人の体はいくつもの見えないエネルギー体でおおわれています。
なぜそのようなになっているのか、一言で言えば、人の体も魂もエネルギー体でできているからです。
人の体を造っている細胞もすべて分子、原子からできています。
原子はさらに原子核と電子で、原子核はさらに陽子と中性子、そしてこれらもさらに小さな素粒子でできています。
素粒子も元をただせばエネルギー体なのです。
つまり、すべてはエネルギー体でできているのです。
したがって、いろいろなエネルギー体を調和させるには、やはりエネルギー体が必要なのです。
体を調え動かすエネルギー体がエーテル体、感情を調え動かすのがアストラル体、人の意志を調え動かすのがメンタル体、そして魂を調え動かすのがコーザル体です。
魂とは人の本質です。目には見えない魂が実体験するために肉体があるのです。
魂はエネルギー体なので、さわることも痛みを感じることもできません。空気のような存在です。
あるのは今だけ、今だけを感じることができるのです。
むつかしいことですが、生まれたての赤ん坊のようなものです。
その魂にコーザル体がつくことで、自己が芽生えてきます。
何度も生まれ変わることで、魂にいろいろな記憶が蓄積されていきます。
コーザル体にはすべての記憶が残っていくのです。
そしてある程度の体験をすると、魂はすべてのエネルギー体を脱ぎ去って、元に帰るのです。元とは神の元へ。
さまざまな宗教がこのことを伝えていますが、残念ながら正確に伝えている宗教はありません。
なぜなら宗教とは人が造ったものだからです。