思っています。

 

「みらい通信」は、取りようによってはとても怪しい内容になるでしょう。

宗教的な所もあり、預言的な所もあります。

しかし、現実をよく見てください。

先の台風19号による被害は甚大なものでした。

多くの人が亡くなり、そして多くの人が家や田畑をなくしました。

このようなことがこれから増えていけばどうなっていくのか、誰でもわかることです。

これだけの被害が続けば、国や自治体では対応できないのです。

自分のことは自分たちで守っていくしかないということをしっかりと自覚すべきでしょう。

そして、助け合うことが一番の基本であることも。

みなさんが一人でも気づいてくれることを祈っています。

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