心臓は多くのエネルギーを生み出します。
そのエネルギーは心と体とそして魂を動かすエネルギーにもなります。
心臓が造り出すエネルギーを神(シン)と呼ぶのはそのためです。
漢方では心臓が造り出すエネルギーを神(シン)と呼んでいますが、西洋ではコーザル体と呼んでいます。
ほとんど同じものですが、コーザル体はさらに多くの記憶を保管していると考えています。
魂が何度も生まれてきて、体験したことをすべて記憶しているのです。
それは今の時代で言うならば、マザーコンピューターのようなもので、メンタル体はその生きている時だけの記憶を保管しています。
言うなれば個人が持っているパソコンのようなものです。
アストラル体は個々のソフトであり、エーテル体はパソコンを動かす電源と言えるでしょう、
神(シン)をいつも十分に造り出すためには心臓の働きをいつも安定的に動かすことが大切です。
それをさせるのが牛黄(ゴオウ:牛の胆石)です。毎日飲むことですべてのエネルギーが円滑にめぐるのです。
牛黄の薬効については、5世紀以前に中国で書かれた“漢方のルーツ”ともいえる薬物書『神農本草経:シンノウホンゾウキョウ』に、「驚癇感熱:キョウカンカンネツ、熱盛狂痙:ネツセイキョウセイ」という記述があります。
現代の言葉に直すと、驚いて卒倒した者や高熱で痙攣(ケイレン)を起こした者、精神異常をきたした者に効くという意味です。
また、時代は下がって漢の時代の漢方書『名医別録』には、「子どものあらゆる病気、口も開けないほどの高熱、大人の精神錯乱など幅広い症状」に用いることができるとされ、しかも長期に渡って服用すると「寿命を延ばし、物忘れしなくなる」働きもあると示されています。
牛黄はまさに赤ちゃんからお年寄りまで年齢を問わず効果をあらわす貴重なお薬と言えます。