当時、まだ中国には漢字はなく、交流もありませんでした。であれば、日本にははるか昔から日本固有の文字があったわけです。では、なぜそのことが認められていないのか。
一つには、戦後アメリカによって日本の歴史が大きくゆがめられたことにあります。日本人の精神性を骨抜きにするために歴史をゆがめ、教育の仕方を大幅に変えたのです。特に日本の歴史と神道に対する考え方を。そうしないと、またとんでもない国になってしまうことを恐れたのです。
日本の文字は言霊と言われるように、ある種のパワーを持っていると言われています。そのパワーとは、神のエネルギーなのです。文字自体に神が宿ると言う考えが、昔からあります。そんな考えをアメリカはとても恐れたのです。そのために、中国から伝わったと教育で教えるようにさせたのです。しかし、そろそろその真実を知る時が来たようです。
日本固有の文字は、はるか数万年前よりあるのです。ただ正確に残っているものがないので、証明することはできませんが、唯一それを表しているものがあります。日々使われている、ひらがなです。
あいうえおの50音は本来、いろはにほへとちりぬるをと言われてきました。実は古代神道では、このいろはが祝詞として使われていたのです。それは今でも、つまり言霊とは、言葉に神が宿っているという意味であり、それを口に出すことで神とつながるのです。
このことについては次回号でくわしく伝えます。
ひらがなは、日本固有の文字です。漢字が作られた時代よりもはるか昔から、日本にはあったことをしっかりと認識してください。